お久しぶりです。

非常事態宣言が終わり長女が寮に帰って

私に落ち着く時間ができました。

ずっと話しかけられ続けるのはしんどかったです...

 

寮に戻ったと言っても毎週末に長女が帰ってくるので

日曜日は買い物と長女の送りで1日が終わってます。

まだまだ楽にはなれません。

 

長女は生協で食べたいものを注文できるようになったけど、

大学の購買が休みの日に

一人でスーパーやコンビニに行くのは無理なので

自立には時間がかかりそうです。

 

あいかわらず市販のお弁当は食べられないけれど

学食の日替わり定食がハンバーグなら食べられる日ができました。

全部食べられないときは注文しないというこだわりのせいで

定食はごはんやサラダの量が多すぎて食べる気になれなかったけど、

うどんなどの軽食メニューが消えてパン以外に食べるものがなくなったときに

おいしそうだったから食べられる分だけ食べてみたそうです。

冷凍のグラタンやチャーハンも食べられるようになったので

少しずつ食べ物の心配が減ってきました。

 

さて、前期の成績ですが、

コロナの影響で大学の授業のほとんどがリモートだったおかげで

必修の数学が1つ不可だっただけで他は大丈夫でした。

 

長女は数学は難しかったからしかたないとがっかりしていましたが、

指定の教科書は問屋にもないから取り寄せもできなくて

部活の先輩に頼み込んで借りたけど、

授業のサイトに教科書や問題や答えが

いつのまにかアップされたり消されたりしていたので

長女がずっと振り回されていてかわいそうでした。

 

注意深く指示通りにできることが大学卒業の暗黙の条件だとは思うけど

障害者差別解消法ができたことだし

多少不注意な人でもわかりやすくあってほしいと思っています。

 

後期の登録はデザインのクラスに抽選ではずれたくらいで

他は無事に登録できたそうです。

抽選にはずれたクラスの代わりに、ほかのクラスを申し込んで欲しかったけど、

もうすでに授業が3回終わっているから成績が心配で動けませんでした。

デザインのクラスは実習とレポートを1回提出しているから

成績が可か不可になるくらいなら受けない方が良いと思うみたい。

 

そんなこと考えなくていいから申し込んでって言いたいけど

長女は考えすぎて動けなくなるから申し込めないのは仕方ない。

留年や中退の覚悟はできてるはずなのに

もどかしくて言葉を飲み込むのが私には精一杯です。

長女の大学がオンラインばかりになったので

緊急事態宣言中は自宅で授業を受けています。

 

長女は自宅でゆっくりできているので

緊急事態宣言前は疲れがたまっていたけれど

いつもどおりくらいに戻りました。

 

薬は自宅に戻ってからほとんど飲んでいないので

独り言だったり趣味の本の話だったりで、

うんざりするほど長女はよく話します。

 

長女はADHDの不注意型だけど、

親しい相手には思考と口の多動があって、

長く一緒の時間を過ごすとクタクタになります。

エビリファイで改善できることだから、

被害を受けている私の自業自得みたいになっているのが残念です。

。。。。。

 

長女が高校生くらいから、

ツイッターで発達障害を持つ人の話を読むことが多くなりました。

お子さんの話だけでなく、当事者さんの話もとても参考になりますが、

普通のお子さんの(頻度が少ないからこそ笑える)失敗談も好きです。

 

 
 

こちらには、小1の娘さんの時間割を一緒に確認したのに、

なぜか入れたはずのものを忘れて登校しているという

よくある不思議現象が書かれています。

 

長女の場合は、絶対忘れないようにと言えば言うほど、

家の中だけでなく集合場所や登校中に

長女がこっそり確認することで紛失や忘れ物になりました...

 

高校に入ってからは先生方が後始末を手伝ってくれたので

長女はそれなりに楽しく、

親はかなり楽に過ごさせてもらえました。

 
なにかの申込書の提出がなければ
予備の申込書を渡して目の前で書かせて提出させたり、
学校に教科書などを置きっぱなしにするのを許してくれたり、
忘れ物の叱責が最小限で済むように配慮された高校生活でした。
 
ちなみに次女は、小1のときに入れたはずのものを忘れたことがあるけど、
その時にカバンから出したら忘れ物になってしまうと理解できたようで
それ以降は忘れ物をしないように翌日の持ち物を用意するようになりました。
 
こういうのってやる気じゃなくてただの個人差だったと、
長女がいなかったら知る機会がなかっただろうなと思います。
小学校のときも中学校のときも笑えなかったけど、
今ならかわいいねえって思えます。

1、2、3月はそれぞれ3日くらいしか薬を飲んでいませんでしたが、

4月からは週3日くらいで長女は薬を飲んでいるらしいです。

 

3月末にはヒヨコとか子ペンギンのように

自分の欲求に素直で忘れっぽかった長女が、

GWには屁理屈をこねてやりたいことしかしない長女になって帰ってきました。

やりたいことしかできないのなら、薬を飲まなくても...と思いかけて、

自分をコントロールする経験が

本人の幸せにつながるだろうと思いなおしました。

 

3月までのヒヨコのような長女は、10時からお昼ごはんまでと、

4時から晩ごはんまで「おなかがへった」とか

「ごはんは何か」と大騒ぎしながら何かを食べていたので

幼児よりは手がかからずかわいかったです。

 

薬でADHDの傾向が弱くなった今は、

課題が終わらない不安で取り掛かりたくないとか

間違ってないか不安(とりあえず提出して指摘されたら直せ)とかに

振り回されています。

 

気が散りまくってのうっかりを減らすストラテラは週3でもいいけど、

不安を減らすエビリファイは量を増やすか毎日飲んでほしいところです。

 

先日の診察で主治医に、

「梅雨を前にして長女は体に疲れがたまっているのに

落ち着かなくて過活動気味だから梅雨が不安」と相談したら

「そういうのにもエビリファイが効くからがんばって薬をのんでね」と言われるだけで

薬の調整はありませんでした。

長女が毎日薬を飲めるわけがないので、

今年の梅雨は不安でいっぱいです...

 

長女の大学でもコロナ患者が出て、

オンライン授業が増えました。

長女が体調不良になったときに、

病院に行けるかを心配しています。

旦那は早めに帰ってこさせたいようです。

 

大学の保健室の先生か寮の管理人さんに助けてもらって

長女を病院行きのタクシーに放り込んでもらえれば、

私が2時間かけて病院に行って後始末をすれば大丈夫な気がします。

全ての授業がオンラインになっても、できるだけ寮で過ごせたらいいな。