そして夕方になると、時々娘を連れて
ベビーカーで散歩に出かけるフニャコ母と祖母。
機嫌よく出かける娘。
後姿をしばらく見送っていると、
立ち止まったまま長い間動かない。
なんだろう…?
近所の猫でも居るわけでもなく…。
何かワイワイ喋る一行。
帰ってきた
母50代にして天然に何があったのか聞いてみると、
嬉しそうに語りだした。
「賢いのよ~。
ウ●コに
挨拶するの!」
えっ?
「『ウ●コさんに挨拶しようね』って、いつも教えてたら、ちゃんと覚えて、必ずするようになったのよ~」
「もう、白くなってカチカチなのに、分かるのよね…偉いわよねえ」
何故ウ●コ!
外には他に教えるべきものが沢山溢れているというのに!
軽くショックを受けましたが
まあ、偶然だろうと思い、次の散歩について行きました。
すると、以前立ち止まっていたところが近づくと、
騒ぎ出す娘!
娘「ん!ん!」
指差したところで止まると、
すごい勢いでお辞儀!
ウ●コを崇める娘!
水分が抜けきり、
今まさに土に還ろうかという
ウ●コに向かって
何度も何度もお辞儀!
そのしつこいまでに
へりくだった背中…
まさにうだつの上がらない
平社員そのもの…!
ああ…!
なんだ…
このえも言われぬ悲しさ…
ウ●コ>娘>フニャコ家
と、いう新たな勢力図が出来てしまいました。
まさか、ウ●コに負けようとは…。
そんな私の気持ちなど知らずに、
フニャコ母「この曲好きみたいなのよ~」
と言って、
小柳ルミ子の『乾杯!』をかける母。
それにあわせて歌って踊る娘。
ばっちりだ…
歌うところもばっちり合っている…。
昭和のにおい漂う娘。渋すぎる。
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