熊本地震から3ケ月が経ちました。
7月11日の熊本益城町の避難所へ向かいました。
3ケ月経っても家屋はそのまま
手付かずの状態です。
もう地震の話なんか聞きたくない!
そんな声も聞こえてきそうですね。
TVなどが報道している間は
たくさんの人が心配していてくれました。
私自身も現地に訪れた事で知りました。
国は!自治体は!寄付は!
いったいナニヤッテンダー!!!!と
感じたぐらいですから
報道が無くなると忘れられていくことも
悪い事ではないですよ。
しかたがないことです。
倒壊してしまった家に戻れない人達が
益城総合体育館の避難所には、
まだ2000人の人達がいます。
そこで、美容ボランティア活動をしながら
お話をしました。
「最初は体育館の床で寝てたんだよ」
「今は間仕切りが出来て、段ボールベットになって
当時に比べたら、良くなったよ」
「こうやって見ず知らずの人に優しくしてもらって
人の支えや優しさに、本当に感謝します」
「ありがとう」
と涙を流す人や、本当に喜んでくれる姿を見せてくれました。
全てを失うと少しの事に感謝できるように
ありすぎると、見えなくなっていくのかもしれません。
間仕切りが無かったのが隣と間仕切りが出来た。
床で寝てたのが段ボールベットになった。
命があったから命の大切さを知った。
人の支援に触れる事が無かったから、人のありがたみを知った。
避難所だから芸能人の人に会えた。
外が暑いからクーラーの涼しさがありがたい。
自分の家を失ったから、避難所はありがたい。
集団生活のマイナスな部分を問題にするより
いいところを話すと人は笑顔になれる。
ボランティア活動は教えられることが
いっぱいあります。
何かに不満や悲観を感じる事があるなら
ボランティア活動してほしいと感じました。
74才の女性に
ノートに名前と住所を書いてとお願いされました。
避難所で出会った人の名前がいっぱい書いてありました。
「私が避難所を出たら、お礼をさせてほしい」と
私は「もうボランティアだからしなくていいよ」と
伝えましたが
「避難所をでたよと知らせるけん」
私は嬉しくてうれしくて
そのノートにナチュールの住所と名前を書きました。
自然が起こした地震被害
被災した人たちは、しかたないと
いっぱい我慢しています。
戻りたいけど戻る家は無い!
まだまだ震災した時のままです。
普通に暮らすことは、まだまだ先なのです。
終わったことにしないでください。
私達現地を見てお伝えしていきます。
チャリティイベント開催
くまもと がんばるもん
7月18日
12;00~17;00
大阪市西区南堀江 萬福寺
http://www.concent2010.com/01/news.html
熊本地震災害支援をよろしくお願いします。
同じ美容界で日々忙しい中を
先頭切ってボランティア活動されている
LPOコンセント
震災があってからずっと熊本の支援活動をされています。
オーガニックで頭皮を清潔に保ちながら
頭のマッサージをしていきます。
蒸し暑い熊本
水のいらないシャンプーでスッキリしてもらいました。
皆さん美容室経営者さん
他府県に関わらず、その行動力に尊敬できる☆彡
今日をあなたの最高の笑顔とともに
ありがとうございました。