BASTARD 26―暗黒の破壊神 (ジャンプコミックス)/萩原 一至
¥420
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ついについにフォールダウンしたウリエルとの戦いに終止符が。

ってコレしかコメントがしようがない。。。

相変わらずの画力です。
そこはそう。

でも



もう




わかんない。。。orz



コレはマンガなのか、なんなのか。

ストーリーもわかんなくなってきた。
敵はだれ?
ヨーコさんは何?

新刊出るまで2,3年は軽くかかるので
思わず買ってしまうのだが
もういいかなって思ってきました。


ギャンブルッ! 1 (少年サンデーコミックス)/鹿賀 ミツル
¥410
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会社近くの本屋で
平積みにされてまして
タイトルも潔いので
5冊ほど購入。

続きが気になって
結果的には大人買いに
なってしまったこちらの作品。

時は20XX年日本政府はギャンブルを合法化。
世界一のギャンブル大国になった日本。

主人公は12才のマサル。
賭けに大敗したギャンブラーの父の消息をつかむため
同じギャンブルの世界に。。。

って言うストーリー。

私も数多くギャンブルマンガを読んできてますが
本作のギャンブル性ランクは最低です。。。

まぁ少年サンデーで連載って言うところから見ても
ターゲットは小学生なんでしょうが。
それにしては駆け引き、トリック、テーマが稚拙かと。

ほめられるところとしては
少年誌にしては血が多い。
ギャンブルは怖いものだよって言うのを
暗に伝えているところですかね。

子供向けマンガとしてはここがすごく正しいと思う。

ただし謎解き要素も低いですし、
最終的にはツキを読むんで
勝利ってなんでやねんと。

それであれば” ”くらい絶対的特殊能力にしてしまって



超能力対決にしちゃえばいいのに。

10巻までのあらすじはこんなです。

お父ちゃんに会うためにギャンブル大会に出る。

1回戦はジンクスを信じて勝利。

2回戦は超金持ちとの試合で、ツイている席を移動させる戦法

3回戦は超天才。でも戦術はブラックジャックの10が
     たくさん出るテーブルでディーラーをバーストさせるだけ

4回戦は英国貴族でデータを元に競馬勝負。
     これまたついている人の予想に乗っかって勝つ。。。

5回戦はロシアンルーレットで銃弾の重さは15gもあるから
     その微妙な重さを感知して、いつ玉が出るかわかるって言う超能力発揮。

6回戦は相手のクセを読んで、手札がわかる能力者相手に、その能力をコピー。。。

7回戦は人質取られてピンチだけど結局人質解放。そしたら、相手はしこたま弱い。


あぁぁあぁぁ。

あえて一つ勉強になったなっと思うところを
出すとしたら
クセは見抜けると言うところ。

たとえばひとは麻雀でもトランプでも
カードを配られたあとに
見やすいように整理をします。

麻雀であれば左からマンズ、ピンズ、ソウズ、字牌で洗牌。。
トランプで大貧民やるときに左から右に数を大きくするとか。
花札も1月から左に持ってくるとか。

自分のクセを治すのはもちろんのこと
相手のそのクセを早めに見抜くって言うのは
今までわかってはいたけどあまりやっていなかったこと。

これはちょっと次に麻雀でもやるときに
意識してみようかと思います。

11巻か12巻あたりで終わると思うので
そこまでは読み続けようかな。

もうちょっと練ってほしかったなぁ。

重力ピエロ (新潮文庫)/伊坂 幸太郎
¥660
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久々の小説でのエントリー。

映画きっかけで原作を読むっていう
珍しいパターン。

映画を見終わったあとに
なんとも言えない感覚に見舞われましてね。

映画 重力ピエロ

すごく満足度が高かったのです、この映画。

でも後ろの席の女が
「原作の方が面白かったね」
っていう映画の制作者に対する冒涜発言が聞こえましてね
カチンと来て原作を読んでやりました。

感想は
原作も確かに面白い。

でも映画の方が”兄弟愛”、”家族愛”を強く表現出来ていると思う。

いや強いんじゃないな。
わかりやすく表現してます。

あえて言葉を選ばなければ

”ベタ”

って奴です。

結論としては映画の方が好きです。

お母さんのシーンは原作ではさらっとその事件があったっていう
表現で終わっていますが、映画では5分くらいかけて
よりリアルに表現してます。

まぁこのシーンが頭に焼き付いて
渡部篤朗が本当に憎らしくなるのだが。

逆に文章では3行程度で表現できてしまう
その行動の理由となる過去の出来事が
映像にしてしまうと15分くらいかかっちゃうわけで
でもそれを一つ一つ表現してたら話が進まないっていう
映画監督のジレンマが原作を読んでよくわかりました。

血のつながり以上のものが
人間って言うものは作ることが出来るんだなって本当に思います。

「食欲は生きるという目的以外に理由を作ってはいけない。
命を搾取しているのだから」

「性行為を繁殖以外の目的で行うのは人間だけだ」

なんて弟君が発言するのが
自分の思春期とダブらせてしまって
頭でっかちも考え物だと思いました。

お兄ちゃんはおとなしく
弟がやんちゃな感じの人で
弟側の人がこのお話を読むとすごくよいと思います。

クライマックスの自分の家に戻るシーンで
「おれはこう見えて臆病なんだよ」
って弟が言うところはなんかは
アニキにごめんなさいをしにいかなきゃなって思います。

原作の方がお兄ちゃんもお父さんもちゃんとしてて
嫌なだけだな(笑)