今までの膀胱結石除去手術は、お腹を大きく切開して行っておりましたが、腹腔鏡のカメラを用いて行うことにより、1.5-2CMの小さな傷で手術を行うことができ、動物への負担を減らすことができました。

 

小さい切開から膀胱の中をのぞいて、結石を見つけたところです。これから専用の鉗子で取り出していきます。実際に石を見ながら手術ができるので、取り残しを防ぐことができます。

 

手術後、1週間男の子のワンちゃんの傷跡です。すごく小さくできています。

 

このように腹腔鏡を用いて手術を行うことにより、負担が少なく、結石の取り残しなくできるので、非常に有用と考えております。