●映画「サクラサク」（原作：さだまさし、監督：田中光敏）の東京福井県人プレミア試写会が、全国ロードショー開始（2014年４月５日～）の30日前となる３月６日（木）、東京・銀座の東映試写室で開催されました。

●さだまさしさんの祖父が過ごしたことのある福井県美浜町が登場する小説を原作に、福井県各地でロケされた映画です。主演の緒形直人さんの祖父も福井県出身。東京福井県人会推奨映画として在京の福井県にゆかりの皆さんも応援しています。

　　２０１４年４月５日　全国ロードショー！！
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【試写会・交流会レポート】

　試写会場は満員御礼

　
田中光敏監督
　　福井県の皆さんの応援と協力の中から生まれた映画です。心から感謝しています。桜の開花は４月４日くらいだそうです。４月５日は映画「サクラサク」の花を全国に咲かせたい。応援をよろしくお願いします。

　
津田寛治さん（福井市出身、宇多美康平役で出演）
　　この映画は、福井市に住む一人のさだまさしファン、田中監督ファンの女性が、映画製作のことは何も知らないけれど、原作小説を読んで感動して映画になることを夢見たことがスタート。夢が行動になって、本当に実現しました。その人がいなかったらこの映画は生まれなかった。
　　近年、ご当地映画は数ありますが、文字通り一市民の想いから生まれた映画は例が無いのではないか。その意味で歴史的な映画だと思います。私にとっても故郷福井を舞台にしたこんな素敵な作品に出演できたことを誇りに思います。

　
東京福井県人会・松平宗紀会長
　　静かに綴られた、心に深く響く映画です。福井県の風景や人の持つ雰囲気は日本の原風景をたたえています。福井県だからこそ作りえた映画。福井県から発信される素晴らしい映画を全国の多くの人に観ていただきたいと願います。
（※編集注　　東京福井県人会からは藤田道男理事長ほか多数の皆様にご参加いただきました）

東京美浜会・田中健会長
　　美浜の美しく懐かしい風景が胸に迫りました。親子、家族の絆の大切さを語りかけるすばらしい物語にあわせて、私たちの美浜を映画にとどめていただいたことに感謝したい。ぜひ日本中の人に観ていただきたい。

　
ふくい南青山２９１・井上義信館長　（左）
　　映画作りにたった一人から奔走した女性というのが、隣にいる鰐渕辰子さんです。私は２年前にお会いし、映画にかける並々ならぬ想いに接し応援しようと思いました。作品が完成したいま重要なのはやっぱり沢山の方に観てもらうことです。応援をお願いします。

鰐渕辰子さん　（右）
　本日は本当にありがとうございます。私の言いたいことは皆様が全部おっしゃってくださいました。この映画が一人でも多くの人に観ていただけますよう、どうぞ応援をよろしくお願いします。
(※編集注　　すべては一人の女性の“思い”から始まった。）

交流会では福井県アンテナショップ２号館「食の國福井館」（銀座1-3-3）から、地酒やソースかつおにぎり、卵焼き、コロッケなどを調達させていただきました。井上館長はじめ、三浦店長、スタッフの皆様ありがとうございました。

　参加者の感想コメントをひろってみました
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　映画でさだまさしさんの歌が流れた時、福井の美しく懐かしい映像と歌詞が一体化して、感動だけでなく、生きる上で何が大事かを改めて考える気持ちになりました。
素敵な試写会に参加できて本当に感謝致します。周りの友達にも宣伝しないと！
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　映画は、しみじみとして、きれいで深い映像。
いつのまにか、涙がとまらなかった。

でも、悲しい涙ではないんです。

桜の樹は花をつけない間
沈黙を続けているから
もう花が咲かないようにみえても
幹のなかには、花を咲かせる
いのちが、ちゃんと脈打っている。

だから、家族をあきらめないで。

そんなふうに、思いました。
福井の自然にも癒されるし、
心をくすぐる
ぐっとくる台詞がいっぱいあります！
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　とても素晴らしい構成で、何度も泣けました。一つ一つのセリフにも自分にもハッと考えさせられるものがあったり、祖父の幼少の思い出の風景や祭り、家族との時間の場面も印象的だった。
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　今日の家族の抱える問題を正面から見据えた作品で、見応えがありました。
美浜早瀬地区の映像がありましたが、橋の佇まい、周囲の風景は全く変わっていない、懐かしい映像でした。家族や友人にも観るようすすめました。ありがとうございました。
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　今まさに私たちの年代が直面している、自分の親や子供たち、家庭を重ねつつ…美しい福井の風景、人との触れ合いを通してしみじみと心に沁みる映画でした。
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　決して他人事ではない、親の老い。もちろんいつか自分もたどる道…福井にいる両親や米子にいる主人の母に、明日電話しよう、と思った帰り道でした。
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　近い将来自分にも降りかかるであろうテーマであり、家族の絆を考えさせられた。
交流会には田中監督、津田寛治さんもいらして、作品に携わった方々の熱い想いが伝わってきた時間だった。
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　映画はＣＧオンパレードのアクション物が好きなのですが、しかし、サクラサクは時間を忘れ見入ってしまいました。やはり、日本の原風景のもとで日本人の心を描く映画は素晴らしいですね。
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　田中監督や津田さん、鰐渕さんともお話しできて嬉しかった～♪
皆さんのご挨拶からもこの映画に対する愛情、情熱がひしひしと伝わってまいりました。
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　ポスターの桜の色と、題字がきれいだったなあ。映画でみんながつながれるっていいね♪
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　映画には、地酒「黒龍」が卓上に乗っているシーンが♪
「芦原温泉べにや」と「女将」も写っている♪
美浜の町も、地酒「早瀬浦」の蔵に続く街並みも、とってもきれいに映っています。
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※ ご参加の皆様ありがとうございました。また、東映の村松取締役、桝林宣伝プロデューサーほか同社の皆様にご高配をいただき御礼申し上げます。
※ いのちの大切さ、生きる尊さを伝える映画です。「心に咲く花は季節を選ばない与えられしいのちかなしきもまたよろし」（さだまさしさん作・唄の主題歌「残春」より）。
※ つい先日、東京福井県人会事業委員長の渡部章さんがご病気のため享年52歳にして逝去されました。謹んで哀悼を捧げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（cafe291 山城）

サクラサク東京福井県人プレミア試写会