自己分析が苦手な人はどうすればよいか | キャリアコーチの就活応援日記

自己分析が苦手な人はどうすればよいか

自己分析には性格上、苦手な人がいるということは前回お伝えしたとおりです。
では、苦手な人は自己分析をどのようにすすめればよいか。
一般的なワークシート形式の自己分析を前提として以下の2つを提案します。


1.無理に答えを出そうとしない
ワークシートの問いに対して、10分前後考えても何も書けないということであれば、その問いを答えるのをやめる。
ワークシートは、あなたのことをどういう人であるかを考えずに、一方的に問いを並べているのである。
ある問いに対して意味がある内容が出せるかどうかは、その人の経験やタイプに大きく左右される。
一生懸命時間をかけたからといって、無からは何も生み出せないのです。


2.インタビュー形式で答える
一人で黙々と書くのではなく、友達にワークシート上の問いを聞いてもらうことが有効ということです。
文章を書くことが苦手な人でも、聞かれたことに対して答えるということであれば、ストレスもかからないでしょう。
「問い」を投げかけられることによって、聞かれた側は意識を自分の中に向け、それにより、場合によっては一人で考えているレベルであれば全く予想もつかない内容が出てくることもあります。


インタビュー形式で自己分析を行うことを提唱している本として、以下があります。

考えるシート 』 山田 ズーニー
著者はベネッセの高校生向け小論文講座の元担当者で、自分を伝えるということに関して、今までずっと考えてきた人です。