2024.09.24 横浜スタジアム
横浜DeNA 5 - 6 阪神
一時は勝ち越しとなる宮﨑の逆転3ランには痺れた!これが150号!
相手先発が青柳ということでベンチスタートとなった宮﨑。
チームは序盤から4点のビハインドと劣勢。
しかし5回に反撃し、2点を取ってスコア2-4と2点差にして尚も2アウト1,2塁のチャンス。
阪神は青柳を諦めて5番に入っていた戸柱に対して左の島本を投入。
ベイスターズはここでとっておきの代打、宮﨑をコール。
その宮﨑がやってくれました。
真ん中付近に入ってきたストレートを捉えると打球は左中間スタンドへ。
今シーズン大12号、プロ通算で節目の150号となる、代打逆転3ランホームランが飛び出し、試合はたちまち5-4と1点リードに変わりました。
試合は先発の濱口が3回に4失点して重たい空気が流れていましたが、これで一気にボルテージがあがりましたね。
試合は延長で敗けてしまう結果になりましたが、チームとファンの気勢を上げるホームランに、ありがとう。
青柳対策の是非
ピッチャー青柳に対して、過剰とも言える打線を組みがちの三浦監督ですが、確かに青柳には左打者が有効。
5回にビッグイニングも下位の森敬斗が突破口を開いて、代打林のタイムリーで1点取ったところから始まりました。
また、青柳は3番の佐野を嫌がっている節があり、5回に佐野に与えた四球を見れば明らかでした。
ただ、それも攻め込まれていて、何とかして流れを切りたいところからであり、やはり誰かが突破口を開かないと攻略は難しいです。
制球に苦しむことも多いので、ボール球を振って相手を助けないようにはしたいですが、甘く入れば左打者には見えやすい球なんでしょう。
まだ阪神との対戦があり、今日の結果を受けて岡田監督がベイスターズとの対戦に青柳を当ててくるか分かりませんが、次回対戦時は自分たちのバランスを崩してしまうような起用法は避けた方が良いかと思っています。
ミスをした方が敗け、それが終盤での争い
1点リードで迎えた8回表。
ウィックがノーアウト満塁のピンチを迎えました。
チームとしては極端な前進守備は取っていませんでした。
ただ、バッター渡辺が放った打球はセカンドの右へのゴロ。
1点を捨てて併殺を狙いに行っても十分に間に合うタイミングでしたが、本塁も間に合うタイミング。
牧はバックホームを選択しました。
とこらが送球が逸れてセーフに。
一つのアウトも取れず、同点になって尚もノーアウト満塁というとてつもなく痛いエラーとなりました。
この後、ウィックが執念のピッチングを見せて木浪をセカンドホームゲッツーにとって2アウト2,3塁。
梅野をライトフライに打ち取り、牧の送球エラーによる1点のみに抑えましたが、結果的にこの同点劇が延長で相手に勝ち越しを許す結果に繋がってしまいました。
”たられば”を言うつもりはありません。
大事な試合、大事なシーンであればあるほど、1つのアウトが致命傷になることがあります。
今年のベイスターズはどうしもそういうプレーをよく見ます。
牧の送球は、併殺を取りに行くかバックホームするか、一瞬の迷いを感じたとしたなら、それはその時点で集中力を欠いています。
エラーをしようと思ってする選手はいませんが、出来る準備はしっかりして、そして技術は日々磨いて守備の精度を上げておいてもらいたいです。
まあ、そもそも。
先発の濱口には最後の期待をかけたのですが・・・・・。
3回の4失点、四球を交えての大量失点。
これではローテは難しいですね。
三浦監督も3回で見切りを付けました。
明日からはヤクルト戦。
次に向かいましょう。
まだシーズンは続いていきます。