2011年11月12日 | チバブログ2

2011年11月12日

企画後も何かと忙しく、
ずいぶんと遅くなってしまいましたが、
ようやくあの日のことを書く時間ができました。


まずは改めて12日来てくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
そして出演を快諾してくれたGRIEVED、RED RAN AMBER、Molkex、屍のみなさん、
アースダムスタッフのみなさんにも本当に感謝です。
ありがとうございました。


おかげで企画者ながら本当に素晴らしいイベントになったと思います。
どのバンドも今までで1番やばいライブをかまし、
スペシャルバンドMolkexもまさにオールスター戦という様相で
凄まじいステージを見せてくれて。
(Molkexは今後も続けるようなんで是非チェックを)

全バンド本当に本当にかっこよかった。
そして大入りだったお客さんもみんな楽しんでもらえたようで何よりです。


あの日は時間の経過が驚くほど早く感じられ、
気づけばあっという間に出番。
俺らとしてはあまり最後という気持ちになることもなく、
久々にライブが出来る事に喜びを感じながら
ただただ無心で演奏していたんですが、
モッシュとダイブの嵐と化したフロアや
感極まって泣いてくれた子もいたりして、
俺らが思っている以上にみんな今回のライブを楽しみに、
そしてひろとの脱退を惜しんでくれているんだなあと思いました。


打ち上げにもたくさんの人が来てくれ、
そこでもみんな楽しそうで、
あの日のどの瞬間でもはっきり思い出せるぐらい、
全ての出来事が印象深く、感慨深く、そして刺激的でした。


何かと苦痛が多いバンド活動の中で、
続けててよかったと思うときって仲間と呼べる人たちと巡り会い、
ああいう場で笑い合っているときなんじゃないかな。
それって何物にも代え難いものだから。


神経をすり減らし苦しみ抜いてようやく納得のいく作品が出来たときや、
練習を重ねて自分の中で納得のいくライブができたときももちろんよかったと思うんだけど、
そういう「自分らだけの喜び」を上回る喜びを見つけた気がしました。
そういったところに価値を見いだせる限り、
俺はバンドを続けていくんだと思います。


バンドはひとりでも出来るかも知れないが、
バンド活動はひとりじゃ成り立たないし、
人もひとりじゃ生きていけません。
絶対に。


本当にみなさんのおかげです。
ありがとう。
バンドやっててよかった。



そしてひろと。
言うまでもないが奴がいなきゃゼナンズはなかったし、
今の俺もなかった。
ひろとは俺が大学時代に出会った数少ない友達のひとりなんだけど、
大学で100人の薄い友達を作るよりあいつひとりと出会えてよかったと思ってる。
今まで事件事故等いろいろあったけど笑、
ここまで一緒にやってきてくれた事、
心から感謝してます。
ありがとう。


これで俺とひろとのゼナンズは終わりますが、
ゼナンズはこれからも続けるし、
ひろとの人生も続いていきます。
リスタートだけどゼロからじゃない。
お互いバンド活動で得た大きな財産を持っての出発です。


みんなもいろいろあるとは思いますが、
がんばって生きましょう。

生きてりゃいつかはいいことが、

まあないかもしんないけども、

また会えるじゃないか。
俺らもがんばります。



そんなわけでとりあえずは一区切り。
今までゼナンズゴッツを支えてくれたみなさん、
本当にありがとうございました!!
時期は未定ですが新メンバーを迎えて必ず戻ります。
それまで元気で。

これからもよろしく!!




ZENANDS GOTS
@新大久保EARTHDOM
2011/11/12

1.奈落
2.異形狩り
3.首斬れ
4.雷神
5.temple
6.狂う現世
7.wind control
8.骸
9.変わり果てた空
10.broken

-encore-
11.夏草(新曲)
12.赤い月



チバブログ2-20111112

photo by xScherxox