整理収納アドバイザーの 木村千恵です。
「新しい生活」をスタートさせることになったあなたやご家族のために、生活空間と日常環境を快適に整え、「デキるわたしになる!」ことを応援・サポートさせていただいております。
世間は、今日から
仕事初めのところが多いですね^^
ところであなたはお正月、
お節料理を食べましたか?
わたしは、母が注文した某老舗高級ホテルの御節を分けてもらいましたσ(^_^;)
(くれるって言うんだもん♡ モノは貰わないけど、
胃袋に入るモノは喜んで戴きます♪( ´▽`) )
そんでもって昨日の朝、友達から
「重箱をレンジで焦がしてしまった」と
連絡が入りました((((;゚Д゚)))))))
もしかして、
「お重箱の扱い方や保管方法て
実は、あんまり知られてないのでは?」
と思ったんでその事をお伝えしますね^^
そもそも漆は、漆器作る工程で
漆を乾燥させるために
適度な湿度と温度が必要です。
そうした特徴を考えると...
「漆器は極度の乾燥や
温度の変化に対応するのが弱い。」
ということを頭にいれておくと
お手入れも容易に思えるかもしれませんね。
お洋服のお手入れもそうですが、
素材の特徴をインプットしておくと
案外、簡単だったりします(*^^*)
漆の一番最適な保管方法は...
「普段から使用していること」
とよく聞きます。
仕舞い込むより、
定期的に使うほうがいいんです^ ^
(まるでレザーのジャケットのようだわ(゚∀゚) )
☆洗いは、ぬるま湯で。
柔らかい布や 柔らかいスポンジで優しく洗うこと。
☆油や汚れの強いものには、
台所用洗剤(中性洗剤)を薄めたものを使う。
☆自然乾燥せず、洗い終わったあとは
直に柔らかい布や布巾で水気を完全にとること。再度柔らかい布で拭きあげる。
(ツヤ出し効果とカビ防止対策)
☆お重箱の角や、お椀の底に水分が残らないようにしっかり水分を柔らかい布で拭きとること。
★ただし、蒔絵があるものは 普通に漆器を扱うようにお手入れすると剥がれやすいので、ぬるま湯に柔らかい布で洗い、水分を取り拭くときも必ず柔らかい布巾を使うこと。
⚫︎紫外線を避ける為、直射日光のあたらない
食器棚などに収納する。
⚫︎保管の際に漆器を重ねる際は、
手に入れた時に包まれてた薄紙などで包んだり、重ねる器と器の間に紙を敷く。
⚫︎極端な乾燥に弱いため長期使用しない場合は、食器棚に少し水の入った入れ物を置き、乾燥を防ぐ。
✖️陶磁器と一緒に洗ったり、重ねて保管することはしない。(これも傷がつきやすい為。)
✖️長時間水に浸けない。
(地は主に木製が多く、水分を吸収してしまうから。)
✖️熱湯を注がない。
(急激な温度変化に対応できない為。)
✖️電子レンジやオーブンは使用しない。
(火に弱い性質な為、燃えることもあるのよっ!W(`0`)W )
✖️長期の保管に最適とはいえ、冷蔵庫での保管はしない。(乾燥に弱い為。)
✖️紫外線に弱い為、直射日光にあてない。
(変色の要因になる。)
↑これもレザーやシルクのようだわ(゚∀゚)
いずれにしても「デリケートに扱う」ってことね。
漆器の乾燥を考慮すると、
長期間食器棚で保管せずに度々使用される方が
最適な保管方法である為、
普段から使用するのが良いと言われるのも
解りますねd(^_^o)
どう⁈
知ってた?
少しでもお役に立てたら嬉しいです╰(*´︶`*)╯♡
次に使用するとき、
気持ちよく使うのために...
きちんとお手入れをして保管するのも
快適に暮らすひとつのコツですよ ^_^