舞台ジャンヌ・ダルク振り返りも
最終回になります。
長らくお読みくださり、ありがとうございました。
前回の続きからラストまでです。
コーション司教のジャンヌを陥れるような
言いがかりに呆れたベッドフォード。
神の声に導かれて闘ってきたジャンヌ。
嘘偽りのない、自分の真実を貫く覚悟をしました。。
気持は変わらないのだな、という、ベットフォードの言葉は
とても重く強く感じました。
そして、十字架を求めたジャンヌに
自分の十字架を首にかけてあげます。
14歳の少女にベッドフォードは明らかに圧倒されていました。
と同時に、おそらく、畏怖の念も抱いていたのかなと
個人的にはおもいました。
そして、ジャンヌは火刑に処されてしまいます。。
ケビンからジャンヌの事を聞いたシャルルは助けられえなかったケビン
を責め立て怒りに震える。
もはや心には慟哭の嵐が吹き荒れているような、
小関さんのお芝居が鬼気迫るものでした。
自由になれと、
私が出来ない事をせめて彼女に叶えてほしかった。。。
シャルルの思いが強く強く感じた言葉。
その時、幻影の少年が現れる。
シャルルには見えているかいないか、何かを感じ取って
激高から我にかえり、ケビンに詫びる。
ここからのシャルルの決意。
トレムイユが国費か上前をはねて自分の資金にしていた。
なんと、クルパンからの告発。
ずっと、トレムイユに従っていたのですが、
ジャンヌがあのような道をたどってしまい、自分が
トレムイユに指示されてやってきたことも
どんな思いでいたでしょう。
ジャンヌのように真っすぐに生きた魂は
もしかしたら、様々な人に
勇気をもたらしたかもしれないと感じました。
ジャンヌの死を無駄にしない
シャルルの眼光にもジャンヌが宿ったように
感じました。
今さらではない、今からだ!という言葉。
彼女が描いた明日をこの手でつくる。
シャルルは気づいたのでしょう。
彼女の魂を守ること。
それは、彼女が愛した大地フランスを守り抜く事。
ラストの拳は、とても力強く。
旗を振るジャンヌの姿。
それは、皆の心に生き続けているような。
ジャンヌや周囲を取り巻く人たちの
言葉にも
今を生きる私達
メッセージのようなものもあり、
素敵な作品でした。
ほんとうに。
小関裕太さんのヲタクである私として
観劇させていただいたのがきっかけではありますが
、すっかり作品の世界に魅了され、
気が付いたら11回にも分けてネタバレ連載を展開してしまいました。
何より、舞台初挑戦の清原果耶さん。
凛々しいジャンヌである
力強さと
心の中の繊細な表現!
素晴らしかったです✨
ご出演の方々が作品を共に創り上げたものを、
また、観る側として参加させていただいたような。
その臨場感も嬉しかったです。
舞台の装飾、衣装、音楽も、
配信でゆっくりじっくりみることができ、
改めて、クリエイティブスタッフさん方の匠の技も光る作品だと感じました。
ラストシーンの壮観さは、ポスターが欲しいくらいです。
八百屋舞台という作りで、
観る側はとてもよく舞台上をみわたすことができましたが、
演者さん方はなかなか大変なご苦労もあったかもしれません。
ジャンヌファミリーの皆様。
ゆっくり休まれて、また次の作品でのご活躍をお祈りしております。
未視聴の方、ごめんなさい。
作品をご覧になった方々、お読みいただきありがとうございました。
私の勝手な解釈も多数含まれる記事となりましたが、共感してくださるところが
少しでもあったら嬉しいです。
配信でより、細かな表情や仕草もみることができて、
ますますこの作品が好きになりました。
円盤にしてくださったらどんなにありがたいか。。
是非よろしくお願いします!
ありがとうございました✨