セシウム9万ベクレル 杉並の小学校
2011年12月14日
東京都杉並区の小学校で、芝生の養生シートから1キログラム当たり9万600ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが判明したようですね。
これは国が廃棄物処理できる目安(1キロ当たり8千ベクレル以下)を10倍以上も上回っており、福島県郡山市の下水処理施設の汚泥(2万6400ベクレル)以上の数値となっています。
区としては、「シートは表面積が大きく、原発事故直後に広く放射性物質が付着したのだろう。放射性セシウムの濃度測定はキログラムで換算するため、シートが軽い分、高い数値が出たのではないか」とみており、 環境省は12日夜になって「シート1キロに対し他の廃棄物1トンを混ぜて焼却すれば放射性物質は十分希釈される」と回答し、焼却処分を事実上認めようです。
これを受けて、区は焼却する方向で検討しています。
想像する以上に放射能汚染が広まっていますね・・・。
環境省は、「シート1キロに対し他の廃棄物1トンを混ぜて焼却すれば放射性物質は十分希釈される」と言ってますが、「そういう問題なのか?!」と疑問を感じざるを得ません。
以下は群馬大の早川由紀夫教授が12月9日に公表された最新の放射能汚染マップです。
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