ウイイレ2013MLオフライン 2年目 FAカップ決勝 | 釣りとゲームと虫と時々サッカーのブログ

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《試合前の両指揮官のインタビュー》
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ーぺトロ・イシュコヴィッチ監督

今シーズンは昇格したてという事で厳しい試合の連続で守備の連携についての指摘もいくつもされたが我々がこれから挑むのはFAカップファイナルという大舞台だ。
この舞台に立てる事すら光栄な事だがここまで来たら狙うのは当然タイトルの獲得だ。

(対戦相手の)マンチェスター ユナイテッドには今シーズンリーグ戦で2勝している。これは我々にとって大きな自信になっているしこの試合にも大きく影響するだろう。






ーアレックス・ファーガソン監督

当然の事だが我々はシェフィールド ユナイテッドを甘くみていない。
FAカップ決勝に上がってくるチームというのは大きな力と計り知れない勝負強さを持ったチームだ。

リーグ戦では苦しめられたがシェフィールド ユナイテッドの戦術は理解したつもりだ。
このタイトルを譲るつもりはない。











《両チームスターティングメンバー》
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・シェフィールド ユナイテッド


前線3人は安定。
中盤は不調のヘジャスカの代わりにビャルナソン。
守備陣はユナイテッドの攻撃の核となる両サイドを封じる為にオーバーラップ持ちのムバルキでは無く守備的なマルコ・モッタを起用。後は基本通りのメンバー。







・マンチェスター ユナイテッド


総合値90台の選手がゴロゴロいる銀河系軍団。
ラストパスの供給源となるであろうシャビ、ナニ、アンデルソンへの寄せを素早く行いネイマールの個人技、ウェルベックのスピードに注意しつつ鉄壁の間からシュートを打たなければならないという難しい状況。

救いは第1GKダビド・デ・ヘアの負傷離脱とウェイン・ルーニーがベンチ外になっている事か。













《試合内容》
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2013-2014シーズンFAカップファイナル。
ミレニアム・スタジアムの観客席がほぼ赤一色に染まる中キックオフの笛が鳴り響いた!


立ち上がりに攻勢に出たのはシェフィールド ユナイテッドだった。
3分にペナルティエリア内でボールをコントロールしたアスパスがシュートを放つもこれは枠の外。続く9分にもニーレンドナーのペナルティエリア外からのコントロールシュートはポストを直撃しマンチェスター ユナイテッドゴールを脅かす。


二度の決定機を外した事で暫くはスコアに動きは無いと思われたがその時は突然訪れた。

14分にバレンシアのクリアでコーナーキックを得ると左コーナーキックからヌエが反らしたボールをアスパスが押し込みシェフィールド ユナイテッドが先制する。



先制ゴールで勢いづき積極的に追加点を奪いにいったシェフィールドだったが38分カウンターからボールを受けたシャビにヌエが引っ張られ、タックルを交わしたシャビの
パスを受けたウェルベックがシェフィールドのゴールに強烈な同点弾を叩き込んだ。


なんとか勝ち越し弾を決めたい両チームだがシェフィールドが攻め立てマンチェスターがカウンターという両チームの関係は崩れず前半ロスタイムにまたもや左コーナーキックからヌエが合わせてマンチェスター ユナイテッドが前半の内に勝ち越し弾を献上してしまう。





ゲームが後半に入るとマンチェスター ユナイテッドが息を吹き返したようにボールを回しだしシュートチャンスを演出するが57分左サイドへ抜け出したアスパスがシュートを放ちリンデゴーアが弾いたボールを拾ったムラトリが冷静にスペースに流し込みニーレンドナーが貴重な追加点を奪う。


状況を打破したいマンチェスター ユナイテッドは64分にアンデルソンを下げアシュリー ヤングを投入。


すると左サイドが活性化しマルコ モッタが苦しめられる形が続く。
74分にエドゥアルド モリージョを下げジョアンルイスを投入しアシュリー ヤングを孤立させる形を作る。
更にエドゥアール ブタンを下げイアゴ アスパスをCFへ。STにカストリスを投入し前線からプレスをかけていく。




それでもマンチェスターの左サイドは止められない。
ファーガソン監督は更に左サイドを有効に使うために77分にはエブラを下げビュトネルを投入。




再三左サイドにボールを集めたがパブ カマラ、マルコ モッタ、ヌエのディフェンスに阻まれゲームセット。



シェフィールド ユナイテッドがまたもや大金星をあげ初のタイトル獲得に成功した!!







左からニーレンドナー、ボルサルケス、ヌエ





初のタイトル獲得に成功したシェフィールド ユナイテッドイレブン




試合詳細









《選手評価》
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ボルサルケス 6.0
決定的な2本のシュートを防ぎチームの士気を高めた。



ヌエ 7.5 王冠2MOM王冠2
1ゴール1アシストで勝利に大きく貢献。
失点シーンこそ軽率だったが他のプレーでは安定した守備を見せた。



ツァルカミロフ 6.0
ヌエのように安定こそ無かったが無難にクリア出来ていた。
以前の様に崩される事も減りこれからの成長に期待。



ムラトリ 6.5
タイミング良く前線へ駆け上がり早め早めにポジションへ戻るサイドバックのお手本のような動きだった。
3点目アシストのシーンでは冷静な判断が際立っていた。




パブ カマラ 6.5
まさに鉄壁。
シェフィールド ユナイテッドが前線でボールを保持できるのはこの選手のお陰と言っても過言ではない。



マルコ モッタ 6.0
アシュリー ヤングの投入後には苦しめられるシーンもあったがよく対応した。



ビャルナソン 6.0
ポール・スコールズに押さえ込まれ存在感を出せなかったが中盤のつなぎの役割はミス無く充分にこなした。




エドゥアルド モリージョ 6.0 74分 OUT→
前半は積極的に前線に顔を出し強烈なミドルシュートも見せたが後半攻め込まれる場面が続くと疎かな守備が見えた。



ニーレンドナー 7.5
美しく弧を描いた2本のコーナーキックで得点を演出。後半には自らも3点目を奪い試合を決めた。
守備にも貢献出来、間違いなく未来のスター選手と言える働きをした。



エドゥアール ブタン 6.0 74分 OUT→
いくつかのチャンスがあったがコントロールしきれず得点には至らなかった。
前線での動きは○



イアゴ アスパス 7.0
ボール奪取、パス、連携等を高い水準で見せた。
CFにポジションを移してからは半減したもののそれまでの動きで充分に相手DFを苦しめられた。



ジョアン ルイス 5.0 74分 IN←
守備的な目的での途中投入だったが見せ場は作れなかった。



カストリス 5.0 74分 IN←
途中投入で試合に入りきれず。
ボールを持ってもキープしきれず奪われる場面が目立った。



ぺトロ・イシュコヴィッチ監督 7.5
スタメン発表時には守備的なサッカーが予想されたがいい形で予想を裏切った。
昇格初年度でのリーグ戦ホーム、アウェーとこのミレニアム・スタジアム合わせて3度のマンチェスター ユナイテッド撃破は間違いなく『デビル キラー』として語り継がれるだろう。