明日のあなたと握手する「決断力」

明日のあなたと握手する「決断力」

今日のあなたは、昨日までの決断でできています。
でも、今日の決断で明日からのあなたを創ることができます。
明日のあなたと握手するために、今日の決断を大切に。

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6月16日(木)夜、大阪でセミナーを行います。

タイトルは、「真田一族に学ぶ 後悔しない生き方」




18:30から、大阪駅前第二ビルにて。
終了後は懇親会もあります。


お申込みは、主催者の「未来工房」様までお願いいたします。
https://www.facebook.com/events/264576920553340/

●テーマ 『 真田一族に学ぶ「後悔しない生き方」 』

ドイツの名宰相ビスマルクの言葉に「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」という格言があります。
しかし、正しくは、「愚者は自分の経験から学ぶと信じている。私は他人の経験から学ぶ大切さを知ってい
しかし、正しくは、「愚者は自分の経験から学ぶと信じている。私は他人の経験から学ぶ大切さを知ってい
る。」という意味です。今回の未来工房月例会では、高島徹先生に、真田一族について話して頂きます。
みんなで歴史に学びましょう。きっと自分の生き方に役立つと思います。

未来工房事務局 松本圭介


●スピーカー 株式会社決断力代表 決断力プロデューサー 高島徹(たかしまとおる)先生

●内 容
現在放映中の大河ドラマ「真田丸」。真田十勇士など、伝説や英雄譚に彩られた真田信繁(幸村)が
主人公です。彼の清々しい生き方は見る者の感動を誘います。
このセミナーでは、真田一族の生き方をもとに、「後悔しない生き方」を感じていただきたいと思います。
歴史の知識をお伝えするのではなく、あなたの考えを深めていただく実践的セミナーです。
温故知新、歴史の中に将来の答えが多く埋まっています。戦国時代に関する知識が無くても、大丈夫!
信州・上田と松代、紀州九度山、大坂・真田丸跡など、実地を踏んだ体験談もお伝えします。
「真田丸」を、より面白く観ていただけるための視点や秘話も満載です!


 今日お伝えしたい内容、こちらです。

 

 ・目の前の問題に、とらわれ過ぎないこと。

 

 ・大局を見ながら、根本的な問題解決や、別の争点を創りだす。

 

 少し前のことですが、テレビで小学生将棋名人戦を見ていました。
参加者は、全国の都道府県代表の子供たち。
東西に分かれてリーグ戦を行い、上位2人ずつが決勝トーナメントに出場します。


 準決勝2局と決勝を見ましたが、強い!強い!
駒がぶつかり合っても、すぐに取らないのです。
つい、駒が取れる、取られる場面では、その場の損得を考えてしまうものです。
小さな得を積み重ねていって、最後に勝利する!ということも考え方としては
あると思います。
でも、目先の小さな損得にとらわれ過ぎると、大きな落とし穴が待っていることも
あるのです。

 
 準決勝に進んだ4人とも、大局を見た差し回しが見事でした。
目先の駒のぶつかり合いが自分に不利だ!と思った時には。
別のところで戦いを始め、「損して得を取る」ことで局面を打開しようと試みます。
将棋盤全体を広く見たうえで、根本的な問題解決を考えているのがわかりました。


 今回優勝したのは、なんと小学4年生!
12歳の6年生とは2歳違いというものの、将棋を覚えだしたのが仮に6歳だと
すると、6年と4年のキャリアの差はとても大きいです。


 大人でも悩むような局面でも。
定石を押えながらも、打開する手をきちんと30秒で見つけ出していました。

 

 決断に失敗する時は、目の前の問題にとらわれ過ぎていることが多いもの。
本当に大切にすべきものを見失い、本質から外れたところで落とし穴に落ち込んで
しまっていたりします。


 そんな時には、大きく深呼吸して。
全体像を広く眺める 心のゆとりを持ちたいものです。

 

先日、大阪産業創造館設立15周年の記念講演会に出席してきました。

大起水産の会長と森下仁丹の社長のお話。
叩き上げの創業会長と、総合商社出身で老舗を再生させた社長です。

業界や社歴や経歴が違えども。
着目するところは同じでした。

それは、現代経営での決断とは、臨機応変さが求められる、ということです。


「変化が激しい時代」と、ことあるごとに耳にします。
これはつまり、万全の自信を持って決断しても、見落としがあったり 環境が
変わってしまうことを意味します。

情報を得たとき、決断を下したときは正しい判断だったとしても。
その判断に固執すると、良くない結果を招くリスクが高いということです。


森下仁丹社長は、情報収集の大切さとともに、朝令暮改でも構わないから
間違いだと悟ったときには 決断したこともひっくり返す勇気が必要だとおっしゃっていました。
これを言い換えると「臨機応変」です。


変化を恐れるあまり、「以前はこうだった」という人もいます。
「さっきまでYes!と言っていたのに」と 戸惑う人もいます。
それでも臨機応変に、決断と行動を変えることが大切です。



決断のプロセスにこだわりすぎることは、現代の経営環境にはそぐわないことが多々あります。
決断のスピードと、目標にフォーカスすること。
業績を伸ばし、回復させている企業のトップから、気づきをいただきました。