ご覧いただきありがとうございますラブ


昨日は、なんと!!

私のブログがアメトピに掲載されたそうで、、

アメトピ内でも4位でした!!拙いブログすぎましたが、見てくださりありがとうございますえーんえーんえーん


さて以前、病院通いの帰り、たまたま本屋で手にした本があり、

そのまま惹かれるように購入し

途中、泣きながら、嗚咽しながらも、

面白すぎて、一気読みした本。



本当に素敵な本なので、

紹介しますね。



その本とは、

【52ヘルツのクジラたち】

です。

52ヘルツのクジラとは、
他の鯨の声が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラのこと。

たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない、
そのため、世界で1番孤独だと言われているクジラ、、

それは

すぐに触れ合う位置にいても、気づかれないまま、すれ違うということ。

今もどこかの海で、届かない声を待ちながら自分の声を届けようと必死に、、

歌っている。

、、、

なんて切ないのだろう。

そして、なんだか、そのクジラが、、今の世の中を象徴している気がしてならなくて、、


今や、

たくさんの服やモノに溢れ、

モノは十分満たされているが、

心は、叫ぶほど、寂しさで溢れている。

皆、

誰かに助けてほしくて

心の中で泣き叫んでいる。


その声は、

隣に座っている人や、通りすがりの人に

当然届かない。

こんなに近くにいるのに、、

届かない。



そして、誰も

気づかない、

分かろうともしない、

気にも留めない

興味がない人には、

振り向きもしない。


みんな自分のことでいっぱいいっぱいなのだ。

他人にまで構ってられない。

コロナ禍では、当たり前の風景。


しかし、それはとても怖いこと、、

誰かが必死に

SOSを出していても

気づかない。

その人が

すごく身近な家族だったとしても、、

泣いている声は届かない。。。


そんな冷たい世の中なんてもう、うんざりで懲り懲りだ。




自分だけの価値観で生きるから

周りが見えなくなる。

自分だけよければいい、と生きるから

ますます、心が孤独になる。


52ヘルツの声は、

多かれ少なかれ

みんな持ってるのではないか。とも思う。

みんな、

実は寂しくて孤独で、助けてほしくて心で叫んでいるのではないだろうか。




そういう声を聴きとって、

皆が声をかけ合う、

お互いの心に寄り添う、

お互いの価値観をわかり合おうとする

そんなあたたかい人で溢れる世の中になればいい。


ひとを助けるということは、自分を助けるということにつながる。

なにより

自分が救われるのだから。


そんな心の奥深いところや、色んな事に気づかせてくれた本でした、




〜皆の声が
誰かにとどきますように〜

最後まで読んでくださりありがとうございました!

2021.5.4

高岡  愛