昨日は、新潟で「だいし観光学校」で講師をさせてもらいました。
新潟の第四銀行が主催で、新潟の温泉旅館が集まって行われる
「だいし観光学校」も今年で3年目。
3年間続けてさせてもらうと、各旅館のこと、新潟のこと、各地域のことが、
ずいぶんと分かってくるから楽しい!
僕自身、観光業に関わることがおいのですが、
観光業というのは、本当に共存共栄が大切な業界だなって感じるのです。
ひとつひとつの旅館がよくなりつつ、地域としていかに活性化していくか。
やっぱり地域が活性化しないと、一つだけの旅館がよくても続かないのです。
共存共栄の為には、それぞれの旅館に個性が必要になってくる。
個性は、決して「料理やお風呂、お部屋」などのハード面だけではない。
来てもらったお客さまに、どうなってもらいたいかを考え、
その為に、どうすればそのお手伝いができるかを積み重ねていくこと。
例えば、
「来てもらったお客さまに、たくさんの家族で思い出をつくってもらいたい」
となると、どうすれば それができるのか?
例えば、
「来てもらったお客さまに、元気になってもらいたい」
となると、どうすれば それができるのかな?
それを、自分達の経験を見直しつつ、考え、提供していく。
そうすることによって、
「あの旅館にくと、たくさんの思い出ができるね」
「あの旅館にいくと、ちょっと元気になるね」
そう感じて頂くことが、選ばれる理由になるのです。
「コンテンツ力=役立つ情報と行動」
やっぱり、これが大切になってくるんですね。
それぞれの個性があれば、争うこともない。
これは、旅館だけではなく、地域も同じです。
今回は、新潟の良さを都内の方にどう伝えるか。
これにもチャレンジしています。
まずは新潟の個性を、その良さを皆さんにお聞きしながら、
それを、どう伝えていくのかを一緒に考えていきますね!