病院同行@横浜 | 障害年金職人日記|千葉県市川市の松川裕馬社会保険労務士

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社労士 松川裕馬のブログ
ほとんどが障害年金のお話。たまに趣味の事も書いてます。ネコ、B'z…

本日は依頼者さんに同行してこちらまで。

 



医師に診断書の作成を依頼してきました。

 




シンプルに「診断書を書いてください」これのみの依頼ですし、

依頼者さんには前回の通院時に診断書作成にあたっての必要情報は書類をまとめてお渡ししていたのですが、

若干イレギュラーなパターンであったため、

医師からは理解できない様で、前回ご本人から依頼をした時は保留となってしまいました。





決して診断書の作成を拒否されたわけではなく、

医師からすると『?』の部分があったため、その様になりました。

 





どの様にイレギュラーかを説明しますと、今回のケースは、

・3年ほど前に無事に手続きは終わっていて、双極性障害にて障害基礎年金2級を受給していた。

(その手続きをさせていただいたのも私です)

・1回目の更新であった昨年2021年は、自己判断で治療を中断していたため、当然診断書を書いてもらうことなど不可能であった。

・更新時には一切何の手続きもせずに放置していたため、その後障害年金は支給停止となった。

・その後今年に入って症状が再燃し、別の病院で治療を再開し、また経済的にも障害年金がどうしても必要となった。

 



このタイミングで私にご連絡がありました。。

 




その後、今の主治医のもとで、診断書を書いてもらえるだけの情報や信頼関係がそろったと判断し、前回の通院の際に診断書の作成を依頼することになった訳です。





今回のケースの場合、可能であれば更新のタイミングでの診断書(様式は日本年金機構から送付された更新用の診断書を使用)を書いてもらいたいのですが、

その頃は前後数ヶ月ほども全く医療機関での治療を受けておらず、コロナの特例として診断書の提出期限が延長された期間を考慮しても、更新の診断書を書いてもらうことは不可能。

 




そのため、やむを得ず今現在の診断書を書いてもらう他ないのですが、その場合は初回の手続きの際に使用する一般的な診断書を使用します。

 




そのため、主治医からすると「もともと障害年金をもらっていたのであれば更新の診断書を書くはずなのに、なぜ初回用の診断書を使用するのか?」理解できなかった様です。

当然と言えば当然のことですね。

 




実際に私が医師と話をする内容の一つが、

日本年金機構の理屈を理解してもらうことです。

実際に、障害年金という制度内には、医師からすると「知らんがな」みたいな理屈というか独特な考え方が多く存在しますので。

 




今日お会いした医師は、穏やかにとても良く話を聞いてくださる方で、私が理屈を全て説明し、いくつか質問に答えたところ、即解決。診断書の作成を快諾してくださいましたo(^-^)o





診察室を出た後、依頼者さんから「お医者さんを前にすると緊張して頭が真っ白になって、うまく説明できなくなっちゃって。。。一緒に来てもらえて本当に良かった。ありがとうございます!」と笑顔で言ってもらえました。




自分が入る事で人の不安が消えて笑顔になる。

これほどやりがいのある瞬間はありません。