この間オレが道を歩いていたら

一体誰に会ったと思うかい

友達に会ったんだけど、奴の言うには

オレの足は1マイル先からでも臭うんだとよ


笑い飛ばせ

そんなもの気にしないで

笑い飛ばそう

ポール・マッカートニー「スマイル・アウェイ」


どこへ行っても、無神経なことを言ってくる人間はいるものだ。

ハゲ、デブ、チビ、キモイ、クサイ、バカ…等、

直接言われた経験がある人は多いと思う。

ぼくはこの種の人間に出会うたびに、

直接、人の欠陥(根拠のない言いがかりかもしれないけど)

を揶揄できる人格を疑うのだが、

言っている方は、あっけらかんとしている場合が多いので、

非常に面食らう。

本人を目の前にして言えるということは、何のこだわりもないからであって、

意外と、何の邪心もない、天使のような人格なのだろうか?

わからない。

人の気持ちが読めれば楽なんだけどな。

まあ、向こうの気持ちがどうあれ、言われた方はまず不快に思うだろう。

ぼくの経験上、言い返したら厄介なトラブルになる可能性が高い。

いわゆる泥仕合だ。

(無神経な人間といえども、自分が悪口を言われるのは嫌なのですね。

何と自分勝手な……)

かといって、何も言い返さず黙っているのも屈辱的だ。

面と向かって言われた場合、対処が非常に難しい。

陰口ならば自分の耳には入らないし、

入ったとしても「馬鹿なことを言っているな」と放置しておける。

では、直接言われたらどうするのか?

この歌のように気楽に笑い飛ばすのが一番。

相手が引くぐらい大笑いしてやろうではないか。

笑いに勝る武器はない。

嫌なことは全部笑い飛ばしてしまおう。


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まったく、書くなどということで、ろくな結果が出たためしはない。

安部公房「他人の顔」


書くのは楽しい。

楽しいが怖い。


何が怖いのか?

馬鹿だということが露呈するのが怖い。


でも、おまえは馬鹿なんだから仕方ないのではないか?

そうだ、仕方ない。だから開き直って書いている。


誰も読まないのになぜ書くのだ?

恥ずかしいけど、単純に言うと「ぼくを見てくれ!知ってくれ!」だろうね。

ぼくという人間を理解して欲しいのさ。


誰もおまえの事など知りたくないと思うよ?

それはわかっている。だけど書かずにはおれない。


キモイよ?痛いよ?

はいキモイです痛いです。

そういう君は書かないのか?

さあ、どうかな。


君はぼくで、ぼくは君だよ?

わかってるよ。自己嫌悪って奴だな、いいから失せろ。


失せろって……君が最初に質問してきたんだろう……

ここまで頭がおかしいとは思わなかったからな……


ぼくの頭がおかしいのなら、君の頭もおかしいことになるぞ?

大きなお世話だよ。おまえになりたくてなったんじゃない。


ややこしくなってきたな。

そうだな。でも、書いてるのはおまえだから、おまえのさじ加減一つだろう。


いや、書いているのは君かもしれないぞ?ぼくは君なのだから……

自分のこともわからないのか?


君はわかっているのか?

わかっているよ。書いていないから、なぜ書くのか質問したのさ……


でも、この文章を書いているのはぼくじゃないぞ?

そうなのか、でも俺でもないんだ……


じゃあいったい誰が……

誰だろうな……



……私です。


おまえは誰だ?

誰だ?


……私もあなた達です。


ぼくか?

俺か?


……そうです、あなた達は私で、私はあなた達です。


なぜ書くのですか?

そう、それが聞きたい。


……なぜ書くかですか……簡単に言うと

「私を見て下さい、知って下さい」ということでしょうね。


ぼくと同じ考えだ……こんなことって……感動しました……

あたり前だろう……おまえは俺で、俺はこいつなんだから……


……ややこしいですね……


あなたのせいだ。

おまえのせいだ。


それは違うぞ!


……だ、誰ですか?


な、なんだろう……

お、変なのが来たぜ。


実は全部おいどんが書いたものでごわす!


……じゃあ私たちは、あなたですか?


ですか?

か?


そうではない、アンタラはおいどんが作った登場人物でごわす!


……狂ってますね……


ますね……

だな……




以上です!ご苦労様でした!


ありがとうございました!


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「実るほど頭をたれる稲穂かな」

いい《ことば》ですね。

私は大好きです。


まあ、私の場合は「全然実ってないのに頭をたれる虚弱体質の稲穂かな」ですが、

ハハハハハハハハハハ。

謙虚というモノは生きていく上で凄く大切なのですよ。


よく行くコンビニはデイリーヤマザキでなければなりません。

携帯電話はウィルコムでなければなりません。

車はダイハツでなければなりません。

身長は165cm以下でなければなりません。

服はシマムラでなければなりません。

パソコンはソーテックでなければなりません。

自転車はママチャリでなければなりません。

本籍は山陰地方でなければなりません。

ペットは柴犬ベースの雑種でなければなりません。

家電はオリオン電機でなければなりません。

頭髪はやや薄くなければなりません。

好きな炭酸飲料はメッコールでなければなりません。

水虫等のそう深刻ではない持病を抱えていなければなりません。


これらを全てを満たしてこそ真の謙虚人間でしょう。

皆さんも謙虚人間になれるよう努力してくださいね。

以上で朝礼を終わります。

それでは今日も一日頑張りましょう!




って会社があったら嫌だな。

僕の人生はウソのように思える

僕の罪は幻のように思える

どうしても演じなくてはならなかった

出来の悪い一幕のようだった

サイモン&ガーファンクル「水曜の朝、午前3時」


もし人生が壮大な演劇だとしたら、

ぼくはなんとマヌケな役にされたことだろう。


配役を決めたのは誰ですか?

もっと考えてくださいよ……こんなのおかしいでしょう……

第一幕はさんざんでした……第二幕ではよろしくお願いしますよ……


そうだな……

まず宝くじに当たったり、他にもなんか色々あったりして10億円を手にする。

そしてキューバへ移住。

なぜキューバか? そこにキューバがあるからだ。

キューバはいいぞ、きっといいぞ。


キューバシャツにキューバ帽、

ヒゲをたくわえ、サルサを聴きながら葉巻を吸うんだ。

名前は思い切ってサンチェスにしよう。


車は思いっきりポンコツの思いっきりバカデカイやつがいいな。

サトウキビをかじりながら、道なき道を飛ばすんだ。


疲れたら、キューバ風の風呂に浸かり、スペイン語の本を読もう。

夜には、近所のロドリゲスやガルシアたちと酒盛りだ。

キューバだからラム酒だろうな。

杯を交わしながらカストロ談議で盛り上がろう。


キューバ風の思想を身につけ、

キューバ風の仕事をし、

キューバ風の余暇をたのしむ。


キューバ風の美女と結婚して、

キューバ風の子供を授かり、

キューバ風に死にたい。


そして、


キューバ風の喪服を着た

キューバ風の遺族に

キューバ風の葬儀をして貰えれば最高です。


ぼくの希望は以上です。

配役決めてる偉い人、頼んだぞ。

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テレビでは我が国の将来の問題を

誰かが深刻な顔してしゃべってる

だけども問題は今日の雨 傘がない

井上陽水「傘がない」


確かに国の将来の問題は関係ないですね。

それよりも今日の昼食を何にするかの方が重要です。


自分のことしか考えられない人間は、世間様から自分勝手だと嫌われるけど、

じゃあ一体何を考えろというのでしょう?

国や他人がどうなろうが知ったこっちゃないのです。

私は好き勝手生きますよ。


だから、電車では絶対に席を譲らないし、ゴミの曜日も無視します。

迷惑なネコやカラスやハトは問答無用で殺します。

給食費も払いませんし、ご近所に挨拶もしません。


生活必需品はコンビニやスーパーで万引きしまくりです。

お金に困ってるんだから仕方ないでしょう。


犯罪だ?

何言ってるんですか、私が正しいと思えばいいでしょう?

ゴチャゴチャ言わないでほしいですね。

私が何をしようと自由でしょう?


他人のことを考えている余裕はないのです。

自分だけがかわいい、だから他人は蹴落としてでも上へ行きますよ。

そういう時代でしょ?


……って考えの人増えてますよね。

まあ、これは少し極端だけど……


いつものことながら、歌詞と全然関係ない話になってしまった。


雨が激しすぎる。

ぼくも傘がない。


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