BASIC BEAUTY(ベイシックビューティ) -4ページ目

杏子のSence of Beauty ~男性のスキンケア~

こんにちは。


猛暑の中で台風がやってきていますね.。台風


全国の皆様、どうかお気を付けください。


さて、本日O.Aの


北海道FMラジオ AIR-G 毎週 曜日11:30~放送中!


「杏子のSence of Beauty」


「教えてヒフケン」


のお悩みは。


ラジオネーム いくりんさんより。


うちの主人 暑くなってきたせいか顔の脂がひどいんです。


もう 帰ってきたときにはピカピカ ギラギラ男です。


今 普通に男性用の化粧品を使っていますが 男も夏用とか


そういう脂肌用なんていうのを使った方がいいんですか?


脂取り紙を使えば...と言うんですが面倒だと言うんです。


A 男性の肌のピカピカ、ギラギラに関するご質問、年々増えていますね。


男性は女性に比べて、皮脂量が2倍もあり、年齢を重ねると減って行く女性に比べて、


60歳くらいまで変わらないと言われています。


また、男性の水分量は女性よりも少ないんです。


夏になって気温が上がることで、さらに皮脂も多く分泌されるので気になると思います。


男性のスキンケアのポイントは、朝晩の洗顔と保湿です。


まず、洗顔は洗顔用のフォームや石鹸を使ってください。


男性の場合、面倒だからと言ってお風呂で体を洗うときのボディーソープで


顔も洗ってしまう方もいると思いますが、ボディーソープは、


必要な皮脂や水分まで洗い流す界面活性剤がたっぷりと入っているものが多いので、


肌の乾燥が進みます。


肌は乾燥すると、それを補おうと皮脂を多く分泌させるので、


余計にギラギラした肌状態になってしまいます。


顔は洗顔用を使い、ゴシゴシこすらず優しく洗いましょう。


私のおすすめはこちら。


余分な皮脂や角質を溶かして落としてくれるサルファー配合の


弱アルカリ性石鹸。


純植物性脂肪酸をバランスよく配合してあるので低刺激。


女性にも男性にもおすすめです。

soup b ha

ラミナーゼソープB

そして、保湿です。


もちろん、今お使いの男性用化粧品でもいいと思いますが、


てかりが気になるようでしたら、皮脂や毛穴の開きを抑える、


収れん作用のある化粧水をたっぷりと使うのもおススメですよ。


それから、男性も夏用を使った方が良いのかという質問ですが、


使用感がサッパリしているものはアルコールが多く、


逆に乾燥を進めてしまうこともあるので、注意が必要です。


脂取り紙を使うことを勧めても、面倒だとか、ちょっとオンナみたいでいやだ、


なんていう方もいらっしゃいますよね。


普段のスキンケアで肌質は改善できますので、奥様が教えてあげてくださいね。


皆さんが安心してきれいでいられますように。


NORIKOまるちゃん風


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健康はお金では買えない。

暑いですね。エアコンのきいた室内と外との温度差で


体調を崩している方が増えています。皆さんお気を付けくださいね。


さて、今日は医療について書きます。


世の中にはいろんな分野の「医療」がありますね。


もともと興味のある世界だけど、今の仕事柄、


患者さんの意識や、医師のモチベーション、病院の治療法、


どんな仕組みの機械を使っているかなど、知りたくなるのが美容医療です。


先日、友人に紹介してもらい勉強がてら美容医療を行っている病院へ伺ってきました。


待合室は柔らかな木目と白を基調とし、


基礎化粧品やサプリメントがディスプレイされ、受付は制服を着たきれいな女性が


何人もいてとても丁寧な接客をしていました。


そして院内はゆったりとくつろげる個室がいくつもある。


洗面台はもちろん、ドレッサー、その前にはちょっとした温泉旅行気分を味わえるような


アメニティグッズがあり、さらにはソファーやトイレまでついている部屋もあって


なんとも贅沢の極み。



このところ、体調が優れず、ということは気分も優れず、


体内の栄養バランスを調べる血液検査をして、後日結果を女医さんにワンツーマンで


カウンセリングしていただきました。


彼女はなんと、マツエク、ばっちりメイクに、指先は長く伸ばした爪にフレンチの


アートネイルも施している!


スラッと長身でスタイルもよく、とても華やか。


化粧っけがなく、爪は短く切っている私の女医像は見事に覆されました。


結果、貧血、コレステロール値の問題、ストレスによるカリウム不足。


なので、体がだるかったり浮腫んだり、不眠だったりが起こるとのこと。


数値を見ながら赤ペンでチェック。まず鉄はお注射打ちますね、


それで体内で足りていない鉄やビタミン、カリウム、たんぱく質は


毎日サプリメントを飲みましょうね。他にもビタミンのお注射ありますよ、


あ、ちょっとカンパンが出てますね、フェイシャルも良いですよ…


と次々にいろんなものを笑顔でお勧めいただき。


サプリは3ヶ月は続けて飲まないと効果がわかりにくいのは勉強済み。


しかも一種類平均して9000円。。。本当に自分に必要なのかわからなかったので


丁重にお断りしました。


人はなぜか「医者」という存在に弱いものですよね。


一昔前は医者に「お」と「様」がついていたほど。


自分ではわからない体のことを教えてくれて、さらにはつらい症状を治してくれる


(期待もあり)ものだから恩人に思えてくる。


しかも凡人には到底覚えきれないほどのカタカナや英語や数値が頭に入るわけだから


頭脳明晰。それって尊敬します。


そんな存在の「医師」というお仕事をしている人が勧める高価なサプリや


美容法は効きそうだし、なにより保険適用外の体内栄養素を調べる血液検査は、


16000円もするのだから、そんな特別っぽい扱いをしてくれる病院へ行くと


俗に言うセレブ気分まで味合わせてもらえ、ちょっと恐縮しながらもワクワクしました。


鉄剤の注射だけ打ち、浮腫み改善のため痩身エステを受けさせてもらい終了。


22000円也。気分転換もできて、サロンの雰囲気と担当してくれたエステティシャンの


技術に支払うには当然の金額かな。これは満足度の話。


検査結果をもらい、後に友人医師にデータを見せて見解を聞いてみたら


この赤い数値は内科的に言うとちっとも悪くないよ。日によって食べ物や


睡眠なんかの影響で出る程度の数値だよ。


困ったものだね。これを悪と言っているんだから…。(ため息)


「栄養は、食事で改善すればいい。


現代では足りないものなんてないんだから。むしろ余分なものをとり過ぎて


人は病気になっているよ。


大切なのは、食事の質と量、そして適度な運動だよ。


本来、サプリメントなんていらない、高血圧の薬だっていらないんだ。」


「予防は最善の治療」と名言もある。


一番わかりやすく、納得のいくアドバイス。高いサプリメント買わなくてよかった。


なーんだ。私の数値は内科的に悪くないのか。


美容の仕事をしてはいるものの、血液検査の数値を把握するのは


至難の業。そこは素人だから平均値ってものでジャッジして


数値が多いだの少ないだので落胆したり、安心したりですが


病気を治すためには、気になる症状の専門医を受診するのが一番。


それぞれの内臓機能は繋がっているわけですから。


美容で言うと「皮脳同根」ってところでしょうか。


ということで、だるさも吹き飛び


貧血とかストレスなどといわれて半ば病気気分でした。病は気から。(笑)


まさに心と体も繋がっているなぁと実感した瞬間でした。


もちろん、美容医療を否定するつもりはなく、疾病ではない体調不良や


肌や外見をきれいにするためにはその専門医、皮膚科や形成外科医がいるところなので、


保険適用外を覚悟して、逆に楽しむ気持ちで行けばいいのかなと思います。


自分にとって本当に必要なものかを自分で判断するのも大切なことです。


今回一番勉強になったのはこのクリニック医師のモチベーションでした。


友人医師だって、サプリや血圧の薬をを否定しているわけではなく


正しく生活できればそれは必要のないことだという見解であって、


「現代人」には必要な人も沢山いるからどこかに意味があるんだと思います。


私を含め、それで気持ちが救われている人はいるんですよね。


ただ、どこかで悪循環になっているような・・・。


何かが違うとモヤモヤと感じていたひとつの答えが見つかりました。

「健康はお金では買えない。」

ということ。

健康=美。日々の生活習慣や心の持ちようが大切な鍵ですね。


NORIKOまるちゃん風


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化粧品はみんな同じ?

先日、久しぶりにヒフケンこと皮膚臨床薬理研究所の化粧品開発者、


鈴木喬先生のところへ伺ってきました。


鈴木先生はラメラ構造(ラメラテクノロジー) の製造技術で特許を取った第一人者。


当店で販売させていただいている、基礎化粧品ラミナーゼスキンケアシリーズ


作った先生でもありますが、その手腕たるや素晴らしい先生。


laminaze

昭和38年から資生堂で化粧品や医薬品の開発に勤め、沢山のヒット商品を手掛け、


今もなお、その研究の手を休めないベテラン中のベテラン。


IMG_1171

何を使っても乾燥肌は改善されず、ピリピリとしみてしまう私が


6年前、ラミナーゼ という商品に出会ったとき、私の肌には全く刺激がないのに


スッとなじんでつっぱらない、今までにない保湿力に感動してお話を


伺いに行ったときその秘密はラメラ構造 と配合成分や分子量にあると


教えていただきました。


当時は系や分子量、化学記号のお話を聞いても、ほぼちんぷんかんぷん。


ただただ、化粧品を愛でる気持ちが伝わってきて感動したものでした。


それからはすっかり信者。


先日、おかげさまで化粧品検定1級が合格し、改めて伺う先生の話は


理にかなっていて、世間で言われている成分への間違った認識を含め


肌への安全性の大切さを痛感しました。


先生はいつもおっしゃいます。


薬は疾患を治すものだから「効く」もので、薬剤を皮膚から血中に浸透させる。


これは副作用の心配がある。


化粧品は薬ではないので、「効く」ものではない。


健常時に使い、目的は「保湿」「洗浄」「紫外線予防」。


浸透していいのは角質層までと法律で決まっており、


当然、副作用があってはならない。


世の中、化粧品をあたかも薬のように効くかのように宣伝しているが間違っている。


と。


私もその昔、美容部員に言われるまま、


化粧品は肌悩みを「治す」ものだと誤解していました。


テレビコマーシャルでよく見る有名ブランドで、お値段もするものだから、


期待は大きかったものです。


下の図は皮膚の構造です。


化粧品が浸透していいのは、平均0.2㎜の厚みしかない表皮の一番上にある


「角質層」という部分まで。


ここはラップ1枚ほどの厚みしかありません。


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(画像はスキンケア・ヘアケア・アンチエイジング情報サイトさんからお借りしました)


けれど、化学的に言えば、成分を角質層までの浸透で留めておくのは難しい。


実際に、化粧品(医薬部外品)として発売され、


白斑という副作用をもたらせた美白成分。



あれは、角質層よりももっと深部のシミの元となるメラニンが作られる


基底層にまで作用が及んだ結果なわけです。


ここに法律の大きな矛盾がありますよね。


その美白成分は企業が厚生省(機構)に医薬部外品として申請し、


認可が下りたものです。


医薬部外品は紛れもなく、化粧品です。


さらにコムギタンパク配合石鹸でのアレルギーの問題。


これも、図のようにその成分が真皮層にもおよび、血中に入ってしまったことで


健康被害にまで及んでしまったものです。


こういった副作用はとても危険です。


化粧品は毎日使うもの。


毎日使うことで、汚れや紫外線、乾燥から守り、健康な肌を維持していくことで


シミやシワを防ぎ、改善していくことができる。


肌はとても薄く、デリケート。


だからこそ、浸透させていいもの、そうでないものの成分や配合量を厳選し


構造、化学的根拠をもとに肌への安全性を一番に考えてお客様に


提供しなければならない。


「化粧品」の目的がそれならば、どの企業のモノを使っても同じかも?


と感じてしまうかもしれませんね。


でも、開発者によってその中身は大きく違うものなんです。


どうか皆様、宣伝文句や華やかさだけにとらわれず、


開発者の見える化粧品を使ってください。


皆さんが安心してきれいでいられますように。


NORIKOまるちゃん風


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