(第五章)26~30(オルクス) | ~トーラムメモ(オルクス兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意

26.我らが「家」
ザインが主人公に見張りをつけたのはスルターナの安全を守るためと、主人公の人となりを探るためだった。
害でないと分かったザインは、元老院やアレメスでなく自分達に協力するなら、イドリスにいる間主人公の身柄を引き受けるという取引を持ちかける。
イドリスで地盤が見当たらない主人公はそれを承諾。
ここでは話しづらいということで、ヘッツ=ゲシェムの谷2のカーディルという男に合言葉「明日も砂は降るだろう」を言って
“家”に案内してもらい、そこで落ち合って話すことになった。

ヘッツ=ゲシェムの谷2でカーディルを発見

旧貴族カーディルに合言葉を告げた。

END
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27.イドリスの事情
カーディル「我々は、現在のイドリスの政府に疑問を持った者達が集まった組織だ。
我々は自身とアジトの場所を“家”と呼んでいる。」

カーディルによってスルターナのいる「家」に案内されたところ、そこではマニクとジローナが口論していた。
ジローナは本をマニクに薦めていたようだったが、口論が終わるとジローナは帰っていった。
スルターナによるとこの付近は大昔にブッフォが暮らしていた地域で、以前シェトー全体を敵対しているブッフォの一部にアジトがばれたことがあったが、その中には友好的な者もいて、認識スフィアで王家の物として登録されたような処分に困る物品を取引している。
その取引相手がジローナだったのか…

話はマニクの容態に移り、回復したことを教えて貰った。
マニクは主人公に悪気が無いことは理解しているが、やはり複雑な心境のようだ。
その後スルターナは主人公をザインのいる場所へ案内した。
ザインは至急片付けなければならない用件があったため、主人公から来るようスルターナに頼んでいた。

ザイン「私の名はザイン。ハヤー王朝にお仕えする剣士の家に生まれた剣士の子だ。親衛隊こそが代々の勤め。いわば精霊に与えられた役割。私はそのことに疑問を持った事は無いし、無いだろう。
しかし、貴方や貴方のレームに恥があるように、イドリスにも王家にも恥があった。
十年以上前ハヤー最後の王バスイット陛下は、シェトーを中枢として各地に自治領持つことで政治的に無理ない形で拡大した世界最大の国を、更に拡大しようとしていた。
だが国土は、王族のみ管理できるスフィアの制御範囲を越えていた為、イドリスは町からある日忽然と人だけが消える事件が多発した。
元老院は陛下を説得しようとしたが聞き入れられなかったので、王族を処刑してスフィアを管理できる者を連れ込んだ。
本来は王族にしか扱えないスフィアだが、
アレメスの奇妙な研究で作られた生物が管理しているらしい。だが、本当にスフィアは管理できているのか?
そして管理隊長は何者だ?アレメス〈隠されし者〉などと、偽名だと公言しているようなものだ。連れ込んだ元老院にとっても謎の人物で、手を余らせて困り果てている様子だ。
それと、元老院はこれまで機密にしてきたが、昔ほど酷くはないにしても今も人が消え去る事件が起こっている。
ここには公にされない失踪者の家族や関係者が真相を知りたいと思い集まって“家”が出来た。
貴方は何の用でここに来たかはわからないが、我々はある程度後ろめたい立場でもイドリスに滞在する為の地盤を与えることが出来るだろう。
だがスルターナ様が家のリーダーなので、もし協力するならスルターナ様に申し出て欲しい。」

スルターナに話しかけると、

スルターナ「何かはしたいんです。隣に困っている人がいたから。だから“家”を作ったんです…私は協力してくれる方が多いなら歓迎します。」

主人公は、スルターナ達に協力することにした。

END
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28.篭の噂2
ザインに話しかけると、何かあった時はここに逃げ込むようにと助言を得る。
スルターナの頼みにより、皆が調べている事に協力することになった。

ザイン「現時点ではスフィアに何が起こっているのか調べるのも難しい。ひとまず、別口の怪しい部分から攻めている所だ。
以前から行方不明者が多発している事に関してなのだが、“隠されし篭”という監獄に閉じ込められているという噂がある。
いくつかの情報から、どうもこれは実在していて、アレメスが一枚噛んでいるのは間違いない。
全員は生きていないかもしれないが、その隠し監獄ににいる可能性はある。でも監獄として使っていて、皆に存在を知られていない場所なんてどこにあるのか…」

組織はその場所を探している最中であり、
アレメスや元老院の動向からシェトー近くである事は分かっているらしい。
そこで主人公は、街の人々から情報収集することになった。

主人公はグランコと商人ムスフィに尋ねたところ、分かったことはよろず屋ムーニャに連絡すると言ってくれた。
ムーニャの所へ戻ってこれまでの出来事を話すと、ムーニャも隠されし篭について調べる事になった。

END
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29.ニゴー君大暴走
ムーニャに話しかけると、困った事があるという。

ムーニャ「うちがこの間拾って修理した子…ニゴー君て呼んでんねんけど、自立稼働するせいですぐ勝手な事するんよ。
で、探したらどっかで故障してるんよな。
今回も、また修理が修理が終わって目を離した隙にどっかいってしもうてな。
こんな時のために、例の位置情報を発信する装置付けといてんけど、遠くへ行かれると情報が届かなくなるんよ。」

主人公はムーニャに頼まれ、少し前に送られた位置情報(街の南東)の場所に行くことに。

ムーニャ「ニゴー君、記憶の回路が足らんせいなんか、言動おかしいけど、気にせんといたってな。」

目的地に辿り着くと、そこにはスルターナと、その仲間の天涯孤独のモフセン、スフィア管理隊率いるアレメスがいた。
スルターナが気にしていた荷物の隙間には見覚えのあるミニゴーレムがはさまっていた。

ニゴー君?「狭イトコニハサマッテルノ、無駄二落チ着ク…」

一方でスルターナは、元々アレメスとモフセンの件でここに来ていたようだ。
モフセンは、アレメスが厳戒地区ダレスで父を殺したと追究する際、自身の組織について口を滑らせてしまう。
アレメスはスルターナと主人公が一緒にいるのを見て、スルターナはバスイット王の娘であること、主人公がレーム王(という事になっている)であることを暴露してしまう。

その時、今まで荷物の間にはさまっていたニゴー君(?)が動きだし、アレメスを見た。
ニゴー君?「水…晶…スイショーーー」

そう叫ぶと突然挟まっていた荷物を蹴散らし、アレメスへ体当たりした。
その際にアレメスが落とした何かを素早く取り上げたミニゴーレム(ニゴー君)は、

ニゴー君?「スイッショトッターー
あんな…使ッテタ、水晶…れが…れがナントカ…ソレッポイ名前ダッタ、れが…コレ、アレダアレ…アレ…」

ミニゴーレムが掲げているのはフォイルニスの水晶に見える。

ニゴー君?「れがりあ盗ンデ…逃ゲッドー!」

ミニゴーレムは逃げ出し、アレメスとスフィア管理隊も追っていった。
ミニゴーレムの狭い所によく挟まる事や、あんな、レガリアという単語から、このゴーレムは恐らく第三章でアンナといたゴーレムだろう。
ゴーレムは無事だったが、崖から落ちたアンナは無事なんだろうか…
というかレガリアの一つであるフォイルニスの水晶が何でアレメスに渡ってるのか…

残されたスルターナ達は、組織についてアレメスに知られた事について、ザイン達と相談することになった。
別れ際、スルターナはそれぞれの出自についても話し合いたいので後で“家”に来るよう主人公に指示した。

ムーニャの所へ戻り、ミニゴーレムがスフィア管理隊長アレメスの持ち物を盗って逃げた事を伝えると、ムーニャは盗った物を棄てて隠れながら逃げる命令の信号を試す事にした。

END
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30.廃位者達の余生
ムーニャは主人公とスルターナが会話している所を見たらしく、話の続きをしてきたらどうかと提案する。

主人公が“家”に着くと、スルターナと組織の一人であるジャミレが
地面の一部に描かれた青紫の光を帯びた何かの文様を凝視していた。
その文様は以前マニクにネックレスをかけた時に現れたものに似ており、嫌な感じだと思ったジャミレはこれを消しておくことにした。
ジャミレが去った後、スルターナは自身について語りだした。

スルターナ「私は…このイドリスの前王バスイットの娘…だそうです。王族の処刑があった時の事は、私は子供だったからほとんど覚えてないんです。
だから、私にはスフィア操作の為の印が刻まれてないので、スフィアが今どうなってるのか知るのも難しい…。
ただ元老院の人達も、王族皆殺しにしなくても良いはずだとは思っていたようで、
私は助けてもらえたし、その存在自体は、元老院にとって暗黙で公認されている…。つまりもう、私は好きに生きて良いんです。
レーム王国で何が起こったかまで詳しくありませんが、今や亡国といいます。西端区の管理者達は賢明な政のできる方達なので、もうあなたが王になることはないのでしょう。ですから、あなたもきっともう自由なんですよね。
イドリスも…前よりは良くなったと聞きます。でも、駄目な部分も山ほど残っていて、それが隠ぺいされて苦しんでいる人がいる。それを何とかしたいと思ってしまったら、どうしたらいいんでしょうね。」

会話していると、そこへムーニャがやって来た。どうやら主人公の服に位置情報自動発信器を付けていたようだ。
ムーニャが得た隠されし篭の情報によれば、噂の出所はジローナ達より武闘派の自立派ブッフォだという。

ムーニャを見たスルターナは、自身が貴族町に保護されていた頃に彼女を見た事を思い出す。

スルターナ「確か…アル・ダレシーの子よね?あの地区の貴族は、人が消える事件でほとんど誰も残ってないはず。」

事件について何か知っていないか聞くも、ムーニャは当時出掛けていたので何も見ていないらしい。
それを聞いた旧貴族カーディルがムーニャに組織への勧誘(?)をするが、ムーニャは興味ないらしく、まだニゴー君の問題が残っているとのことで帰っていった。

END
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(第五章)31~35

オルクス(シナリオまとめ)
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