元気ですかー!あやめ院長です。


今日は昨日の続きです。

実はいっきに書いて、

さて、ブログ更新!としたら、

文字数制限オーバーで

更新できなかったんです。(笑)


文字数制限があるなんて、

今までブログやってきて、

初めて知りました。(笑)


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(昨日の続き)


こうなっている原因はどこにあるのか?

一つは私たち歯科医療に従事している者から

歯の重要性などの情報発信が圧倒的に足りず、

皆さんが歯の重要性にあまり気付かないため

ではないかと思うのです。



これは最も重要で、まずは気付くこと

歯やお口の健康は当たり前のことで、

痛みや不具合、失った時に初めて

歯の重要性に気付く方がほとんどなのです。

さらに不具合にも慣れてしまい、

さらに悪くなる、の繰り返し。

そして総入れ歯に向かって行くのでは

ないでしょうか?


だからこそ、歯の重要性に気付き、

お口の健康を取り戻したい・維持したい、

と思ってもらうことがまず最初で

最も大切なことではないかと考えています。



歯は体の他の部分に比べて

ぞんざいに扱われがちですが、

重要な体の一部です。

手の指や足の指が1本無くなれば

大変なことなのに、

歯はなぜ同じように扱われないのでしょうか?

目や耳が一つ無くなれば?

歯は臓器ですから、

胃や腸が無くなれば?

肺や肝臓・腎臓が無くなれば?

私は歯科医師ですから、

一般の方よりは歯をひいき目で

みているのかもしれませんね。



皆さんには歯に関心を持ち、

歯の重要性に気付いていただきたいと

願っております。

その上で、皆さんそれぞれのお口の不具合を

歯科ソレイユで改善していければ、

と思っております。


元気ですかー!あやめ院長です。


今日はムシムシ、暑いかと思いきや、

心なしか涼しいような・・・。

九州の方では豪雨で

大変なことになっているようですね~。


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今日は今さらですが、『歯の重要性』についてです。


以前も何度かニュースレターに書いた内容ですが、

とにかく繰り返し、伝えていきたいと思います。


歯科ソレイユへ来院されている皆さんにとって、

『人生を豊かに過ごすために、

歯は非常に重要である』

ということはもうご存知かと思います。


ある厚生労働省の文書で、

次のような説明がありました。

(私なりに簡単にして説明しています。)


むし歯を治療して詰め物にし、

それがまたむし歯になり

詰め物するうちに歯の神経を取る。

そして被せ物をする。

その歯はダメになり、歯を抜いてブリッジとなる。

ブリッジは壊れ、部分入れ歯となり、

やがて総入れ歯となる。



これは、一般的な保険治療ではこうなってますよ、

と厚生労働省が認めている結果の流れです。

つまり、保険治療では最終的には

総入れ歯になっている

と言っているんです。

皆さんのお口の健康を守りたい、

と日々診療を続けている私にとって、

とても悲しい現実です。


(続く)


元気ですかー!あやめ院長です。


今日は蒸し暑く、この時期らしい一日でしたね。

水曜日のため、歯科ソレイユはお休み。

それでも何かと仕事をしていた一日でした。


さて、今日は歯と健康のお話です。


歯の健康状態が全身の健康や寿命を決めるって、

ご存知でしたか?


皆さんは実は薄々気付いておられるのかと思います。


動物は、歯を失えば、えさをとる能力や

咀嚼する能力が低下し、死に直結します。


人間は、食物を食べやすく工夫をしたり、

義歯などの歯科治療で補うことができるため、
歯がなくなったとしても、すぐさま生命の危機に

直結するわけではありません。
(これが他の病気やけがと違い、

歯科治療を後回しにしてしまうわけですが・・・。)


「歯が残っている本数が多い人ほど寝たきりになる

割合が低く、健康で長生きする」
ということを裏付ける論文が、

世界各国で発表されています。


80歳で20本以上健康な歯があると、

おおよそ身の回りのことが自分でできる、
歩けるなどの生活自立度が高いという報告があります。
歯の残存数が多いと咀嚼機能がよく、

健康長寿となるのでしょう。


咀嚼能力が高い人に比べて低い人が、

寝たきりや要介護状態になるリスクは、
なんと7.5倍なのです。


そして、歯がほとんどなく入れ歯も使っていない高齢者が

4年間で認知症を発症するリスクは、
歯が20本以上ある人の1.9倍になる

ことがわかっています。
私もお世話になった東北大学大学院歯学研究科の

渡邉誠教授らの研究で、
歯の数が少ない高齢者ほど、

脳の一部の容積が減少しているという研究もあります。


厚生労働省や日本歯科医師会が推進している

『8020運動』というのは、
このあたりからきているのですね。


歯が健康な方は全身も健康状態がよいのではないか

と、皆さん何となく感じておられたとは思いますが、
このようにはっきりと数字で示されると、

改めて歯やお口の健康って大事なんだと
感じていただけたかと思います。


皆さん、歯を大切にしていきましょう。

(やはり、この結論!得意げ