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闇の鏡から開始。
フィダ「冒険者さん、ちょっといいですか?のど乾いてません?
…やっぱり。
僕は魂ですから大丈夫ですけど、冒険者さんは身体ごとここへ来られたので、のどが渇いたりお腹がすいたりするんじゃ…と思ってたんです。
とりあえず、そこの闇の鏡で水を汲んで行きましょう。ついでに少し休憩も…
ここは闇の領域の中でも特に美しいところだって言われてるんです。
湖の水面に空が映ってて鏡みたいにみえるんで、『闇の鏡』って言うそうなんですけど…」
闇の鏡にたどり着くが…
フィダ「え、えぇ~っ!?闇の鏡が…こ、これは一体…」
モンスターが湖に飛び込むと、そこの水が沸騰したように蒸発してゆく…
湖が干上がったのは、あのモンスターたちのせいらしい…
フィダ「と、とりあえず、水が干上がっちゃうのを止めて、残った水を手に入れましょう。い、行きますよ?」
黒い結晶が付いている…
フィダ「ゾッ、ゾルバン様!?なんて姿に…
ゾルバン様です。バーノス様がおっしゃってた、風の魔兵長ゾルバン様なんですよ…!!あ、あの黒い結晶は変異闘士と同じ…」
ゾルバンは竜巻を起こし、モンスターを湖に放り込んでいく…
すると、湖の水が大量に蒸発する。
フィダ「ああっ、なんてことを!?ゾルバン様、おやめください!
これ以上やると、闇の鏡が完全に干上がってしまいます!!」
迫ってくるゾルバン。
ゾルバンを討伐する。
ゾルバンは動きが俊敏で、青床の攻撃も非常に痛かった( ;∀;)
上図の青床は、2回連続で自分に向かって攻撃してくる。
一度目を避けても油断はNGかなぁ。
一直線の青床は、壁でない限りは即死するくらいのダメージでした…
復活の雫が溶かされた…(;´д`)
ゾルバンは湖に倒れ、黒い結晶が消滅した。
フィダ「黒いのが…消えた??」
ゾルバンの体を覆っていた黒い結晶が跡形もなく消えている。これは…?
その時、ゾルバンが起き上がる。
ゾルバン「むっ、むう…私は一体…む?お前は…」
フィダ「ああっ、ゾルバン様、元に戻られましたか!」
ゾルバン「バーノスの部下ではないか。元に戻ったとはどういう事だ?」
フィダ「はい、先ほどまで何やら黒いものに覆われて、恐ろしい姿をなさっていらしたんですよ。
モンスターを使って、湖の水を干上がらせようとされているように見えましたが…」
ゾルバン「何っ、湖!?ここは…闇の鏡、なのか!?ここまで水が干上がるとは…!私がモンスターにやらせたと!?バカな!!…いや、ちょっと待て…どういう事だ!?
昇華の園でヘイリオス様と別れ、ここへ足を踏み入れた直後から今までの記憶がない!おおお、なんということだ…」
元の世界でも何度となく目にしてきたが…どうやらあの黒い結晶は、生物にとり憑いて自由に操る事ができるらしい。
そして、それが邪悪な意思を秘めているのは間違いないようだ…
ゾルバン「!!そうだ、ヘイリオス様!こうしてはおれん!!」
ゾルバンは立ち上がろうとするが、すぐに座り込んでしまう。
フィダ「大丈夫でございますか!?あの黒いもののせいなのか、お体に相当な痛手を負ってらっしゃいます。無理をなされては…」
SPADE黒「ぼくと戦ったのも原因の一つだと思うの。」
ゾルバン「止めるな。ヘイリオス様がこの先の昇華の園で奮闘していらっしゃるはず…お助けせねば…っ!無念…
おまえは…魂ではなく人間か。なぜこんなところにいる?
…何、グリーシア様が?彼のお方は勇の女神。そのお方が惜しむほどの勇気の持ち主と言う事か…ならば、おまえに頼もう。
私の代わりに昇華の園へ行き、我らが指揮官、ヘイリオス様をお助けしてほしい…
バーノスの部下よ、昇華の園への道は知っているな?この者を案内してやってくれ。」
フィダ「はっ、はいっ!」
ゾルバン「私も動けるようになり次第、昇華の園へ向かうゆえ、それまでの間ヘイリオス様の事、よろしく頼んだぞ…」
END
…ところで、水分補給はちゃんとしたのだろうか(*´-`)
〈第5章〉4.昇華の園の激闘
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メインシナリオ(まとめ)
◆もくじ◆