シロネプレッソ「本を届ける、本を見つける」写真とレポート | [書店]ブックスはせがわ

シロネプレッソ「本を届ける、本を見つける」写真とレポート

 
振り返るのが遅れました。
新年早々より開催しました、「本を届ける、本を見つける」、無事終了。
1ヶ月間ギャラリーを貸切り本屋をやる、という新たなチャレンジであり体験。
真っ白なギャラリースペースをどのように本で埋めるか?
ただ本を置く、本が並んでいる、という、いわゆる「普通の本屋」で良いのか?
ここの空間を使い面白いことができないか?
と、お話をいただいてからの日々は、通常の仕事をこなしながら、頭の片隅では(たまに中心に)こうしようああしようと構想のような妄想を練っていました。
 
そんなことを考えている、さかのぼるその先には、
自分が本屋としていったい何をやりたいのか、したいのか、何で本屋をやっているのだろう?(食べていくため?たんに継いだだけ?本の魅力を知ってほしい?本が売れない時代にしがみついてる?)きれいごとであり、本音であり建前であり愚痴であり、いろいろな思いが交錯していることがわからないわりにわかりました。
それをどうこの場で表現するか。
突き詰めることができたのか、答えが出たのか。現状ではできることをすべて出しましたが、結果、まだまだです。
 
 
 
 
 
ここのオーナーであり写真家である上杉敬さんに撮影していただいた一枚をBゼロサイズまで引き延ばしてもらいポスターに。当初はカベ全体に本棚を配置しなければ、という思い込みがありましたが、このポスターで壁面のアプローチ、什器等のバランスが見えてきました。
大判の写真が一枚あることで空間の印象がガラリと変わりました、芸術の力は偉大です。
 
 
 
 
 
主役はあくまで本
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もちろん仕事をきっちりこなすことや、やることを期限内に、とか、その場を取り繕うこともできるようになりましたが、
それでも自分の中ではモラトリアムというか、いつまでも模索している気がします。そんな猶予期間はもうないのに。はやく確立できれば良いのですが、このままでも良いのかな、という気もします。
また別の場所や形態で本を届けることができれば幸いです。
 
 
 
 
 
 
会場設営に力を貸してくださった、
・Vickey'72  
・Hug design
・マウンテンリバー
・スターライツ
 
 
シロネプレッソ、上杉夫妻、野瀬山さん
 
大変お世話になりました。
 
 
 
今後の展開を自分に期待して。