先週はパリに雪が積もるぐらい冷え込んだり
北海道の春のように温かくなったり
そんな中、ようやくハープが届き、更に気合いを入れて練習。
音を拾って奏でることは100%出来るのに
指使いが入るとかなり苦戦する。
楽譜も、ご丁寧に指番号が♪に振られている。
でも、ここでしっかりと基礎を叩き付けないと
後で挫折してしまう.....
先日、渡されたブルタニュー地方のケルト音楽の楽譜。
ハープで弾く曲にしては速度があり右手だけも
既に着いて行けない。
取り合えず、楽譜の上段をゆっくり
右手で何度も何度も弾いてみる
3日、4日、繰り返すとさすがに慣れて来て
普通にスピードを上げて取り合えず上段は弾けるようになった。
次は左手で下段の練習。
下段は4つの音を繰り返すだけだったので
なんとか直ぐに弾けるようになり
そして、よいよ両手で奏でる練習。
スピードは落ちてしまったり
上段の指が外れてしまったり、はちゃめちゃですが
練習有るのみで頑張っている毎日です。
私にハープがよっぽど似合わないのか
冗談に見えるのか、よく分らないのですが
夫にクスクス笑われるので、
鬼の居ぬ間に今日も演習です。
届いたハープ
始めてのハープの練習。
ノートルダム周辺の
古い歴史を感じるゴシック建築様式の建物に囲まれた
小さな本屋の地下へ降りる
石造りの壁のこじんまりとした
その部屋が教室。
緊張しながら
小さな階段をひとつ、ふたつ降りると
小柄でふくよかな女性が
ハープを奏でていた。
初めましての挨拶が終わると
ハープの歴史と
アイリッシュハープとケルティックハープの
違いを学ぶ。
両方のハープを奏でてくれた先生。
アイリッシュハープの音色は
アジアの楽器に近い音色をしていて
それに対してケルティックの方は音が深い
月を思わせるような神秘的な音色をしていた。
どっちを学びたい?
と聞かれて
私は迷いも無く
ケルティックの方を選びました。
始めて触れたハープが前に知っていたような
デジャヴに襲われ
音を耳で感じるだけで
奏でること出来たのです。
こんなこともあるんだと
不思議な感覚に酔いながらも
初日の練習は終了しました。