寒の戻りで寒い日が続いていますが、
この時期の寒さは春の証。
おそらく、来週ぐらいに春一番が吹くと思います。
自分の所属している部署ではないですが、
組織改編の発表が今日行われました。
自分の所属部署からも何人か応援に出していましたが、
応援要員がそのまま在中となるようで、
もううちの部署の現場には帰ってこないそうです。
要は都合のいい引き抜きです。
うちの会社は利益を大きく見せるため、
事業部の人件費、いわゆる人工を本社部門から応援で補い、
儲かっている部門の利益で相殺するという
いわゆる事業部別の損失隠し、
粉飾決算まがいのことを平然と行っています。
生き残るための処世術であり、
うちの会社のみならず、
古い体質の会社、特に組織として事業部制など
その部門部門で独立して予算をとらせている会社にはありがちなことです。
要は人件費を圧縮して、
利益が出ているように見せているということです。
今日はそんな寄せ集めになっていた部署の
いわゆる利益改善であったり、生産効率化の話が主だったということですが、
いつまでそんなごまかしの会社運営を続けるんでしょうか?
僕には不思議でしょうがありません。
また、社としてさらなる固定費圧縮のため、
契約社員や嘱託社員の解雇を始めたようです。
すでに二人の方が解雇通告を受け、
また、一人の方が心身の限界を理由に会社を去るという話をききました。
技術伝承が終わらず、後継者は一向に育たないまま、
日々の仕事に追われ、のうのうとチェスを指すように
人を動かし、嘲る役員たちは居残る。
会社としての衰退に拍車がかかるのは言うまでもないことです。
本当の意味での組織改革、
いや意識改革が必要ではないかと提言したいところです。