山形県内のとあるホテルの中庭から

 紅葉とは?

植物の葉が赤く色づくことだが、広くは黄色や褐色に色づく事もいい、気温の低下によって葉柄基部に離層が形成され、アントシアンなどの色素がたまるのが原因。


 黄色い葉

緑色の葉の色を形成するクロロフィルが秋になり分解されていき、今まで目立たなかった黄色い葉の色を形成するカロチノイドが際立ってきて、葉の色が黄色く見える。

 赤い葉

緑色を形成するクロロフィルが分解され、葉の中に蓄積された糖分がアントシアンという赤色の物質に変化するため、葉の色が赤く見える。


紅葉

 とまぁ、紅葉の原理の様な難しいことは抜きにしても、人々を魅了する紅葉は美しいきら オレンジ 幼い子供でも、長年生きてきて知識経験豊富な人でも、植物に詳しくない自分でも、損得勘定抜きで心動かされる。

 最近いろんなバーをハシゴする事が多いのですが、普段議題とならない話題を試みに挙げてみると、みんな飲んでいるせいか意外と盛り上がるアップ 紅葉もその一つで、有名な場所無名な場所を問わず、それぞれ綺麗な場所を持っているし心に残る場所があるようだdocomo 日本伝統の四季、果たして後世に伝えることができるだろうか。


立石寺山寺内の紅葉

 俳句の秋の季語(植物)の例


紅葉(もみじ)・黄葉(こうよう)・銀杏黄葉(いちょうもみじ)・照葉(てりは)・黄落(こうらく)・散る・銀杏散る・色変えぬ・ などがあります。


 また、秋の季語の中には『竜田姫』というものがあるのですが、この『竜田姫(たったひめ)』とは、秋の山野の美しさを一つにまとめる女神であり、特に紅葉をつかさどる神とされています。 大和の紅葉の名所(竜田山など)には、その名を冠した竜田川(たったがわ)があります。

 竜田川(たったがわ)は奈良県大和川の支流ですが、古歌に出てくる竜田川は、大和川本流に流入してからとする説も有ります。 尚、『竜田揚げ』の名前の由来ともされています。


 昔の人々は、この様に四季の移り変わりを楽しみ、命あるものを大切にしていたんですねきら 水色