2024.09.25 横浜スタジアム

横浜DeNA 1 - 0 巨人

ジャクソンが6回を2安打無失点の快投!継投も決まってロースコアゲームを制す!

 

ジャクソンが6回を92球、2安打で無失点。

気温は低く、小雨の降るコンデションの中で首位巨人を相手に快投を演じました。

 

強いストレートはやはり武器。

チェンジアップも効果的で巨人打線につけ入る隙を与えず、3塁も踏ませないピッチング。

打線は戸郷を相手に何とか1点を取りましたが、その1点を守り切ってリリーフへバトンを渡しました。

6回は2アウトからショート森のエラーで出塁を許し、吉川にデッドボールを当てて2アウト1,2塁。

バッターは岡本。

その岡本をストレートで押し込んでファーストフライに。

こういうところで脆いところが出る傾向もあるジャクソンでしたが、見事にピンチを脱出しました。

 

リリーフ陣も伊勢、ウィック、森原と3人ともランナーを出しながらも落ち着いた投球を披露。

無失点リレーで虎の子の1点を守り切り、勝利を手にしました。

お見事!

梶原の脚で1点もぎ取る

今日のスタメン、正直私は1番に度会あたりを入れてくるかなと思っていました。
しかし三浦監督は当たりの止まっている梶原を起用。
先日のヤクルト戦ではインコースにくる変化球をことごとく空振していて、結果以上に内容の悪い打席を繰り返していましたので、三浦監督もどこまで我慢するかと注目していました。
その梶原が2打席目は3回裏の先頭バッター。
戸郷の甘く入ってきた落ちるボールをタイミングを外されながら拾ってライト前へ。
そして、牧の打席でスチール慣行、間一髪セーフ。
梶原のスライディングはスピードが落ちない上に、セカンドベースでピタリと止まるところが魅力。
成功率の高さはこの辺りにあるでしょう。
すると、牧のライトフライで三塁へ進み、佐野のセカンドゴロでホームイン。
ヒット1本で1点をもぎ取りました。
 
この日はこの1本だけでしたが、大きな1点に繋がりました。
明日以降、彼にヒットが出るか、どれだけ出塁出来るか。
4番オースティンに当たりが戻りそうですので、梶原の活躍はベイスターズの浮沈のカギとなるでしょう。
 

守備から試合を作れ!

6回表、2アウトランナー無しから森敬斗が悪送球でアウトを取り損ねました。
それどころかジャクソンがピンチを広げてしまう事態に。
正直、このエラーが無ければ球数の上ではもう1イニング投げられたはず。
1つのエラーがリリーフを1人余計に使ってしまうことに繋がります。
誰もエラーをしようと思っている選手はいません。
思い切ったプレーを止めてもいけません。
飛んできたボールに対して気迫と集中力を持って、ピッチャーをガッチリ守っていくことだけは徹底してもらいたいです。
 
 

 

 

2024.09.23 横浜スタジアム

横浜DeNA 3 - 4 ヤクルト

7回二死からまさかの4失点、勝てる試合を落とす

 

先発の東が7回2アウトまで無失点。

スコア3-0と3点リードの状態で8回から継投。

この7回も並木、内山と二者連続三振であっという間に2アウト。

三つ目のアウトも簡単に取って7回無失点という状態でリリーフにバトンという絵は見えていました。

まさか、この後にゲームをひっくり返されるとは。

 

7回、2アウトから1番長岡にセンター前へ。

決して良い当たりではないゴロが二遊間を抜けていきました。

すると昨日も煩かった西川が二塁打で続き2アウト2,3塁。

打者サンタナを迎えますが、東が一つギアを上げれば問題ないと私は思っていました。

これまで東はそうやって勝ってきたのですから。

 

ただ、少しずつボールが高く、そして中へ入っていたのは事実でした。

グラウンドレベルで見ていたベンチももちろん察知していたでしょう。

それでも無失点に抑えているエースに代わるリリーフがいるかと問われれば難しい。

 

続投した東も早くアウトに取りたい思いがあったでしょうか。

サンタナへの3球目が外角の高めに入ったところを長いリーチを利用してひっぱたかれ、これがライト前へ。

二人のランナーが生還する2点タイムリーになり、スコアは3-2と1点差に。

 

さあ、どうする?、交代するか・・・。

それでも、村上を迎えるというタイミングで東に代わるリリーフはいるのだろうかと言われれば難しい。

ただ、東の胸中はどうだったか。

2アウトランナー無しから3連打で2点を失ってしまったことに対して、次の村上との対戦前にしっかり切り替えることが出来ていたでしょうか。

 

続投。

 

村上への初球は、球場全体がどこか浮足立つ雰囲気の中で投じてしまったように見えました。

伊藤光が構えたミットはアウトコース、ボール要求に近い場所。

しかし、東が投げたボールはインコースから真ん中付近に入って来るスライダー。

強振した村上のバットから乾いた打球音が響くと、打球はライナー性でライトスタンドへ。

逆転となる2ランホームラン。

 

開いた口が塞がらない思いでした。

 

あっという間の逆転劇。

東がまさかの1イニング4失点。

 

楽勝ムードと思って、テレビ観戦していても、どこか眠さを感じていた試合。

おそらくは選手もベンチも勝利を確信していた試合だったと思います。

それが、突然追う展開に。

 

ベイスターズは7回、8回、9回の3イニングでオースティンのヒット1本に抑えられ万事休す。

勝たなくてはならない試合、勝てる試合に、痛恨の逆転敗け。

ダメージの大きな連休最終日となりました。

2024.09.22 横浜スタジアム

横浜DeNA 6 - 3 ヤクルト

連打で逆転!一瞬の差が勝敗を左右

 
吉野、高梨の両先発で始まった試合は序盤から落ち着きを欠いた展開で1イニング消化するのに非常に時間がかかる状況も互いに得点を奪えず。
先制して試合の主導権を握りたいところでしたが、3回に十分に警戒しているはずの村上に手痛い2ランホームランを浴びて先制を許してしまいました。
 
しかし、その裏。
ベイスターズ打線が高梨を捉えます。
一死から佐野が二塁打、オースティンがフェンス直撃の二塁打で1点。
 

宮﨑が倒れて2アウトとなるも、9月の月間打率4割超の6番桑原にレフト前へのタイムリーが出て同点に。

早いうちに同点に追いつけたのは好材料。

すると、7番の戸柱が高梨の初球、高めのストレートを捉えると右中間を割って長打コース。

1塁ランナーの桑原は二塁を蹴って、三塁へ、そして三塁を蹴って本塁突入・・・・

中継から良い返球が還ったところで本塁クロスプレー。

判定はアウトでしたが、リクエストの結果セーフに覆り、これが逆転とタイムリーとなりました。

 

リクエストに関しては、クロスプレーの当事者である桑原が首をひねって「分からない・・・」というジェスチャーをベンチにしていましたが、三浦監督がリクエスト。

この時点で末にリクエストを1回消化していましたので、”かけ”でしたね。

 

映像を見ると、ほんの僅かに桑原の左手がホームベースに触れていましたが、絶対的な映像の証拠として成立するか微妙なところでしたので、審判も覆すのは勇気が必要だっと思います。

ナイス判断でした。

ほんの一瞬の差が試合の展開を左右しました。

 

まあ、ただ。。。

桑原ももう少しスライディングをうまく出来て居たら、なんてことも思ったことを付け加えておきます。

 

先発吉野は5回持たず、精度はローテレベルには厳しいか

4回には牧のホームランが出てスコアは4-2と2点差になりましたが、先発の吉野が5回にヤクルト打線につかまり1点を失ったところで降板となりました。
初回の立ち上がりは8球連続ボールで2者連続のストレートの四球で始まった試合。
ギリギリのところで立ち直りはしたものの、やはり1球1球の精度は1軍ローテレベルには少し厳しいように感じました。
確実なコントロールがあるわけでなく、ストレートの強さとフォークボールで抑えるピッチング内容ですが、そのスタイルが通用するほどのストレートに強さがあるわけではないですし、やはり制球力を磨きたいのと、タイミングをズラすチェンジアップや緩いカーブのようなボールが欲しいところでしょうか。
次回登板がどのような起用法になるのか注目ですが、激しい順位争いが続くであろう戦いの中で、ベンチも施策は必要でしょう。
 

桑原、森敬斗が好調

今日、魂のホームインを果たした桑原は2安打で9月は絶好調。
そしてここへ来て、森敬斗にヒットが続いていて、今日も3安打を記録。
1番を打つ梶原の打撃の状態が落ちてきているのと、打線の巡りを考えると、何かオーダーをいじりたくなりますが、どのような起用方法になるでしょうか。
梶原は好送球で一つ村上の二塁打を刺し、大きな貢献をしました。
打撃の状態が悪くてもそういう活躍が出来ることは大きなポテンシャルだと思います。
後は、シーズン中にもう一度状態を上げられるところを見せられたら、来シーズンのレギュラー候補になるでしょう。
何とか良い形でシーズン終盤まで戦い抜けると良いですね。
まあ、ただ、やっぱり、先発投手ですね。
最後の大連戦はどのように形を作るのか注目ですね。
 
 

 

 

2024.09.24 横浜スタジアム

横浜DeNA 5 - 6 阪神

一時は勝ち越しとなる宮﨑の逆転3ランには痺れた!これが150号!

 
相手先発が青柳ということでベンチスタートとなった宮﨑。
チームは序盤から4点のビハインドと劣勢。
しかし5回に反撃し、2点を取ってスコア2-4と2点差にして尚も2アウト1,2塁のチャンス。
阪神は青柳を諦めて5番に入っていた戸柱に対して左の島本を投入。
ベイスターズはここでとっておきの代打、宮﨑をコール。
その宮﨑がやってくれました。
真ん中付近に入ってきたストレートを捉えると打球は左中間スタンドへ。
今シーズン大12号、プロ通算で節目の150号となる、代打逆転3ランホームランが飛び出し、試合はたちまち5-4と1点リードに変わりました。
試合は先発の濱口が3回に4失点して重たい空気が流れていましたが、これで一気にボルテージがあがりましたね。
試合は延長で敗けてしまう結果になりましたが、チームとファンの気勢を上げるホームランに、ありがとう。
 

青柳対策の是非

ピッチャー青柳に対して、過剰とも言える打線を組みがちの三浦監督ですが、確かに青柳には左打者が有効。
5回にビッグイニングも下位の森敬斗が突破口を開いて、代打林のタイムリーで1点取ったところから始まりました。
また、青柳は3番の佐野を嫌がっている節があり、5回に佐野に与えた四球を見れば明らかでした。
ただ、それも攻め込まれていて、何とかして流れを切りたいところからであり、やはり誰かが突破口を開かないと攻略は難しいです。
制球に苦しむことも多いので、ボール球を振って相手を助けないようにはしたいですが、甘く入れば左打者には見えやすい球なんでしょう。
まだ阪神との対戦があり、今日の結果を受けて岡田監督がベイスターズとの対戦に青柳を当ててくるか分かりませんが、次回対戦時は自分たちのバランスを崩してしまうような起用法は避けた方が良いかと思っています。
 

ミスをした方が敗け、それが終盤での争い

1点リードで迎えた8回表。
ウィックがノーアウト満塁のピンチを迎えました。
チームとしては極端な前進守備は取っていませんでした。
ただ、バッター渡辺が放った打球はセカンドの右へのゴロ。
1点を捨てて併殺を狙いに行っても十分に間に合うタイミングでしたが、本塁も間に合うタイミング。
牧はバックホームを選択しました。
とこらが送球が逸れてセーフに。
一つのアウトも取れず、同点になって尚もノーアウト満塁というとてつもなく痛いエラーとなりました。
この後、ウィックが執念のピッチングを見せて木浪をセカンドホームゲッツーにとって2アウト2,3塁。
梅野をライトフライに打ち取り、牧の送球エラーによる1点のみに抑えましたが、結果的にこの同点劇が延長で相手に勝ち越しを許す結果に繋がってしまいました。
”たられば”を言うつもりはありません。
大事な試合、大事なシーンであればあるほど、1つのアウトが致命傷になることがあります。
今年のベイスターズはどうしもそういうプレーをよく見ます。
牧の送球は、併殺を取りに行くかバックホームするか、一瞬の迷いを感じたとしたなら、それはその時点で集中力を欠いています。
エラーをしようと思ってする選手はいませんが、出来る準備はしっかりして、そして技術は日々磨いて守備の精度を上げておいてもらいたいです。
 
まあ、そもそも。
先発の濱口には最後の期待をかけたのですが・・・・・。
3回の4失点、四球を交えての大量失点。
これではローテは難しいですね。
三浦監督も3回で見切りを付けました。
 
明日からはヤクルト戦。
次に向かいましょう。
まだシーズンは続いていきます。
 
 

2024.09.20 横浜スタジアム

横浜DeNA 9 - 6 阪神

打ち勝つベイスターズ!とりあず3位浮上

 

このブログは筒香が入団したところからその歴史をスタートしました。

どうしても筒香を贔屓してしまいたくなる気持ちはご理解していただきたく。

 

筒香が7回裏に放った2ランホームランで4点差となりました。

中盤から落ち着かない展開が続いた中で、宮﨑のタイムリーで2点差となった後に更にもう2点というのは相手にとってきつい展開。

なかなか本来の打撃が出来ずに苦しんでいた筒香がビーズリーのスライダーを叩き上げるようにしてライトスタンドにぶち込みました。

特段勝ち越し弾というわけではないものの、試合の様相を決定づけた貴重な一発だったことは間違いありません。

今日は6番ライトで出場。

役割はとにかく打つことです。

明日以降の試合も期待します。

 

試合を落ち着かせた伊勢はやはり功労者

ベイスターズが序盤に5点のリードをするも、先発の森唯斗が4回途中降板で4失点。
すかさずその裏にベイスターズが1点追加するも、5回には中川颯が1点取られ、とにかく流れがどちらにいくか分からない展開。
中盤以降のリリーフ陣の顔ぶれを考えると、このままいけば良くない状況に陥ることは間違いない状態でした。
三浦監督は6回に伊勢を投入。
その伊勢が見事に三者凡退に押さえ、一気に試合を落ち着かせていきました。
本人がお立ち台で「伊勢になってきた」と独特の言い回しで表現しましたが、そのストレートの強さは伊勢本来のもの。
ここへ来て頼もしいリリーバーが復活してきてくれました。
 
その後のバトンを受け継いだウィックも見事な剛腕。
ただ、今日もウェンデルケンの状態が良くなかったのが気がかり。
その時点で4点差ありましたが、四球連発で二死満塁、バッター中野にもフルカウントで、ライトフライに打ち取った最後の球もボール気味でしたから、紙一重でしたね。
クローザーの森原も今日はストレイクを取るのに苦労して1点を失いました。
 
いやはや、筒香のホームランがなかったかと思うと、ゾっとしますね。