キャビンアテンダントへの道! 思い立ったらキャビンアテンダントへの転職! -4ページ目

内定報告が続いています

既卒のANA合格者11名を始め、


先日エミレーツを受験して惜しくも内定直前で、悔しい思いを強いられたUさんも、

晴れてユナイテッドエアラインに内定しました!


彼女のEKでのハプニングを昨日聞いたばかりで、

なんともドラマティックなことでした!



私は、

土壇場から這い上がれる人が大好きです!



今、

土壇場でもがいている方には



最大のエールを送りたいと思います。




今月8,9両日の内定者は

15名!



ANA11名、UA1名、エアセントラル1名、アシアナ2名



OES生の奮闘振りに


本当に頭が下がります。



でも、



みんながそれぞれのドラマがあり、

そして、数限りない挫折を経験していること。



このことが大前提の

内定GET!なんですね。



CA受験って、

本当に感動の連続です。





お知らせ

ANAの最終結果を明日に控えていらっしゃる皆様へ、



結果がわかり次第、

小澤携帯までメールください。



祝賀会は、


5月26日または29日に

表参道の「野菜畑」にて行う予定です。



内定待ちの28名全員からの

朗報を、



祈りながら

お待ちしています。

エミレーツを第一志望にしている方へ

エミレーツ航空の次回のリクルートは、


6月8~になる予定。



今日も、面接官のS氏と、色々なことを話し合い、

改めて、エミレーツが求めている人材を、明確に把握することができた。




エミレーツの試験を受けに行った学生は、



エミレーツ航空の雰囲気、

インタビュアーのエレガントな話し方や振る舞いに魅了されて、



なんとしてもエミレーツに入りたい!と、


思うようになるようだ。



私も、

友達のように、いつも冗談交じりに会話をしているS氏を、



本当にチャーミングな女性だと思い、

彼女の虜になってしまう人の気持ちが痛いほどわかる。



「エミレーツに入りたい人は、Sさんや、Mさんのようになれば受かるのよ」


と、



最近は、エミレーツ航空のスタッフを礼賛することが、

まるで、私の口癖のようになってしまっている。




さて、



次回のEKに応募したい方は、



OESから25名まで推薦可能になりました。



希望者は早めに書類を提出してくださいね。



ちなみに、面接は、



大阪で行われます。

ANA 既卒内定発表が迫っていますね。

いよいよ、



このGW明けには、ANA既卒の内定発表があります。



OES生は、なんと!28名が内定待ちです。


最終結果を待つことほど、

ドキドキすることはないかもしれませんね。



合格すれば最高にHAPPYだけど、


もしもダメだったら、、、と、



期待と不安でいっぱいで、

どれだけ皆さんがここ数日間、




食事もとれないほどに緊張しているかが、

よ~くわかります。



無理かもしれないけど、



平常心!


これあるのみです。




毎回、


この時期は悲喜こもごもで、


ときには電話口で号泣するような場面もあり、一番胸が高鳴る瞬間。




兎にも角にも、



結果発表を



首を長くしてお待ちしています。



結果は



小澤携帯までお願いしますね。

キャビンアテンダント内定! Aさんの場合

「どうしても、どうしてもスチュワーデスにならないといけないんです!!」



Aさんは、半ば強制的に言わされてるかの如く、

口を開いた。



「ならなくてはいけないの??」



「はい、スチュワーデスにならないといけないのです!」



Aさんの答えは何度聞いても同じだった。



(こんな話初めて・・・)



正直、私は否定的だった。




どうして強制的にならされるのか、

本人の意思はあるのだろうかと・・・

私は、凝縮された短い時間に、

ありとあらゆるケースを考えていたような気がする。




Aさんは続けた。



「私は母のDNAを受け継いでいます。母は、若かりし頃、スチュワーデスになりたくて、なりたくて・・・結局某エアラインの最終まで行ったのですが、最終で落ちました。」




彼女の表情が少しずつ和らいできた。




何を感じ取ったのだろうか・・



きっと・・・初めて話す、

いわゆる、動機不純というものを

彼女なりに噛み砕いて、

精一杯なっとくして、



そして正直なことを明かせたことに



自己満足を覚えたのかもしれない・・・




「Aさん、それは、あなた自身のことではないわ。」と、



私はキッパリ言い捨てた。




「CAになるのは、そんなに甘いものではない。どれだけの倍率だと思うの?」


Aさんの表情は一変した。



「先生、でも、私の正直な気持ちは、そこにあるのです。母を喜ばせたい!母を幸せにしたい!母がスチュワーデスになれなかったから、私がその後を継ぎたいんです!」



彼女の想いは真実に満ちていた。




そして、、



等身大の彼女が、

私の視界に、




ぴったりと収まった時、



私はAさんの気持ちを全面的に理解することができ、

全面的に応援できるようになった。




「その正直な気持ちを面接でも話してね」




「はい、承知しました。それと、母のDNAを受け継いでいるので、CAの資質があると思います!と言ってみます。」



冗談混じりの会話に、

Aさんの笑顔の回数が、どんどんと増えてきたような気がした。




実際の面接で彼女は惜しげもなく言った。



「母が若い頃に、御社の客室乗務員を受験させていただきました。母は残念ながら最終で落ちましたが、本日は、その母の夢と、私の御社に対する気持ちを成就させるために、こちらにまいりました」






面接官は一様に、


しっかりとAさんの目を見てくれたそうだ。




一社に賭ける思い。




ドラマティックだけど、

真実の物語。





Aさんはこの会社に合格し、

現在はチーフで働いている。




私はAさんから、


母を想う愛情の深さを、



しみじみと、、、




伝えていただいた・・・




中国南方航空に関して

本ブログを開設させていただきましてから、

僅かの間に、


一日1000人を越える方たちにご覧いただけるようになりました。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

いつもお読みいただきまして、本当にありがとうございます。

全ては、皆様のお陰でございます_(._.)_





さて、別ブログ でもお知らせしておりますが、



中国南方航空 の客室乗務員への推薦をさせていただきます。



応募条件をよくお読みになって、条件を満たしていらっしゃる方は、


5月8日必着OES本部まで書類を郵送してください。



合格の保証はできかねますが、できるだけの尽力はさせていただきます。


大空への夢を一緒に叶えていきましょう飛行機

キャビンアテンダント内定! Hさんの場合

「母が作る餃子の味を、父のために再現できるできるようになりました」


Hさんの、この言葉を思い出すたびに、涙が溢れてくる。。。




「母を病気で亡くしてから、父がもう1度食べたいと懇願していた餃子を作ることが、私の使命になりました。そして、今では母の味と同じ餃子を作ることができるようになったのです。」




「特技はなんですか?」



という私の質問に、Hさんは目に涙を一杯溜めて、そう話してくれた。









最愛の家族を亡くすことは、

10代の学生にとって、



言葉に表せないほどの苦悩であると思う。




しかし、Hさんは、

そのどん底の悲しみ、苦しみを、



乗り越えてきたのだ。




「悲しみを経験すればするほど、人に優しくなれる」



私の好きな詩にも、

そんなフレーズがあった。




確かにHさんは、




同年代の、ぬくぬくと育ってきた若者に比べると、

何かが違うように思えた。




忍耐力や、

判断力もさることながら、




Hさんが最も秀でていたことは、



苦しんでいる人の気持ちを察することができる洞察力と、

たくさんの悲しみを理解できる想像力を持ち合わせていたことだったと思う。








CAを受けていく上で、



本当は最も必要な資質って、



実は、洞察力と想像力であるような気もする。




「この人はどんなに苦しいのだろうか?」とか

「なぜ、この人はこんなに怒っているのだろうか?」ということを



想像して、解決していく力があれば、

サービス要員としてはもちろんのこと、



保安要員としても、


絶対的な力を発揮できると思う。





Hさんは、

最初は躊躇っていた、冒頭の表現を、



涙が枯れて、

もう前を向くしかないと思い始めたときに、




発するようになった。




そして、私は逆に、この言葉を聞くたびに

涙で一杯になってしまった。




「こんな素敵な人を採用しない会社はない!」



私は心の中で、

何回、そう呟いただろう。。。




自分が一次試験でダメだった時も、

他の人が面接を控えている時も、



Hさんは



「先生、○○さんを宜しくお願いします!」と


言ってくれた。



いつもいつも周囲の友達のことを考えてくれていた。




何回かの挫折の後で、

彼女は某国内系に内定した。




本当に号泣した内定報告だった。




ずっと一緒にいたい!と思わせるHさんから私は、



悲しい経験をすればするほど、人に優しくなれることを



悟らせていただいた・・・




キャビンアテンダント内定! Oさんの場合

「英語より日本語の方が苦手かもしれません」



アメリカ生活が長かったというOさんは、

嫌味のない、純真な質問を投げかけてきた。



世間では、とかく、

「英語はできるけれど、日本的なマインドにかけてしまっている」と、


マイナスに見られてしまう部分もある帰国子女。



でも、


OESにいらした方のなかで、

マイナスイメージのある人は一人もいなかった。



玉石混合とさえ言われる、海外生活を、

彼女は真摯に、そして、



自分を見失うことなく過ごしてきたと思う。




「日本語が苦手かもしれません」



そんな言葉を覆すほどの、

美しい日本語と、達筆な字でしたためたES。



この人が内定しないわけがない!



私がそう感じるようになるには、

さほど、時間がかからなかった。




しかし、、そんな彼女でさえ、

たくさんの挫折を経験してきたのだ。




チャンスに恵まれて受けた数社の外資系だったが、



彼女ほどの英語力でも、

内定までは至らない。




最終まではいくものの、

いつも最後に「sorry letter」を手にしていた。




何がいけないのだろうか・・・と、



私は真剣に悩んだ。




Oさんには我が家にいらしていただいたり、

時には食事も共にしながら、




彼女のプライベートな話も聞きだし、

彼女の魅力を最大限に引き出せるようにした。




彼女に足りないもの・・・



それは



approacableな雰囲気だった。




ここで、雰囲気と敢えて言ったのにもワケがある。



Oさんは、

実は本当に親しみやすく、

とっても愛情に満ちた人なのだ。




しかし、

これをファーストコンタクトで相手に感じさせることができないでいた。




「もっと、ゆっくり話してみましょう」

「もっと癒しのあるオーラを出してみましょう」



そんなアドバイスをしながら、

Oさんと一緒の時間を増やしていった。




Oさんは

純粋すぎて、

計算高いところがないので、




自分を素直に出しすぎてしまう傾向があった。




CA受験とは

ある意味、ものすごく理不尽なもの。



たとえ性格が悪いとしても、

印象がよければ合格することも、



実はしばしばある。



Oさんは、



美人で、

性格も最高、

英語も流暢



3拍子揃っているのに、

誤解を招きやすい雰囲気があったのだ。



「たくさん喋らなくてもいいと思うの。

面接官を癒せればOKよ」




本当は、ハイレベルな英語を話せるのに、

殆んど話さないようにするなんて、



彼女にとっては苦しい面接だったかもしれない。




でも、



本来の日本人気質を備えていた彼女だからできたこと。




~それから半年後~



Oさんは難関と言われている某欧系に内定した。



今でも、ちょくちょくメールを下さる

大好きなOさんから、



「能ある鷹は爪を隠す」という、

誇り高い精神を




学ばせていただいた。






キャビンアテンダント内定!Iさんの場合

「大学が理系なので、英語がまったくで・・・こんな私でもCAを目指していいんでしょうか?」



数学講師のアルバイトをしていたというIさんは、優等生らしい真面目な面持ちでそう言った。



固い表情からは笑顔がこぼれることもなく、

隙のない威圧感さえ、漂わせていたように感じた。



多くの理系の学生が持っている、

緻密さや、真面目さは、


Iさんにも充分備わっていた。




しかし、CAになる人の多くは、

緻密でもなく、真面目すぎもしない。






私は言ってみた。



「たくさんの理系の学生がCAになりました。KLには元SEの人もいたくらいです」と。


そして、続けた。


「しかし、理系の人が(CAに)縁遠いのではなく、理系特有の隙のなさを感じさせることがいけないのだと思います」







Iさんには、

どういうキャラがCAに向き、

はたして自分は適しているのか、いないのか・・・といいうことすら、分からなかったようだった。









レッスンが重なるに連れて

Iさんの顔の表情が和らぎ、

満面の笑みも零れるようになった。




しかし、どうしても克服できないことがあった。



プライドを持ちすぎていて、

自分を卑下できないこと。

自分をランクダウンできないから、

周囲に親しみやすい!と思われないこと。




これはCA受験にとって、

致命的な欠点である。




「Iさん、お笑い芸人をめざしましょうよ!」



私は思い切って言ってみた。



「お笑い芸人ですか?」


Iさんは納得できないという怪訝な表情で聞き返してきた。



「そう!お笑い芸人!お笑い芸人さんは、緻密さや自分に対する厳しさに溢れているけど、決してそれを表面に表さないでしょ?とにかく相手(お客様)一番に考えてあげる為に、自分を下げてエンターテイナーになってるわよね。」




Iさんの顔が

急速に柔らかくなっていくのを感じた。



「その心意気こそがCA魂なんですね!」


Iさんは、明確に理解したようだった。




CAとは何かということを・・・




「先生、私水質検査のアルバイトしました。現場だったので、つなぎを着て、ヘルメット着用でした。」


紙に火を点したかのような閃き。




まだ、制服がツナギだった頃のAIR DOの面接で

彼女はこう答えた。




「我が社の制服についてどう思いますか?」


「はい、わたくしは現職でもツナギを着て作業をしております。このままスーツを着ることがないのでは、と思うほど、御社にご縁を感じております」




こんな気さくなやりとりの面接から一ヵ月後、

彼女はAIR DOに内定した。





お笑い芸人になることこそが、

接客業の第一線であることを、



Iさんは教えてくれた。




キャビンアテンダント内定! Sさんの場合

「はじめまして、Sと申します。貴校では男性も受講生として受け入れてくださいますか?」



男性の客室乗務員のニーズが、

今よりもはるかに少なかった時代に、



SさんはOESの門をたたいて下さった。



丹精な顔立ち、

エレガントな立ち居振舞い

そして時には清閑さを滲ます、強固な決意の表情。



一瞬のうちに、周囲を虜にしてしまうほどのオーラを、

私はファーストコンタクトで感じ取ることができた。



「大丈夫です!99%合格できると思います。」





まだまだ「男性客室乗務員」の採用が乏しい頃に、

彼のような人材が入社すれば、



今まで女性だけの花形職業と言われてきたCAの採用状況も

変わるはず。


そんな時代がくることを強く信じ、

そして、Sさんのatmosphereに吸い込まれて言った言葉、、


「大丈夫です!」

何回でも言えた。





私は彼に、ある意味、

空の仕事の将来を託すかのように、



全身全霊で応援し始めていた。



ちょうど世間では、



男女雇用機会均等法が制定され、


「スチュワーデス」という言葉を公的には使えなくなったころ。










最初のレッスンの時に、

彼は言った。



「日系はまだまだ保守的なので、

僕は英語をもっともっとブラッシュアップして、外資系を狙います。」




外資に賭けている



そんな気持ちが彼に、OESを選ばせたと言っていた。





レッスンが進むにつれて、

英語の問答を増やしていく。



これでもか、これでもか、、




というほどに、




英語での圧迫面接の練習を行った。




「間髪いれずに答えて!」

「yesかnoをはっきりと」

「接続詞や副詞を、もっと効果的に使って」



外資を希望している学生には、

相応のスパルタを強いられる。




英語は、一朝一夕には

ものにできないから。






レッスン終了後には、必ず彼から自筆の手紙が届いた。メールでも、電話でもなく、達筆な字で、しっかりとしたためた、礼状だった。



「小沢先生、本日の授業も、たいへん勉強になりました。いつも本当にありがとうございます。」

毎回が、感謝に溢れる内容だった。




~それから3ヵ月後~




彼は日系、外資の両方から

内定をいただいた。







Sさんが入学してから何回、

私は彼から感謝の手紙を頂いただろうか。




今はOESのスパルタ、そして熱血漢講師として

指導してくださっているSさんに、




義理と礼節の大切さを、

教えて頂いた。