トランプの大富豪でリアル大富豪になる方法(8) | ギャンブル依存症に効くクスリ!

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バカラで100億円負けた王子様の気持ちが解るようになります。
なぜ100億円も負けるのか!?その理由も解るようになります。




この変則大富豪を有利に戦う戦略・・

前回、確率論で考えるのは危険だと言った。
それは全部のカードを分母とし、自分に配られたカードを分子として考えればよく解る。

5/324・・
つまり0.015%である。
5枚の手持ちのカードからそれ以外のカードを割り出すには分母がデカ過ぎる。



ではどうやって残りのカードや相手のカードを推察するのか!?
読めばイイ!

相手のカードが何なのか!?
それはそれぞれのプレーヤーの顔に書いてある!
だからそれを読めさえすればこの大富豪を有利に戦える。



どう読むか!?
この変則大富豪の一番の特徴を思い出して欲しい・・

言うまでもない。

カードが5枚だけ!
残った枚数により負け金額が倍増する!
スペシャル役がある!

大雑把だがこの3つが三大特徴と言える。



この中で考えなくてもイイ、考えてもしょうがないものがスペシャル役である。
何しろ配られた時点で決まっている。

自分がどんなに頑張ったところで相手のカードは変えられないのだから
またどんなテクニックを駆使したところで自分のカードは変えられないのだから
これは考えても仕方がない。

しかし最初に配られるカードが5枚だけ残した枚数により金額が倍増することは
オレだけの強力な武器にすることが出来た。



前回3回と言ったが覚えているだろうか!?

まずタクシーの中で1回目。
チャラ男に負けた時が2回目。
そして見学中に3回目。

対戦相手が甘いと感じた回数である。



1回目はただJCCと言うだけで甘いと感じた。

2回目はチャラ男にフラッシュで負けたゲーム。
チャラ男から見たオレは今日初めて顔を見る初心者のはずである。
1回目から50万円を巻き上げることに成功したオヤジ・・
これをチャラ男がカモと思わないなら、もはや博打のセンスはゼロである。

オレならその1回でカモが逃げてしまわないかを一番気にするし
博打が強いヤツなら間違いなくソフトに接するはずである。



客にガンを飛ばす小売店のオーナーがいないように強いギャンブラーもカモにメンチは切らない。
悪魔はみんな優しいのである!



ところがこのチャラ男はオレが入れたカッパ巻きの本数を不機嫌な顔で数え直した。
それがカモに対する態度であるはずがない。
それで直感した。
このギャンブルで勝つことに慣れていない・・
典型的なボンボンのカモ・・であると!



そして見学中が3回目・・
これはゲームに参加した時は全く解らなかった。
だから山内の隣で見学していなかったらもしかしたら気が付かなかったかもしれない。

何に気が付いたのか!?
プレーヤーの目線である。

ほとんどのプレーヤーに共通することだが
カードが配られた直後のタイミングは同時にパスを申告するタイミングでもあるから
自分の手元・・配られたカードしか見ていない。

しかしカードは5枚だけである。
そのカードでパスをするのかしないのかは
この大富豪を少しでも経験すれば一見しただけで判断が可能なはずである。

そしてパスしない場合の彼らは例外なく
美人ディーラーかパスを宣言したプレーヤー、
またそいつが伏せて置いた5枚のカードのうちのいずれかを見ていた。

これは有り得ない!
美人なら他にもたくさんいるから何もこのタイミングで見つめることはないし
パスしたプレーヤーを観察してもそいつは降りているワケで対戦相手じゃない。



理解に苦しむのが
そいつが伏せた5枚のカードを見つめているプレーヤーのあまりに多いこと。

透視能力があったとしても伏せられたカードを見てトクすることなど何もない。

一番大事なパスしなかったプレーヤー・・
このゲームの対戦相手を観察するような素振りのヤツはゼロ・・
だったのである。



自分の敵が誰なのかを知らないのでは!?と疑いたくなるが全員が同じ行動を取っていた。
これが甘くないなら世の中に甘いヤツなんていない!

甘い食い物は虫歯と糖尿病の原因になるが
ギャンブルでの甘さは、特に戦う相手の甘さは
知らず知らずのうちに己の甘さも増幅させてしまう。



見学中に感じたのはそれだけではない。
ディーラーがパスの有無を確認するまでの間
全員が何の警戒心もなく配られたカードの並び替えをしていた。

これを見た時オレはカモフラージュだと思い、
一瞬でそれを見破ったのだから今日は冴えているとさえ思ってしまった。

何番目のカードを出すか!?
またそのカードが何なのか!?
それを確認したオレの方がビックリした。

だって左から弱い順番にただ普通にカードを並べているだけ・・
なんてことは有り得るはずがないのだから!



小学生が休み時間に友達とする大富豪ではない。
1回の勝負で何十万、ヘタをすれば何百万が動く大きな博打である。
それなのに左から弱い順番にカードを並べているプレーヤー・・
これがカモ以外の何に見えるというのか!?




そんなカモ達、失礼、プレーヤー達の出すカード、切る順番を見れば
心の動きもある程度把握出来る。

そんな風に言ってしまうと何か特別な能力のように感じるかもしれないが
高額レートの博打を打つなら誰でも当たり前に考えられる話である。
次回は超能力のようで超能力でないその話をしよう!



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