読んでいて、「いやー私とは全く考え方が違いすぎて面白い・・・」としみじみ。
本自体が１１年前の本なので、もう著者の林真理子さんの考え方も変わっているかもしれないし、けれど、「美」に対してかけるお金がすごすぎる。
服もバンバン買っちゃう。
でも確かに１０年とか前、ティーンだったころの私はすごい勢いで服やらバッグやら買っていた。
バイト代全てつぎ込む勢いでした。
制服着て日傘さすような高校に入っていたので、まわりはみんな可愛くてお洒落でセンスのある子ばかり。
それが魚くさい国立大学に入ってから、ナチュラルが一番！という波にのまれ、そのまま育ち、ハワイでは黒焦げになりナチュラルすぎるほどナチュラルになっている今。
この本の中の林さんのようにはなりたくないなあと思いつつも（なんだか美を追いすぎて疲れそうなんだもん。ごめんなさい。）、女としてこういう意識も忘れちゃいけないなあとハッとさせられました。
「Less is More」がモットーの私。
スナフキンが言っていた「持ち物が増えるというのはこわいことですね。」というセリフがいつも頭の中を渦巻いているので、買い物をばしばしするということは無いだろうけれど。
ところで一番衝撃をうけたチャプターは「髪」について。
クラスに綺麗な育ちがよさそうな日本人の女の子が２人いて、２人とも髪がとっても綺麗なので注目していたのだけれど、この本の中でも「お嬢様と呼ばれる人種の髪の美しさ」について語っている。
私はといえば、ものすごく安売りだったシャンプーを使い、コンディショナーはめんどくさいので、たまに気が向いたときだけ。ドライヤー持っていないので自然乾燥。陽射しもがっつり受け、海に入ったあとはそのままボサボサ。
という。。。なんとまあ。
昔はシャンプーして、なんか髪パックみたいのして、ブロー剤やらなんやら色んなこと頑張ってたのに！ナチュラルにも程がある！
というわけで、最近クラスの女の子達の髪にじーっと注目しています。
気付いたことは、アジア人はきちんと手入れしないと汚らしい感じになるということ。（これ私のことね）
しかしヨーロピアンは、割と適当にしていても、ブロンドのおかげか無造作ヘアもセクシーに決まるのだ。
それから、私は日本では大学のいつからかショート～ボブヘアだったのだけれど、ハワイでは黒髪ロングなのです。
昔高校生のときとかは、それなりに長くて髪巻いてみたり、雑誌見てアレンジしてみたり色々していたけれど、そんなこともご無沙汰になっていたので、「ヘアアレンジ」という概念をすっかり忘れていたのだ！
みんなを見てると、あれまあ、毎日ころころ色んな髪型しているのよ。
ふむ。私も髪型研究しなきゃ！
（ところでこの前ふざけて家の中で、耳の上でふたつ結びにしてみたけれど面白かった。お試しあれ。）
というわけで、「女子としてもうすこーし頑張ろう」と思ったのでした。
これはロングスで２つで５ドルという安売りだった激ウマチョコレート。
健康そうに見えて危ない。
このチョコをもりもり食べた後、本を読み、ちょっぴり切なくなりました。
