※野球賭博は違法です！ このブログは野球賭博を勧めるものではありません。
スペースの関係で
１４－１
１４－２があります。
言うまでもありませんが１４－１からお読みください。
もう１４－２を開けてしまったのでこちらから読む･･
と言う方がいらっしゃったら止めはしません。
止めはしませんがきっと後悔することになりますよ･･
保証金は本来外れた場合にのみ機能する。
５点取られるはずのピッチャーが点を取られなかったり、相手ピッチャーがそれを上回る失点をした場合など
負けるはずのチームがきちんと負けなかった場合にのみ保証金は意味を成す。
だから試合開始前に預かれるのならそれに対し文句を言えるワケがない。
更に１時間前なら、万が一保証金を預かれないなど
アクシデントがあっても最悪ＢＥＴをキャンセルできるし
相手は保証金を預けない＝ＢＥＴキャンセルがされてしまう
ことも理解した上でのことだから保証金を預かれないということはまず考えられない。
電話の内容のどこを突いても文句を言えるような所がなく不満はなかったが、
逆にそれが不安だった･･
主張と譲歩は表裏一体である。
大人なら誰でも知っている経験則だが、
相手の主張を尊重すればその分自分が我慢しなければならない。
しかしこの話にはそれがなかった。
「１７時ですか･･試合開始の１時間前ですね！？
スムーズに帰れれば試合開始に間に合いますが日曜の夕方は神戸線･･
全く動きません。
そうするとこの大事なゲームの前半は車のラジオで聞くことになってしまう・・
解りました！
ゲームは家でゆっくり観戦したいので保証金は負けたら取りに行きますよ･･
その代わり１つだけ条件を言わせてください。
試合開始時に日航ホテル内にいるあなた方が
保証金を持っていることを証明して欲しいんです。
ケータイのＴＶ電話をお使いになったことはありますか！？
それで電話をもらい現金を見せてくれるだけでイイ･･
勝てば問題ないし、もし負けたら２２時くらい･･
イヤ、負けが濃厚なら試合終了前にお邪魔させていただきます。
念のためです。
次にお会いするのは月曜だと信じていますから･･」
イニシアチブはオレ達が取らなければならない。
敵の思考の外側にいなければ優位性は保てない。
当日･･
約束通り試合開始の１８時ちょうどに電話が鳴った。
先日話した通り、その電話をオレは車の中で取った。
車の中で電話を取ったが、
日航ホテルの裏にある立体駐車場の３Ｆで神戸じゃなかった･･
オレ達は車で１時間かかる神戸にいる。
相手はこう思ってくれていた方がイイ･･
トラブルの際ならなおさらである。
後手に回るのはオレ達じゃなく相手でなければならない。
だからオレ達は日航ホテル裏にある駐車場の３Ｆに車を停め、車載ＴＶでの観戦だった。
もし試合が少しでもヤバイ雰囲気になれば観戦場所は、
日航ホテル１５Ｆのエレベーターホール前になる予定だった。
ケータイ電話の荒い画像で３０００万円の行方を見守りたくなかったが
結論から言えば、男達の言う通りに試合は進み、男達の言う通りの結果になった。
八百長ピッチャーは６回途中まで投げ、７－２のスコアで中継ぎに代わった。
最後までこの３点差は詰まらず、逆に相手が追加点を取った。
１０－２･･
文句のつけようがない完璧なゲームだった。
「黒い霧事件」から４０年以上経過した現在でも八百長はあるのか！？
無いワケがない！
急遽イレギュラーで割り込んだ野球は今回で終了！
次回、大富豪（続き）です。
乞うご期待！
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