$金魚と猫と神田川
VQ1015ENTRY


ウチの猫姫さまは、三度のごはんより好きな撫で撫でを要求する時、
いくつか取る動作があります。

ひとつは、机に向かっている私の腕に、頭をすりすり。
それから、頭をゴンゴンぶつけてくるときもあります。
いきなり、峰不二子ちゃんのように、お色気ポーズで
ドタッ!とベッドの上に倒れこむこともあるし(笑)

撫で撫では背中も好きだけど、お腹が好きみたいです。
去勢手術してあるから、お腹イヤじゃないのかな…と
以前は恐る恐る撫でさせていただいてたけど、
最近は、ガンガンいってますラブラブ!
お腹撫で撫でする時、必ず彼女は右手を差し伸べてくるのですね。
Shall we dance?って感じで。
さすが、ウチの姫です(笑)

私は差し伸べられたその右手をとって、撫で撫でするのですが、
手がつながった時に、ハートもつながったなあ…
って気がするんですラブラブ
世の中で本当に大切なことって、実は少なく、
かつシンプルである気がするんですが、
「愛」において大切なことばって、
心をこめた「ごめんなさい」と「ありがとう」。
「愛してる」ももちろん入るけど、
このふたつが、とても大切なように思えるのです。

「ごめんなさい」の一言で、百年の仇敵もゆるせることもあれば
「ありがとう」の一言で、全ての愛を伝えることができることもある。
そんな気がします。

これは、北野武監督の名画「HANA-BI」から教わったこと。
そして、私自身の体験から学んだこと。

これからも、このふたつのことばは大切にしたいと思うんです。
金魚と猫と神田川



家族ではなく、私が、です。

この冬は何回風邪をひいたことやら…カゼ

風邪をひくと何がつらいかって、自分自身の身体のきつさもそうだけど、
家族に満足なお世話ができないのがつらい。
って言っても、最低限のお世話は這ってでもしますけどね。

私が体調を崩して、ちょっちうれしいのは、
猫姫さまが必ず介護をしてくれるということラブラブ!

まあ、介護って言っても、いつも以上にベタベタ一緒に寝てくれるだけですが(笑)
でもねえ…あったかくて柔らかい命と一緒に寝ていると、
身体はまだしんどくとも、心がほかほかあったまって、元気になりますラブラブ
その元気を気力に変えて、しんどい身体引きずってでも、
家族のお世話ができちゃうんだな。

体調崩すたび、いつもしみじみ思うことは、まず健康のありがたさ。
そして、こんな思いは家族にはさせたくない、ということ。

…といっても、現在、金魚さまたちは全員長期療養中ですが…ガーン

金魚さまたちの写真もUPしたいのですが、撮るのも悲しく、
見ていただくにも忍びない状態なので、
ちょっち待っていて下さい…。

というわけで、今回の写真のこのわけのわからない物体は、
猫姫さまの寝顔のどアップです(笑)
ウチの猫姫さまは、サビ猫なので、ぎゅううっと身体を丸めると、
茶色と白と黒とクリーム色が溶け混ざったような様相になるのです(笑)

さて、どこが耳でどこが手?でどこが顔か、おわかりになりますか?(笑)

何はともあれ、皆さまも、風邪やインフルエンザにはご注意を。


金魚と猫と神田川
VQ1015ENTRY




猫姫さまの上の犬歯が1本、虫歯になってしまった。


様子を見ていたんだけど、ついにご飯を食べられなくなってしまったので、

病院行きを決意!


もっと早く、病院に連れて行った方が良かったのかもしれないけど、

なにしろウチの猫姫さまは、だっこもさせてくれないし

(猫としての標準オプションが付いてないのですよ…しょぼん

キャリーバック=病院で嫌な目にあう、ということがわかっているので、

病院に連れていく時は、大捕り物になる。


1度など、腕中引っかかれて噛まれて、

猫姫さまの容体が良くなったのとは反対に、

今度は私がパンパンに腫れた手の治療に病院通いになってしまった…。

私が痛い思いをするより、猫姫さまの健康が大事!と

その日も大捕り物を演じ…かけたのだが、

あまりにも猫姫さまが、哀しそうな声を出して逃げ回るので、断念。

しかし、その捕物の最中に、グラグラしていた虫歯が抜けたようで…かお


しばらくベッドの奥深くに隠れていた猫姫さまも、

ごはんの匂いに誘われたか、しばらくしたら出てきて、

ものすごい勢いでご飯を食べ、普段は少食なのに、おかわりまでする始末…

何とか丸く収まりましたとさ音譜


しっかし、その日1日、私は凹みましたよ…しょぼん


猫姫さまは、極度の人見知りに猫見知り。

唯一、心を開いてありのままの自分を見せてくれているのが、私だけ。

その私が、力づくで無理強いをしたのだから、そのショックは大きかっただろう。

私も、そんなことはしたくなかった…。

猫姫さまの心を傷つけてしまったことで、私自身も心が傷ついた。

んで、今日は1日、隠れたベッド奥から出てこないだろうな…と思いきや、

1時間もしないうちに出てくるし、

夜もいつもと同じように、一緒に寝てはくれないだろうな…と思いきや、

私が部屋を暗くしてから、しばらくするとベッドの上に乗って、

ペッタリいつものように体をくっつけてくれるし…ラブラブ!

うれしかったなあ…ドキドキ


そして今は、何事もなかったように、普通の日常が戻ってきている。

大過ないことの何という幸せ。

今日も、たったひとりの家来として、猫姫さまにお仕えするのです。