躁鬱病のサラリーマンの生活日記

躁鬱病のサラリーマンの生活日記

躁鬱病(双極性障害)のサラリーマンの日々の生活日記。毎月22日(夫婦の日)は、妻から私を見た愚痴?等も掲載。

ちょうど1年ぶりにブログを書きます。じゃあ、これからブログを継続して書くのを再開するのかというと、そのつもりはないです。他にもっとやりたいことがあるからです。仕事が「忙しい」と言うのは、好きではないのですが、それでも60歳になっても、人から求められています。ありがたいことです。

最近、人はどうすれば幸せになるか、を考えてみると、それは地位や名誉を得ることやお金持ちになることなどではく、「人間関係に恵まれること」ではないかとつくづく感じます。キリストは愛を説き、釈迦は慈悲を説き、孔子は仁を説きました。2000年以上の年月を経ても残っている、これらの教えは皆「いかにして人間関係をよくするか」に尽きると思います。
精神科医の和田秀樹さんによると、人間の老化で最初にあらわれるのは「感情の老化」だそうです。わたしたち双極性障害患者は、他の一般的な人たちより、いち早くこの「感情の老化」と対峙します。しかし、この「感情の老化」を気分安定薬などの薬で緩和させ、「感情の老化」に人一倍敏感であることで、多くの一般的な人よりも却って「感情の老化」による弊害を免れているのではないかと感じます。「感情の老化」の症状の例としては、「頑固」とか「怒りっぽい」が挙げられます。実際、僕の周りの先輩たちを見ても、この「感情の老化」による「頑固」と「怒りっぽい」から、周りの人たちのとの人間関係を悪化させ、場合によっては、生活習慣病などの病気も引き起こして、60歳早々で退職という方が結構いらっしゃいます。そうならないためにも、感情のコントールが重要だと思いますし、リフレッシュすべきときには、思いっきりリフレッシュできる体験をするのがいいのではないかと思います。


 と言うことで、リフレッシュのため、9/5にジョン・ウィリアムズ指揮、サイトウキネンオーケストラの管弦楽によるコンサートへ行ってきました。ジョン・ウィリアムズの名前を知らない人でも、スター・ウォーズ、インディー・ジョーンズ、ハリー・ポッター等の映画音楽を作曲した人、といえば分かる人は多いのではないでしょうか。御年91歳。日本での彼の指揮による自作自演コンサートはこれが最後でしょう。似たようなコンサートはウィーンフィルやベルリン・フィルとの共演があって、CDも持っているのですが、これらのCDを聴く度に、ウィーンの人はいいなぁ、ベルリンの人はいいなぁ、と僕は、羨ましがっていたのです。で、日本公演があると知り、早速チケットを申し込んだのですが、残念ながら当たらず、会社でも昼休みに落ち込んでいると、Dさんが「Bさん、どうかされたのですか?」と訊いてくるので、理由を話すとDさんはスマホで素早く検索し、「Bさん二次受付がありますよ!」とのことで、職場の何人かが下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、で申し込んでくれましたが、残念ながら、皆ハズレ。そんな中、頼んでいた妹が「お兄ちゃん、当たった!」と。で、行ってきました。
久々に聴く、フルオーケストラの生演奏は素晴らしく、至福の時を過ごさせていただきました。