こんにちは。お花で心を豊かに育むセラピスト花育士のあーこです。
さて、今日は「セラピスト」について語ります。
「カウンセラーにすごく向いてるよね!!」
と言われてきた私が、なぜ『セラピスト』と名乗っているのか?
私の哲学では
セラピストは幸せを紡ぐ人です。
そばにいるだけで安心感を与えられる人。
癒し、癒される人でありながら、自分も癒されたい人。
自分を知ることで、
なりたい自分と向き合う人。
自分らしく在ること。自分らしく生きる人。
自分を大事にできる人が
相手を大事にできるように。
自分の本音と向き合える人が
相手の心の奥にある声に
耳を澄ますことができます。
そして愛し愛される存在になっていく
のだと思います。
セラピストとは、
商品や資格や仕事依然に
「生き方」を簡潔に表現したものなのです。
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先日「あなた、自分のこと好きですよね?」
と質問されて「はい」と答えました。
苦し紛れの自撮りで鍛えられた自分好きなのかもしれませんが(笑)、未だに肯定するのは恥ずかしいし、常に自信がないのは子供の時から変わらないし、胸を張って言いきれません。
けれど、なんだかんだ言って自分好きかも。
表向きは、そんな感じ。
そもそも、一生離れられない自分のことを根本から嫌いな人っていませんよね。
好きな人がいるときと同じように
自分のことが好きだからこそ
悩むし、迷うし・・・
いろいろな感情を味わうために生きている。
時に自分を傷つけてしまったり、間違った方へベクトルを進めてしまうこともあるけど、
それも愛する自分の体と心に反応しているからこそ、起こること。
こんな言葉もよく聞きます。
「カウンセラーはその人自身が癒されていない人が多い」
私もそう思います。
お花を扱う職業の人は「コミュ障が多い」っていう声を聞くこともあります。
区別をしたがる人の思考のクセが、そういった観点を引き寄せてしまうのですが、人はその人が足りないものを本能的に求めて生きている事を知ると、世の中の使命に生きている人たちへの見方も変わってくるかもしれませんね。
殺伐とした世の中に生きづらさを感じている人が増え、敏感すぎる人=HSPという言葉もだいぶ世の中に浸透してきているようですが、
カウンセラーになりたい人の中には、感受性が強すぎて、自分を見失っている人が多いように思います。
それは、相手の感情のケアをしようとすることで、自分に向いていた意識が相手の意識に向き、自分の事より相手を優先に大事にケアしてしまうから。
その献身ぶりは「大丈夫?」って心配してしまうほど。
そして、そんな風に気になるのは、私自身にも当てはまるからです。
共感できるのは、とても得難く大切にして欲しい能力ですが、
相手と自分の距離感を上手く図れることも大切な事です。
自分と相手との境界線(バウンダリー)を上手く引きたいのに、生きてきた過程で味わったトラウマが足を引っ張ってしまうことがあります。
相手軸で考えてしまう人は、望まない極端な結果を恐れて、自分の気持ちから目をそらしてしまうことが無意識の習慣となり、境界線を引くに引けず、引けたとしてもいとも簡単に相手の侵入を許したり、自分自身が相手の領域に踏み込んでいってしまうことがあります。
じゃあどうすればいいのか?
ということですが、一言で言うと、境界線に気づけばいい。
自分の感情と行動が一致できるまで、瞬時に判断できるまで繰り返せばいい。
時に、自分に忠実であることは「ワガママ」と解釈される場合もありますが、
自分で考えているより遥かに、もっとワガママに生きていい世界があります。
ワガママは、人に迷惑かける事ではありません。
ワガママであることは
自分の心を知り、体の声を聴き、
自分の感情に責任を持つ、ということ。
そして、それを知っていることです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この文章を読んでくださっている皆様にもお伝えしたいと思います。
「心と体を元気にしてください。
困っている人を助けられる
優しい強い人にしてください。」
愛と光を込めて
お花サロンLa Flore
HP