(第四章)46~50(オルクス) | ~トーラムメモ(オルクス兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!

46.エルフの魔法
黒鷲城下町の少女スヒメに話し掛けて開始。

スヒメ「しかし困った。入り口が潰れておったな…妾がこの地を離れている間に、出入り口の位置が変わったと見える。
かといって、もうあの辺りをうろつきたくはない。あやつの狙いは妾じゃからな。
すまぬが…その妾がつけた蝶の紋を母上に見せに行ってはくれぬか?それを見れば、妾が帰ってきたと分かるじゃろう。母上に頼めば、精霊童子なぞ蹴散らしてくれよう。
それにそなたも、今後立ち回るにしても、この地で人の信仰対象である母上にお会いしておくのは、悪い事ではあるまい?」

クエスト受注。
スヒメによれば、世話人カツユマルなら現在の千間洞窟の入り口を知っているだろうとの事。しかし、先日騙した事もあって、教えてくれるかは怪しい。
オトワヒメの話では、カツユマルは脅しに弱いと言っていた。
主人公はカツユマルに話しかける。

カツユマル「あっしは、誰かの脅しに屈した事なんか…あれ?渡すもの…渡さなきゃいけないものが、一つだけあった。
何でだろう…あっしは、何であんたにこれを…伝えて…」

カツユマルの様子がおかしい?
カツユマルは震える手で、手紙を一つ差し出した。手紙には、
「こいな浦1にて話あり オトワヒメ」と書いてあった。
主人公はこいな浦1に向かい、側仕えヒナゲシに話を通してオトワヒメの所へ案内してもらう。

オトワヒメ「手に入れてすぐに、あなたに連絡を取れるようにしておかなかったのは、私の落ち度です。しかし、まだ魔族は千間洞窟には辿り着いていないようですね。
…となれば、先回りをしてメメサマと戦うべきでしょう。ただ、私が戦うのは難しいでしょうね。エルフと関わり過ぎて、光の魔法の痕跡が強く警戒されるでしょう。
しかし魔族の紋が入っているあなたならば、古参魔族のメメサマも強く警戒しないかもしれません。痛め付ける事が出来れば、そうしておくべきだと思います。
人間に対して怪しい計画を立てている魔族を打ち倒し、アワナカゴがシランバを統合する。あなたはヒムカウジ王の加護が無くなったとしても、アワナカゴの庇護下に置かれれば良い。
それだけではありません。エルフに頼めば、その不吉な魔族の紋も消す事が出来ます。
引き受けて下さるなら、エルフから授かった魔法でカツユマルの心を書き換えて…あなたに千間洞窟への安全な通路を案内させましょう。
実のところどうも…あの男の気性を見誤っていたようです。思った以上にあなたに敵対的で、上手く動いてくれなかったようですからね。
もし、お引き受け下さるのでしたら、カツユマルに『ペレト神の加護ぞあれ』と仰ってください。その言葉をきっかけに、彼はあなたを千間洞窟に案内するでしょう。
そうなるよう、エルフに頼んで光の魔法で、心を作り変えさせてもらいます。その代わり、あなたがこの話を受け入れたものとして、私にも合言葉を唱えた事が伝わる仕組みになっています。それでは…」

主人公は黒鷲城下町に戻り、カツユマルに話し掛ける。

ちなみに、ティルナは闇の神、ペレトは光の神、ミカガミは…忘れた。
合言葉を伝えると、カツユマルは千間洞窟へ案内すると言い出した。

END
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47.万物睥睨(へいげい)せし観測者
世話人カツユマルに話し掛けて開始。
カツユマルからミッション「千間洞窟」を選択して、ボス(メメサマ)を討伐する。
ストーリー上、倒してしまったわけではない。
その後、黒鷲城下町の少女スヒメに話しかける。スヒメは、主人公がただメメサマに会いに行っただけだと思っているようだ。

END
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48.対立する三者の結末2
少女スヒメに話し掛けて開始。
スヒメは、主人公と一緒にメメサマに会いに行こうと言う。その時傭兵ケリーが戻って来たので、スヒメはケリーも一緒に行くかと尋ねる。

ケリー「上手くいったと思いますよ。カツユマルとも少し話しました。激昂(げきこう)されて『超強力磁石カラクリ』ぶん投げられて、頭にぶっつけられましたけどね。
せっかくなんで、売り飛ばすためにカラクリ持って帰りましたけど。」

主人公とケリーとスヒメは、こいな浦3へ向かう。
こいな浦3に自動遷移。
そこには、巫女オトワヒメの姿があった。
オトワヒメはスヒメを凝視している。スヒメはオトワヒメが立っているのを見て青ざめた。
スヒメが、オトワヒメに主人公との関係について迫ると、オトワヒメは主人公に協力してもらったと言う。

スヒメ「(主人公)…言っておくべきであったか。…オトワヒメとは、精霊童子が人間の世界に手出しする時に使う姿じゃ‼」

その瞬間、オトワヒメ精霊童子の姿に、スヒメは美霊童子虜比彌(以後スヒメで表記)の姿に変わる。

スヒメ「これにて闇の魔法と光の魔法の両方を手にしたそなたは、人間達も殺し、魔族との約束を破棄してエルフの勝利を導く。」

精霊童子「やはりそれくらいは分かるか。
そこの人間は苦労した。だがお前の紋が入った(主人公)に、メメサマに無礼を働かせれば良い。
お前達に救助の手が差し伸べられる事はなくなるだろう。裏切ったと思われるだろうからな。魔族との約束もこれで終わりだ。」

選択肢→魔族との約束?or騙された?

スヒメ「正直に話しておくべきじゃったな…オートの魔族とエルフは最近になって、ある約束をしておったのじゃ。
一時停戦、及び一時共闘の約束よ。オートに上がり込んだ人間達を滅ぼすまでのな。
そなたらだけは妾が救おうと思うておったのじゃが…」

精霊童子「元々オート大陸は、エルフと魔族だけが住まい殺しあうための聖地だった。魔族とエルフ以外には見えぬ、不可視の魔法に覆われた、聖なる大陸。
だが二百年前…私ではなく、本物のオトワヒメと呼ばれていた人間の巫女が、偶然イズモの国境スフィアである、アワカガボコをオートの領域に突き立てた。
国境スフィアによって突かれた一帯はイズモの民の領土となり、以降オート大陸は秘匿の魔法が解けた。人の目にも触れ、次々と人が移住してきた。
オートに渡ってきた人類を、最低限制御下へ置くべく二つの国を作らせ、二人の王をそれぞれエルフと魔族に信仰させたのだ。」

過去改変前の世界で砕け散っていたアワカガボコは、国境スフィアだったのか。
スヒメによれば、人類は未知数な部分があり、下手に触ると何が起こるか分からないため、下手にいじりたくはないらしい。
その対処をするために、エルフと魔族は一時休戦協定を結び、大陸に上がり込んだ人間を協力して絶滅させた後に、再び殺しあう約束をしたという。

選択肢→あの数珠と指輪は?orどうやって?

精霊童子の説明によると、魔族が闇の魔法作った数珠石を作り、エルフが光の魔法で作った金粉を組み合わせた数珠と指輪で、イズモの二人の王を操り、イズモの全ての人を操って自刃させていたそうだ。

スヒメ「言うておくが、エルフは人類を今の形に作り上げたが、決してそなたらの味方ではないぞ?今言うても手遅れではあるが…」

精霊童子「…私は君たちが千間洞窟の鍵を手に入れる様子も、観測していた。
あの時そこの傭兵が言った通り『三者の利益がばらばらなら、2対1の協力なんて起こらず、最終的に誰か一人が利益を総取りする』
今回はエルフ達が全てをいただく側だったようだな。」

スヒメ「(主人公)…そなたには約束があったのう。もし妾を信じて助けるのであれば…妾もそなた達の願いを叶える約束を果たせる。
…もし妾を信じるのなら、何か願っておくれ。そしてそれを叶えるためにも、妾を助けておくれ。」

主人公は、スヒメに願い事を言う。

スヒメ「それが願いじゃな。約束は成立した。…のう精霊童子よ妾はこやつらの願い事を一つだけ叶える。
とはいえ、さすがにそなたからすればオートの人類全ては難しかろう?せめてこやつらだけは助けると約束するのであれば、大人しくそなたの元へ行っても良いぞ。」

スヒメは精霊童子の方へ歩みよると、手持ちの数珠から紐を千切り、精霊童子に向かって珠をばら撒いた。
スヒメは数珠の術に改良を施しており、石で囲うだけでその相手を操る事が出来るようだ。ただ、相手がエルフなので、身動きを封じる程度の効果らしい。
しかし、精霊童子も術に改良を施しており、精霊童子の指に嵌められていた指輪が淡く光ると、精霊童子の呪縛が解かれたのか、彼は悠々と手を動かし、指輪を外して掲げてみせた。

精霊童子「近場の操り魔法の操作を奪って、指輪を持つ者に与える。相性が悪かったようだな…」

スヒメは操り魔法をやり返され、身動きがとれなくなっている。スヒメは主人公に目配せをする。こちらの補助があれば、勝てる目算があるらしい。

選択肢→ケリーに指示を出すor精霊童子に攻撃する
私は、ケリーに指示を出した。
ケリーに何と指示を出すか、
の選択肢→カラクリを使えor精霊童子に攻撃しろ
私は、カラクリを使うよう指示を出した。
ケリーは「超強力磁石カラクリ」を取り出して起動させた。精霊童子の手から指輪が離れて「超強力磁石カラクリ」へ吸い寄せられる。
しかし、精霊童子は「超強力磁石カラクリ」を奪い取り、ケリーの体を弾き飛ばした。

選択肢→カラクリを取り戻すor精霊童子に攻撃する

しかし、精霊童子は主人公の体を弾き飛ばすと、改めてカラクリから指輪を外す。カラクリは既に停止しており、指輪は引っ掛かっていただけのようだ。
精霊童子は指輪を再び行使しようとしたが、カラクリについていたのはレーム王の印璽の入った指輪だった。
主人公が精霊童子を怯ませた隙に、ケリーは本物の指輪をスヒメに投げる。
スヒメはこの間に準備していた追加の数珠石をばら撒くと、飛んできた指輪を受け取り掲げた。

スヒメ「2者が協力し合い勝つことも、あったようじゃのう‼」

スヒメが握った指輪が光り輝き、精霊童子は身動きが取れなくなった。周囲には金粉が煌めく数珠の珠が散らばっている。
スヒメは指輪を嵌めた人差し指を、精霊童子の額にあてた。

スヒメ「先ず魔法の行使は一通り封じたわ。体は動かしてもよいじゃろ。妾はそなたのことが嫌いゆえ、長いこと支配する気もないがの。
後は母上に申し開きに行くために、こやつを千間洞窟へ連れていかねばなるまいな。
オートに渡った人類を滅ぼす計画を停止するには、母上におねだりせねばいかんゆえな。
とは言え、一度まず黒鷲城下町に戻って身なりを整えた方がよかろうな。母上に失礼のないように。」

END
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49.オート大陸三種族約定
黒鷲城下町の少女スヒメに話し掛けて開始。
主人公達は、計画を停止する権限を持つメメサマに会いに行くことになった。
一方で傭兵ケリーは、ようやくスヒメが魔族である事を理解したようだ。
千間洞窟に自動遷移。
観測せしメメサマに話しかける。

メメサマ「どうやら、今度こそ紋だけでなく※※※※※※※※※を連れてきたようですね。その可愛らしい爪で私を引っかいた事は気にしなくてかまいませんよ。少しばかり、楽しかったですから。
さて、そなたが※※※※※※※※※をかどわしたわけでないのは確かなようですから、少しだけ話を聞きましょう。」

→あなたは人類の敵か?
メメサマ「我らの敵はエルフのみ。あなた達は光色に染まってしまった塵です。」

→魔族は諸悪の根源?
メメサマ「何かの原因になれるほど偉い者は精霊たち以外にはいない。私達はそなたらと同様、何が善悪かを知ることすら適わない。ですが、選ぶことは出来る。私達は闇を選んだ。エルフ達が光を選んだように。」

同じような事を、以前にバロル司祭も言っていた。

→人類の助命をねだる
主人公はスヒメに人類の助命を頼んだ。
スヒメがメメサマに助けを求めると、メメサマは快く引き受けると言う。

スヒメ「こんなに落ちぶれた姿の妾を、まだ母上の一部と言うてくれるのか。
すまぬ、妾は母上の言いつけを守らなんだ。うかうかとエルフに近づき、光の魔法でこのような姿に変えられたのみならず、心まで書き換えられて200年を過ごさせられた。
レームに魔王降臨の際、レヴァリア大陸近辺の魔族に、契約に基づき魔王からの収集令がかかった。そのおかげでようやく正気を取り戻し、光の魔法を上書きできるだけ上書きして、精霊童子を倒してここまでこぎつけたのじゃ。
母上、お願いがあるのじゃ。オートに渡った人類を滅ぼす、此度の計画を止めておくれ。妾は約束したのじゃ。願いを叶えると言い、(主人公)は願った。」

メメサマ「あなたは(主人公)の願いの成就を望むのですね。あなた自身が。では、喜んで与えましょう。
精霊童子よ、この一帯のエルフで最も高位のあなたと、盟約を結びましょう。オートの人類殲滅計画の凍結です。そして二度と我が眷族を隷属化しないのであれば、あなたから奪った力を返しましょう。」

精霊童子は、その条件に同意する。
メメサマは、主人公を人間の名代として呼び出した。

メメサマ「我らは人間を含めて、光に属する者を皆殺す。しかし今回だけは、別としましょう。
あなたは魔王と深く関わった痕跡がある。そして何より※※※※※※※※※が望んだ。あなたの名の下に、オートの人間を殲滅する計画は、一旦は凍結します。
魔王は別件になりますし、こちらもあなたの死後は分かりませんが…それで良いのならば、契約を。」

主人公は契約をする。

メメサマ「いずれあなたは選ばなければならないでしょうね。闇に生きるか、光に生きるか、あるいはどちらも否定する道を見つけるか。
そうそう、いつでもまた来てよいのですよ人間との戦闘遊びも、悪くはないものです。」

第二章でのハイネスドラゴンも、人との戦いに喜んでいた。極端に強い者達は、そういうのを好むのか(*´-`)
黒鷲城下町に自動遷移。

END
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50.昨日の敵は今日の…
黒鷲城下町の少女スヒメに話し掛けて開始。
スヒメは念話で、精霊童子が人間に用がある、と受信したようだ。

クエスト受注。

傭兵ケリー「俺は別行動で良いですかい?
ちょっと俺宛の手紙が来てまして、何でか姉貴にまで、俺の居場所を知られたらしくて雑用押し付けられたんですよ。」

ケリーの姉とは、エリシア区の商人見習いフランセスとガレリア王都のレナータ。
主人公はこいな浦3に向かい、精霊童子に話し掛ける。
精霊童子には、もう騙してスヒメを呼び寄せる気はないという。

END
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(第四章)51~55

オルクス(シナリオまとめ)
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