マールケンの花火
内容は、ケリーらについて。
犬鷲岬1の商人見習いリオから開始。
リオは、花火の材料である硫黄を仕入れるため、犬鷲岬2にいる商人ツバキに注文書を渡してくるよう依頼する。
主人公は犬鷲岬2のツバキに注文書を渡し、硫黄を貰って犬鷲岬1のリオに渡した。
リオ｢今日はケリーさんを連れていないんですね。いえ、昔はフェアフィールド家が一番多く花火の売買をやってましてね。えぇ、ロドニー氏もです。孤児院の寄贈にも毎年花火は確実に贈ってました。
ただ不幸な事に、孤児院を過失で火事にしてしまって…保存環境が悪かったせいなんですがね。
生き残った子を引き取ったのは、ロドニー氏本人でした。ケリーさんもその時に引き取られた子のうちの一人なんだそうです。｣
END
───────────────────
美味しいお魚を運んで
ここからは、犬鷲岬の漁師と主人公の奮闘劇(？)
犬鷲岬1の漁師イワマルから開始。
イワマル｢俺が釣った魚を、黒鷲城下町の商人に渡してきて欲しいんだ。俺はもうちょっと釣りを続けるよ。
道中気をつけてくれよ。鬼に会うってことは滅多にないだろうが、ムジナはよく出るからな。あいつら魚が好物だから、油断してると化かされて持っていかれちまう。
それと、途中で『フタバマル』って奴を見かけたら、戻るように言ってそいつの魚も一緒に黒鷲城下町へ持っていってくれないか？
俺の連れで、先に魚を納品しに戻ったんだが、この調子じゃ二人で釣った方がよさそうだ。｣
ちなみに、ムジナとはアナグマの別名であり、タヌキの事を指すとも言われている。
主人公はイワマルの魚篭を受け取り、犬鷲岬3の漁師フタバマルらしき人に話し掛け、イワマルの伝言を伝える。
フタバマル｢うーん…その…まずいことになっていてな。ムジナに化かされたのかもしれん。魚は、ないんだ。｣
END
───────────────────
フタバマルの助言
犬鷲岬3の漁師フタバマルから開始。
主人公が持つイワマルの分の魚を盗られないため、フタバマルは上手くかわすための助言があると言う。
フタバマル｢ムジナは人に化ける。俺もそれに騙されたんだ。だからその前にまず、一旦あそこのお地蔵さん…レヴァリアの人に言っても分からんか。
小さい石像が並んでいるところに、魚を隠すんだ。そして『ボロン』を倒して『流線型の石』を集めて来てくれ。
石は、魚の代わりに魚篭に石を詰めて、布を被せて持つ。そして怪しい奴が話しかけてきたら、そいつを渡せ。
臭いは魚篭に魚のものがこびりついているはずだから、あいつらも騙されて持って帰ってくれるだろう。
そうすればもう狙って来ないから、安心して魚を運べる。本物の魚はきっとお地蔵さんが護ってくれるさ。｣
主人公は地蔵の列を発見する。
主人公は魚を地蔵の裏に隠した。
END
───────────────────
ムジナの社
サブクエ｢フタバマルの助言｣をクリア後に開放される｢偽魚篭作り｣にて流線型の石が入った偽魚篭を作った後、開放される。
犬鷲岬3の街人？シバエから開始。
シバエ？｢あたしの方が足が速いから、先に持っていってあげるよ。鮮度がある方が良いよ。｣
よく見るとシバエには尻尾が生えているのが見え隠れしている。
主人公はシバエに偽魚の魚篭を渡した。
シバエ？｢嬉しいねぇ…嬉しいねぇ…｣
その直後、目の前からシバエ？の姿が消えた。
主人公は地蔵の列に戻り、隠した魚を探す。しかし、魚を隠した場所には、流線型の石が転がっているばかりである。
主人公は漁師フタバマルに報告しに行く。
………？？
フタバマル｢クロキさんの所に魚を納品してきて、また釣りに出る途中だよ。｣
どうも話が噛み合わない。主人公はこれまでのいきさつをフタバマルに確認した。
フタバマル｢へ？いや、私は今日はムジナには会わなかったし、そんなこと頼まなかったし、ましてや地蔵の所に魚を隠せ、だなんて言わなかったよ。
…あー、あんたまんまと化かされて、イワマルの魚を取られちまったんだな。
地蔵は『コボルトシノビ』と並んで、ムジナがよく化けるものだ。あんなものの裏に隠したら、そりゃ取られる。
多分地蔵と、私と、シバエって女に、三匹がかりで化けて、あんたを騙したんだろうな。俺に化けてた奴はきっと今頃は『コボルトシノビ』に化けて逃げちまっただろうよ。
もう、取り戻すのは無理だろうな。まぁ勝手が分かってない相手に、魚を託したイワマルが悪い。あいつには俺から言っておくよ。｣
この後に開放される、黒鷲城下町の宿屋クロキのサブクエ｢魚を取られないために｣では、ムジナが人を襲わないようにする対策法が語られている。
END
───────────────────
オルクス(シナリオまとめ)
◆もくじ◆