こんにちは。お花で心を豊かに育むセラピスト花育士のあーこです。
「カウンセラーになったら、相手の面倒を一生見るという覚悟がないのなら、不用意な言葉を伝えちゃいかんよ」
大学生の頃、『カウンセラーになる』なんて一言も言ってないのに、おもむろに心理学のゼミの先生が放った一言が記憶に残っています。
自身も勉強の為にカウンセリングを受けてきて、セラピストとしての生き方と出会って、そして今、私自身も相談を受ける事が多くなりました。
「よく相談されるタイプなんだけど、副業でカウンセラーってどうかな?」
「自分の悩みを生かせるようにカウンセラーになろうと思ってるんだけどどう?」
「カウンセラーってどうやったらなれるの?」
「どんな資格をとったらいいの?」
「セラピストやコーチングとの違いってなに?」
「カウンセラーは聴くだけで解決策は提示してくれないんだよね?」
「セラピストは施術してその場限りの『癒し』を提供するだけでしょ?」
色々な質問があります。
相談を受けるときは、実際に私が提供するセラピーを受けていただいた上でご相談を受ける、ということがないことが多いので、それなりに言葉は選ばせてお伝えさせていただいていますが....。
(冒頭の部分も関わってくることです)
『好きなことを仕事に』
が流行り始めて少し時間は経ちますが、何を仕事にしたいか考えて相談されるとき、
みんな肩書きにこだわっているのかな?
という印象をもつことがあります。
自分って何者?何をしたいの?
何に向いてるの?得意なの?
という自分探しや分析が終わらない。
不安だから、
自分の進む道はなんていう道?
と名前をつけて、正体をはっきりさせたいと思っているのかもしれません。
別に心理カウンセラーにならなくたって、相談のってあげればいいじゃん。
自分の悩みを、対象者に意図的に投影させることはある意味とても危険。
それ自体が自身の癒しに繋がらない、わざわざ生きづらい道に足を突っ込むことはないと思います。
終わりのない正解のない旅路。
空白を抱えながら、痛みに耐えて黙々と粛々と使命を全うすることは容易いことではありません。
もし、カウンセラーが天職だと感じるのであれば、適職と天職のバランスをとれば良いだけの話で、本職をやりながら、スキマ時間に好きなカウンセリングの時間を設けるというのも1つの案です。
(何故わたしがセラピストとしての生き方を選択しているのかはここでは触れないことにします)
お金に執着すればするほど、生きづらくなりますし、お金との縁も薄くなっていきます。
時間を忘れるくらい夢中になれることを楽しんでもらえたらな、と思っています。
好き嫌い、向いてる向いてないは判断材料に乏しい場合があります。
正しい選択というのはなくて、何を選んだって後悔するときは後悔する。
それならば、自分が幸せになれると思う道を選択した方が良い。
それがどんなに遠回りに見えて、面倒くさいと思っても。
その選択が自分を助けてくれる時が必ずきます。
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