2024/1/16
全てオリジナルイラスト
にしました
内容大幅に見直ししました
尾州を追記
モーニングの写真を追加しました
もくじ
①まえがき
②はじめに:モーニングって?
③繊維業から始まった・・・とその前に
(一宮七夕まつりなど)
④モーニングの本当の始まりとは?(諸説)
⑤しかし、バブルははじけてしまう
⑥なぜ玉子とトーストが残ったの?
⑦とある地区の食べ歩きをご紹介(現在11件)
⑧最後に・・・
まず、この記事書き上げるにあたり
小さな子供の記憶が鮮明に残って
いろんな方に見聞きし
文献なども調べた上ですが
少々食い違う点がありますところ
ご理解頂ければと思います
誰もがお得に感じるサービス
よく、朝の喫茶店にコーヒーのオマケに
モーニングサービスがありますが、
真っ先に思いつくのが全国にできてきた
「コメダ珈琲店」を思い浮かべる方も
多いかと思います
コーヒー(同値段のジュースもOK)に
バタートースト、ゆで玉子がオマケと
いまでこそオーソドックスですね
なぜこんなサービスが生まれたか・・・
戦後に景気が活発になった時代、
1960年前後・・・
それ以前も繊維業はありました
(明治時代から)
一宮七夕まつり、織物感謝祭が
昔から続いているのがそうですね
いまでこそイベントも多く
よその地域から来られて
七夕三大イベントのひとつにもなってます
(およそは7/20~31の一週間ぐらいです)
愛知県の尾張地方で
名古屋の北西、一宮市などですが
(総合して尾州と言うのが正しいかも)
繊維業、いわゆる織物産業が栄えます
元々、明治時代から尾張地方の繊維業は
富を得ようと人がたくさん訪れる場所でした
※尾州(びしゅう)
尾張地方でも繊維の栄えた地域
尾西市、江南市など
そこら中に青いトタンの建物に
すごい音で「ガチャン、ガチャン」と
織機で布を作られます
これがガチャマン景気と言うそうです
織機のガチャン音一回で一万円の儲け!
(当時の金額であればすごい・・・)
コラ千なんてコトバもあります
(悪さして叱られて千円で許してもらう)
コラとは、コラッ!と叱られる意味
今じゃYouTuberでも殆どいないでしょう
当時はその子供は
金持ちのボンボン扱いでした
工場作りたいと思っても織機自体が
簡単に作れるものではなかったみたい
ちなみに女性ですと
その前の工程でしょうか?
旦那が出稼ぎの最中に
小さな小屋で所狭しと
糸巻きする機械が何十個も並べて
絡まったりしないように
大変だったのを覚えてます
とある喫茶店で営業マンなど
朝早くから訪問し商談まで時間があり
ここで2つの説
諸説1:
職場がうるさい、しかも暑いので
静かで涼しい喫茶店にて商談の場として使い
ピーナッツなどのおつまみで
時間を過ごしてもらう
諸説2:
職場に着く前に時間待ちに
喫茶店で待つだけでは退屈なので
おつまみのピーナッツで過ごしてもらい
喫茶店が売り上げを得る
(↑諸説2は違うようです)
そのサービスが受けて
あらゆるところに喫茶店が出来て
相乗効果を得ようとして栄えたそうです
(当然、儲けもあった様です)
競争も出来始めるので
サービスも過剰になり何でも取り入れ
玉子やトーストなども加わったのでは?
みたいですね・・・
そんな羽振りのいい景気は
長くは続きません
諸外国、後進国などに、
物価の安い国に製造流出は止まらず
瞬く間に廃業だらけになります
あとは、
絹、ウール(羊毛)が主体でしたが
他の素材(ナイロンなど)も
一気に増えたので
需要も薄くなり多様化が早すぎて
追いつけなかった面もあります
記憶ですが、私が幼少期・・・
1980年あたりでしょうか
廃墟の機屋(はたや)だらけになり
よくその建物でいまでいう
廃墟巡りならぬ廃墟鬼ごっこを
よくした記憶があります
喫茶店だったところも廃墟になり
看板やコカコーラのエンブレムだけが
そこら中に転がってたのは覚えてます
そんな機屋(はたや)がからっぽになり
いまでは取り壊すところも少なくありません
(現在頑張って製造してるところもあります)
このへんは、ネットコンテンツ
などには書かれていませんし
調べないとわからない部分が
たくさんあります
一宮市は全国から見ても大きな
養鶏団地がありました
1980年前半ぐらいの記憶ですが
道路にニワトリのフンがそこら中に
散らばっていたあたり
盛んだった記憶もあります
その産地が地元ということもあって
玉子はすぐ手に入る食材でした
喫茶店にはありがたいものです
なので、簡単にゆで玉子を
サービスで提供できてしまいます
近年までですが
玉子トースト、玉子サラダはまだしも
茶碗蒸し、おでんなどの
普通考えられないのが
モーニングで提供されるのは
先ほどの玉子繋がりから来ています
いまでも場所は変わったみたいですが
生産効率上げて営んでいるみたいです
2024年時点で閉店したお店は多く
店主(多くは女性)の高齢化もあり
老舗は少なくなったみたいです
トーストについては分からないことが多いです
一宮市のとある地域を中心に
いくつか紹介しておきます
金額はおよそ350円~480円
コーヒーの価格で朝食レベルがおまけにつきます
殆どはパンの種類が選べれます
追加金額で豪華なメニューも出たりします
年配の方が朝だべるには手頃な価格です
1:
元々は15年前に営業し始めた小さな喫茶店で
2010年あたりから本格的に
モーニングサービス始めた記憶あります
有料オプションで別メニューあり
2:
初めて行くお店ですが
何十年も前から営業されてるみたいです
何種類か組み合わせあり
3:
記憶ですが営業年数は40年超えてるはずです
経営者もかなりのおじいさんです
元気にやってるみたい
8種類ほど組み合わせあり
4:
新しい建物に見えますが古くから営業してます
去年、店名が代わりましたが
メニューの変更は無さそうです
ケーキなども充実してます
組み合わせが多い
有料オプションあり
(↓朝からおしゃれに過ごそう!)
5:
もともとはパスタ屋、現在は普通の喫茶店ですが
大きな氷にアイスコーヒーが染み込んでるのが
すごく印象に残ってます
(6種類のパンが選べる)
6:
過去はそこそこのチェーン店だったと思います
現在は小さなグループ店で落ち着いてるみたいです
パンの種類が選べる
7:
昔から営業されてます
とても静かで店内のオルゴールの音が
癒される感じでした
トーストに付けるものが数種類
8:
何十年の老舗ですが何年か前に改築されてます
店内もいまどき風ですが
いまはなき、昔の雰囲気が懐かしい・・・
トーストに付けるものが数種類
有料プションあり
9:
全国で有名な珈琲屋さん
首都圏にはモーニングあるのでしょうか?
選択肢がいろいろ
有料オプションも多い
10:
ネットカフェにもモーニングがあります
PCちょっと使いたいときには非常に便利です
選択肢がいろいろ
有料別メニューあり
11:
間違えて豪華なオプションつけてしまいました
通常はトーストと玉子っぽいです
有料で多数の割安メニューあり
12:
おしゃれに改築したお店です
まいにち違うモーニングがあります
13:
大手バーガーチェーンにも!
コーンスープに変更できるのもいいですね
14:
B型就労支援施設です
施設内で地元野菜も売ってました
もし尾張地方に遊びに、用事がありましたら
一宮モーニング公式サイトなどから
時間帯などを調べ
朝食代わりに寄るのをお勧めします
Googleマップなども組み合わせてみましょう
7月末は
一宮七夕まつりもありますので
併せて来られるのも良いかとも思います
一宮市の喫茶店には他県のない雰囲気を
感じて頂けたらいいなと思います