今回は、『硬膜外麻酔』について、書きたいと思います。

なぜこれだけをピックアップするかというと…

私自身が、すごく恐れていたからです。

きっと、これから手術を受ける方も、かなり気になるのではないでしょうか?

もちろん、病院よって(患者様の体質によって?など)、使わない場合もあると思いますし、麻酔のことよりも、手術そのものや、術後の痛みなど、人によっては、恐怖のポイントは違うと思います。

しかし私は、この『硬膜外麻酔』が恐くて恐くて…。

基本的に私は、注射の針が、自分の皮膚に刺さるのを見たいタイプです。

決して、変態ではございません。

刺さるのを見ないと、不安なんです。

この手術をする前までは、脊髄もしくはその付近に打つ注射など、したことありませんでした。

なので、

背中に打つって…
見えないじゃん…
そんなの、無理じゃん…。

と、途方に暮れたわけです。

痛いのは仕方ない。
針を刺すわけだし、痛いに決まってる。

しかし、痛さプラス、見えないのは困る…。

この痛みについては、色々な方のブログを拝見したところ、「人それぞれ」ですね。

凄く痛いという方もいれば、全く痛くないという方もいる。

手術前説明の時、あの熱いオペ看護師さんと、麻酔科の先生にも伺いましたが、やはり返ってくる答えは、『こればかりは、人それぞれですね〜…。』そうかぁ〜…。

でも、熱いオペ看護師さんは、『拝見していると、女性は痛みに強いのか、あまり痛がっていないような気がしますよ!』

んー、そうかぁ〜…。

確率は半々か…。

で、長くなりましたが、私はどうだったかというと…

全く、痛くありませんでした!

正直、痛くないどころか、針が刺さったことすらわからなかった…という、謎な状態です。

考察するに…

①異常に眠かった
②鎮静剤を打たれた
③麻酔科の先生の腕が良かった(刺すのが上手だった)

③に関しては、採血などの際にも、やはり上手い看護師さんと、そうでない看護師さんがいらっしゃると思うので、わかりませんが、やはり、先生の腕もあるのかな〜?という感じです。

②に関しては、鎮静剤を打つって知らなかったので、打ってもらえて良かったです。
やはり、打つのと打たないのでは、だいぶ違うと思うので…。

①に関しては…、手術前日に全く眠れなかったのは、本当にキツかったですが…
きっと、チキンな私を見兼ねて、神様が寝不足にしてくれたのかもしれません。

寝ることは、人間の三大欲求のひとつですからね。

そこを捥ぎ取られるのは、なかなか厳しいものです。

意識が朦朧として、「もう、どうでもいいや…なんでもいいや…」ってなりますもんね。

結果オーライ。

私は全く痛くありませんでしたが、痛さに関しては、本当に、人それぞれだと思います。

打つ場所も場所ですし、全く見えない位置ですし、丸くなるという態勢もキツいですし、普通の腕に刺される注射とは全く違いますから、恐怖も倍増です。

これから受ける方へのアドバイスとしては、

丸くなる姿勢をきちんと作ること
(これがちゃんとできないと、先生が打ちづらくなると思うので…)

麻酔科の先生を信じる
(この時ばかりではなく、主治医や看護師さんなど、自分の手術や入院生活に携わる方、全員に共通することだと思います)

自分なりのリラックス方法を見つけておく
私は、特に見つけてなかったのですが…

お守りを持参するとか、それこそ、自分の心が落ち着く、音楽をかけてもらうとか…

こういう、メンタル面に効くものを持っておくのも大切だなと思います。

あとは、鎮静剤に関しては、硬膜外麻酔を打つ時の、スタンダードなものになっているかどうかわからないですが、手術前説明の時に確認してみるのもいいと思います。

また長くなりましたが、《番外編》硬膜外麻酔についてでした。