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スマホの「一休さん」 話しかけるれば数百の答え表示
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「情報通信研究機構」ユニバーサルコミュニケーション研究所が開発したスマートフォンから音声入力でアーカイブを検索するシステム「一休」=4日午後、京都府精華町(彦野公太朗撮影)(写真:産経新聞)
 スマートフォン(高機能携帯電話)に音声で質問すると、インターネットの情報をベースに独自解析した解答や仮説を瞬時に表示するソフト「一(いっ)休(きゅう)」を、独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)が開発したことが5日、分かった。1つの質問に対して数百に及ぶ解答を表示するなど“一休さん”さながらに豊富な知恵を授けてくれる世界初の技術で、数年後の実用化を目指す。10日から京都府精華町のけいはんなプラザで開催される「けいはんな情報通信研究フェア2011」で発表する。

 今回開発したソフトにはネット約6億ページ分の情報が登録。友達に電話するように同ソフトを導入したスマホに「ダイエットに役立つものは何かな?」と問いかけると、画面上に「オリーブオイルダイエット」「振動マシン」「根性」など数百の回答が表示される。

 その中で気になる答えを選択すると、詳細や関連情報を閲覧でき、根拠となる情報元のホームページなども表示されるため、回答の信用度を確かめられる。ソフトは約50万語の日本語の音声を認識し、社会問題から経済、哲学、健康、芸能など幅広い話題に答えることができるという。

 総務省所管の研究開発機関であるNICTのユニバーサルコミュニケーション研究所(京都府精華町)の鳥澤健太郎・情報分析研究室室長とベルギー人のステイン・デ・サーガ研究員らが、ネット上の膨大な情報を瞬時に分類する独自技術を確立し、今回のソフトを開発した。

 海外の言語も取り入れて数年後には実用化する方針で、鳥澤室長は「スマホに話しかけるだけで、いつでもどこでも日々の疑問を深く調べられる社会が構築できる」と話している。


「この記事の著作権は産経新聞に帰属します。」


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