今日の症例は猫ちゃんの腹腔鏡を用いた避妊手術でした。
傷もすごく小さくすることができ、手術後も回復も早く、
痛みも少ないと感じております。
またカメラを通してすごく近くで臓器を見ることができ、
細かい部分まで観察しながら手術をすることができます。
黄色いものが卵巣です。血管などもすごく良く見えます。
普通のお腹を開けて避妊手術をする場合は、痛みで2-3日
元気が無くなったり、うんちがしづらかったりします。
手術時間も40分くらいで終えることができます。
手術を行っている様子です。モニターを見ながら手術をします。
トロッカーというお腹の中に通じるトンネルを設置し、
カメラや鉗子を入れて手術をします。
体に対するダメージを減らすことができ、費用は少しかかりますが、一生に一度の避妊手術なので、オススメです。
3箇所に小さな切開で手術できます。