７：００起床。
ロビーに集合し、出発。

今日は忙しい、とにかく歩き回る日なので、まずは腹ごしらえ。
テクテク歩いて『朝市』へ。
細い路地にびっしりと露店が立ち並びすごい活気だ。
あまり観光客はいないみたい。
ナマ肉、ナマ魚、野菜、お惣菜、服、お菓子、花、ヤクルトなどをにぎやかに売っている。

楽しいわ～。
が、お目当ての朝食『ドウジャン』や『お粥』の店が見つけられない。
ワタシは若干昨夜の夕食が残っていてお腹はそれほど空いていないのだが、若い二人は空腹祭り開催中のヨウダ。
お粥は諦めて『葱餅』と『アヒルのロースト』を買って公園でガブリ。

葱餅は固めのパンで葱をくるんであり旨い。アヒルと美味しいのだが、少し脂が強い。
朝食を済ませて再びテクテク歩いていると道路の反対側に飲食店が何軒も。
ああ、こっちだったのか・・・
しかたあるまい、もうマン・プクだ。『西門』を目指す。

街にはつながれてない犬が多い、黒いオスがほとんど。
西門はファッション街。ここでちょっとショッピングを楽しむつもりなのだがお店の開店時間は１１：００から。
少し時間があるのでナマジュースで休憩。

量が多すぎて飲めねえよ・・・
さらりとショッピングを済ませ、一旦ホテルへ。

荷物をおろしランチは永康街。
食べる物はもう決まっている。そう、小籠包だ！
待っている間にももさんが店員さんに見初められ、似顔絵をプレゼントされる。◯橋被告スタイルだ。

そこに、小籠包さま登場～！

すごく旨い。蟹味噌のがものすごい。
おかわりしたいが、次がある。
生えてない後ろ髪を引かれつつ店をあとに。
次はマンゴーかき氷の店。
おお、並んでる。
残念ながら生マンゴの季節は終わっているそうでマンゴーこんにゃくゼリーとのこと。
で、フルーツミックスに。

量がものすごい。
４人でなんとか完食。
甘いモノ補給で元気になった我々探検隊は続いての目的地『九份』へ。
電車で１時間ほどでイケるはずなのだが、乗ろうと思ってた駅は地下鉄。
どうやら行けんらしい・・・
駅構内の地図の前であーでもないこーでもないと話していると突然「どこ行きたいん？」と
若い女性が話しかけてきた。
ワタシが完璧な中国語で「チ、ち、チウフェン」と答えると、
「あー、大丈夫私日本人だから！行きたいところあるなら教えてあげるよ」
ああ、天使さま！
事情を説明するとどこかに電話をかけたりしていろいろ調べてくれ、一緒に地上に出て
タクシーを拾い、価格交渉までしてくれる。
「なんか問題あったら私に電話して！」と言い残し去って行った。
この天使ＹＭさんは大阪在住で以前台北に住んでいたそうで、もちろん中国語ペラペラ。
なんとかお礼をしたいのだが。
フェイスブックとかやっててくれたらなー。
で、結局タクシーで１時間、目的地『九份』着。

ここは台北東部にある景勝地。参道の両側をびっしりとお土産店や食べ物のお店が埋め尽くす。
景色もよくアレコレ見るのも楽しいのだが寒い。Ｔシャツ一枚ではちょっときつい。
評判の店で台湾風おしるこを購入し温まりつつ夕暮れを待つ。

ぽつりぽつりと赤い提灯に灯が点り風情ある雰囲気に包まれる。
階段を下りていくと、前を歩いているグループの現地日本語ガイドが「ココ！ミヤザキの！！映画のアレ！写真撮って！！」と指さす。

ああ、ここがアレのモデルになった建物か。気付かずスルーするとこだった。
ナイスガイド！
一通り見て、来るときに乗ったタクシードライバーに電話。迎えに来てもらう。
この旅のクライマックス『士林夜市』。
すごく楽しみにしてきたのだが、タクシーの運転のすごさで乗り物に弱いワタシはＫＯ寸前だ。
しばらくモノを口に入れられそうにないので前半は見物。
１９：００、ものすごい人出ではぐれそうになりながらも次々と美味しそうなものを買っては食べ買っては食べ・・・
どれもパンチの利いた香辛料がかかっていて旨いのもあればそうでもないものも。

台湾視察旅行記その二