自己分析でやりたい仕事はみつかるのか?(1)
やりたい仕事をみつけるためには、自己分析をする必要があると一般的に言われています。
やりたい仕事が見出せない人は、自己分析が甘いと言われたりします。
本当に自己分析をしっかり行えば、やりたい仕事がみえてくるのでしょうか。
自己分析をすることの目的は、自分というものを知ることです。自分が何に喜び、何に不快と思い、何を大切と思い、何をどうでもよいことと思うか。それを数々の問いによって答えていくことによって、明らかにしていくことです。
なので、自己分析をしたからといって、そのままやりたい仕事が機械的に分かるというわけではありません。
あくまでも、自分がのぞむ状態を考えることによって、それをかなえるものが何かを、仕事という側面から考えられるということに過ぎません。
むしろ、自己分析によって、何か具体的な仕事が直接かつ明確に出てくるとすれば、それは何か解釈に飛躍があるのではと思ってしまいます。