広島県福山市
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前田聡子です。
センター試験が始ますね。
実は私、数学大嫌いなのに「数学IA」と「数学IIB」でセンター試験を受けました。
私はたぶん最初に算数にであった時から嫌いでした。小学校よりずっと前の、時計とか数遊びの時点で母はうっすら気づいたのでしょう。
このままじゃ大変。早めに苦手克服！と公文に連れて行かれました。
これが本当に苦悶で、、(ﾟoﾟ;;
毎日宿題プリントがあり全部100点じゃないと叱られるので、こっそり公園のゴミ箱に捨てたり引き出しに隠したりしていました。(まるでのび太)
母は算数だけのつもりでしたが、国語とセットにするとお得ということで、知らない漢字を覚えたり物語を読むのがとても楽しくて国語は好きでした
そんな中、新たな試練が
１０歳の時、突然中学受験を言い渡され進学塾に通うことになったのです。
ある日夕食の時に「わたし算数きらい。解けても解けなくても楽しくない」と言いました。
そうしたら、両親は慌ててその週のうちに算数の家庭教師を連れてきて、家庭教師の来ない日には、母手作りの苦手克服プリントが毎日登場しました
もう、どんだけー！です。嫌いって言ってるじゃんなのに算数のノルマが倍になってる...と子供心に思いました。
なのに算数のノルマが倍になってる...と子供心に思いました。こうして「苦手と言ったら酷い目にあう」
と細胞に刷り込まれました。絶対に苦手なんて言わない。出来ないことも苦手なことも、人に気づかれないように隠そう。と思って生きてきました。
中学・高校生になっても相変わらず数学を好きにはなれなかったけど、苦手ってばれたら大変と思い「すごく好きだけ得意ではない」ということにしました。
高校は選択授業で、数学を選ばない選択肢もあったのに、受験科目に選んだのは英・数・国
勉強時間の大半を、苦手な数学の克服のために充てました。
今から思うと数学すてて、社会を選べー！と言いたくなります。
だって、結局センター試験の結果は
数学IA 68点・数学IIB 68点と平均点で、
直前に先生からとりあえず受けてみたらと勧められた現代社会の方がよっぽど良い点だったから。
６８点を取るために費やしてきた時間は、
365×1.5(時間)×12(年)
6570(時間)394200分
日にちで計算すると273日
結局どれだけ時間をかけて取り組んでも、
数学は得意にも好きにもなりませんでした。
この時間と労力を、好きなことのために使えていたらどれだけ楽しかっただろう。
得意な科目がもっとできるようになっていたかもしれない。違う経験ができていたかもしれない。
この経験にはきっと意味があると信じています。苦手克服に時間と労力を費やしてきたからこそ、言えることがあります。
さっさと、捨てよう。できなくても別に困らないから。
きっとそれ以上に、できること・得意なことがあるから。
私は心に誓っています。
・子どもが絵が苦手だからって、絵画教室に連れて行かない。
・子どもが運動できないからって、体操教室に入れない。
・子どもが歌が苦手だからって、ピアノを習わせない。
・算数が苦手だからって、公文や塾に通わせない。
・試験前にオリジナルの苦手克服プリントを作らない。
苦手なことは「赤点でもいい」と大らかな気持ちで腹をくくりたいです。必ずその子が得意なことで返してくれるから。
クラスにも１人はいませんでしたか？
先生より教えるのが上手な友達。
私も試験前はいつもその子に教えてもらいました。「この公式を覚えて、この問題だけ解けるようにしとけば平均点は取れるよ！」と。
おかげでいつも彼女のクラスの数学の平均点は高く、今素晴らしい教師になっています。
私が嫌いな数学が大好きな友達がいました。大好きな人にはどう頑張っても勝てません。
それなら、私が苦手な事は好きな人に全部お任せすれば良い。そして私は私の「好き」な事を頑張れば良いと思います。
・学校なのにそうはいかない！
・受験があるのにどうするの！と思いますか？
私は子供に苦手科目があれば(ふつうありますよね)、どういうアドバイスをするか決めています。気になる方は聞いて下さい。
「着こなしアドバイザー」前田聡子
広島県福山市西深津町6
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