ヨガ

バレエを楽しんでいる時に乳がん発覚。告知からすぐ様々なj検査を経て術前抗がん剤になったので、バレエは休会しました。クラッシック音楽で踊るバレエは優雅です。でも抗がん剤治療なんて初めてだし、ウォーキングとか軽い運動ならともかく，髪も抜けるし精神的にもバレエを続けるのは無理でした。

手術が終わり、放射線治療が終わったころから、ヨガを始めました。以前からスポーツクラブなどでヨガはやっていましたがちょっと本格的にヨガを勉強しようと思ったのです。

陰陽バランスというのがあって、世の中のすべてのものは二極性があるというものです。太陽と月、男性と女性、成功と失敗、交感神経と副交感神経、つまり必然的に良いこともあれば悪いこともあるということです。これに、ごもっともという感じでした。

アーユルヴェーダも勉強しました。先生が仰るには、人間にはポジティブとネガティブな状態があるので、無理に毎日陽気に過ごす必要はないと言うのです。

話がずれましたが、ヨガはとてもリラックス出来ます。身体と心と精神が繋がって解放されるのがわかるのです。ヨガでは呼吸法もやるので、身体に良いようです。

私は呼吸が浅く、交感神経が優位で知らないうちにストレスを受けていたようです。乳がんになったのも、神様がちょっと休みなさい、と言ってくれたような気がします。

ヨガだけでなく、森林浴、ウォーキング、ストレッチ、太極拳、などなんでも良いようです。身体に良いことをしていきたいと思います(＝⌒▽⌒＝)

薬石湯

温泉も乳がんに良いようです。玉川温泉が有名です。温泉に入って癌が消えるという科学的なことは立証されていないようですが、リラックスできるし、落ち着くので身体を温めるという意味でも良いと思います。

都内で薬石湯のお店を見つけました。ルフロというお店です。単なる岩盤浴よりも、ものすごく短時間でびっくりする位汗が出ます。

ルフロはこちら

http://le-furo.com/

身体を温めると免疫力が上がりますが、ここの薬石湯に入ると、なんと体温が３８度位に上がるのです。その後３時間位はぽかぽかと温かい状態です。薬石湯というのは石焼き芋と同じ原理らしいです。お湯に入るのはなくて石で身体を温めるのです。

ここのお店はとてもオシャレで値段もちょっと高いのですが、キャンペーンなどやっている時は伺いたいと思っています。(＝⌒▽⌒＝)

食事療法

乳がんとわかってから、乳がんについての色々なことを調べました。そして乳がんは体内で作られたので、食事と深いつながりがあると分かりました。

私は、お酒もタバコも吸わないしけっしてジャンクフードばかり食べていた訳ではないのです。けれど、乳がんになってしまいました。原因はわかりません。両親は癌でないので遺伝というのも考えられにくいし。ストレスかもしれません。

癌には肉や牛乳、白砂糖などが良くないそうです。沢山とった方が良いのは野菜やミネラルなどです。りんごと人参で作る野菜ジュースも身体に良さそうです。

また、体温が１度下がると免疫力がかなり下がるそうなので、免疫力を上げるために身体を温めるような食事も良いそうです。

ということで、積極的に野菜を取るようにしてシイタケや海藻も沢山取り、白米から玄米に変えました。

そうしたら痩せて体調がとても良いのです。

抗がん剤の最中もあまり副作用がなかったのはこの食事療法のおかげと思っています。

体内で癌が作られてしまったので、今までと同じ食事で同じストレスを抱えていたら再発する可能性も高くなるようです。

食事を健康食に変えても再発する人は再発するかもしれませんが、自分としたらなるべく身体によいことを沢山やっていこうと思いました。ヾ(＠°▽°＠)ﾉ

術後１年検診

術後２ヶ月位に原因不明の腫瘍マーカー上昇で、ＰＥＴと骨シンチの検査をしたにもかかわらず、私の病院では術後１年の検診で超音波、マンモグラフィー、骨シンチ（ＣＴも）、採血があります。

先生が仰るには、再発しそうな人じゃなくても乳がんの手術を受けた人は全員１年検診で上記の検査があるようです。

乳がんになってから骨シンチとＭＲＩとかレントゲンを沢山撮ってそれはそれで身体に悪いんじゃないかと思いますが仕方ありません。放射線治療もそうですね。

１年検診の結果を聞くときはドキドキしましたが、腫瘍マーカーも平常に戻っていて無事にクリアーしました。

主治医の先生と話していて。再発するかしないかは運のようなものらしいです。１期でリンパに転移が無くても再発する人もいますし、３期でリンパに転移があっても再発しない人もいます。最近はＫi-67が高い人は再発し易いというデータもあるようです。Ｋi-６７というのは細胞の中の癌細胞の割合だそうです。

私はＫi-67は２０％です。２０％は平均よりちょっと高いそうです。

Ｋi-６７が１４％以下ならルミナルＡというカテゴリーです。私はルミナルＢです。ルミナルＡは予後がすごく良いらしいです。

私はルミナルＡでがガッカリと言うと先生は、ＬＩＮさんは２０％だからルミナルＡとＢの境だよと仰いました。境よりルミナルＢ寄りな気がしますが先生は決してネガティブな言い方はしません。とても良い先生です。ヾ(＠^▽^＠)ﾉ

意味不明のCEA上昇

手術、放射線と問題なく治療は進みましたが、意味不明にＣＥＡ（癌の腫瘍マーカー）が上昇して焦ったことがありました。

放射線治療の終わった頃に、血液検査をしたのです。その時、ＣＥＡが８．０位と出たのです。治療前は４くらいで正常は５以内位とされています。私は超ビックリして乳がんの手術をしてその後に腫瘍マーカーが上がるとはどういうことでしょうと先生に聞きました。

先生は「おかしいな～」みたいな感じで癌が残っているとか再発という事は考えられにくく、炎症とか他の原因に違いないと仰って１ヶ月後にまた採血しましょう、ということになりました。

そして１ヶ月後、下がっているはずのＣＥＡは更に上がったのです。私は本当にショックでした。運が悪く検査結果の時は代行の先生でその先生は、念のためＰＥＴと骨シンチを撮りましょう、と仰いました。

そしてＰＥＴと骨シンチをした結果、異常無し、ということだったのです。それから１ヶ月後位にＣＥＡをとったら６くらいに下がっていました。本当に嬉しかったです。

今でもなぜ乳がんを取って放射線治療が終わるころにＣＥＡが上がってしまったのかわからないのです。主治医の先生は腫瘍マーカーは当てにならない事もあるし（偽陽性）一喜一憂するのは精神的に良くないと仰いました。ＰＥＴと骨シンチのお金は４万円位したと思うのでもったいなかったです。

健康でないとお金がかかるものというのを実感しました。そして腫瘍マーカーに振り回されないほうがよいというのも学びました。ヾ(＠°▽°＠)ﾉ