先週 行われた 2016年の夏季オリンピック候補地の
最終プレゼン みなさん 見ました?
私は 結果はともかくとして 贔屓目を差し引いても 日本の
プレゼンが 一番心に残って 良かったと思います。
特に 先に行った シカゴのプレゼンでの オバマ大統領の直後だけに
会場内が ざわついている中に 登場した三科怜咲さん。
若干15歳にして 堂々とした英語でのスピーチ…。
情熱的に オリンピック開催と環境問題を リンクさせた内容…。
本当に 素晴らしかったと思います。
ネット上では 無名の女の子だとか まるで高校や大学のESSの
英語スピーチコンテストみたいだと 無責任に批判する書き込みが 横行して
います。
某所には…
「over practice」 よくあるんです、こういうケース。
練習しすぎ。 そして、やたら情熱(passion)を表現する。
彼女は、何回も推敲されたスピーチ文をふつうの日本人とは違う、
英語っぽい発音で話しました。
一生懸命プレゼンの練習をした情熱がみなぎっていました。
でも、聴衆は動かない。
面白くないのです。(お笑いが必要というのではなく)
バックに流れる地球温暖化の映像はステレオタイプ。
お勉強・お稽古事の発表会、学芸会のような感じ。
これらで子供のパフォーマンスを喜んでいるのは親だけですが、
今回の五輪招致最終プレゼンでは、
三科怜咲さんの”努力振り”を喜んでいるのは日本委員会の方々。
まじめに努力して、
きちんとルール(教科書)を守り、
やる気、情熱を表現しても、
聴衆は動かない。
必要なのは、
プレゼンする人の情熱を伝えるのではなく、
聴衆と共有する情感です。
・・・なぁんて事も 書かれています。
確かに 書かれている事も 間違いじゃないんですが、
JOCの委員の方々や 三科怜咲さんを 結果論で批判するのは
誰でも出来るでしょう。 結果論で 文句の言うのは 簡単です。
もちろん 賛否両論あって いいんです。
民主主義ですし 批判的な意見があってこそ 次の時の反省材料になるのですから。
でも…
批判をするなら ちゃんと代案を出しましょう。
自分が 今回のプレゼンの責任者なら こうやるぞぉってね。
という事で 自分だったら こう演出するぞぉ っていうのを 書いてみたいと思います。
今回は 最終プレゼンの あの場に行くのに 参加者全員 1人30万円の オーダーメイドの
スーツで 臨んだそうです。 税金の無駄遣いとか 高すぎるという話は 置いておいて
私が まず感じたのが 「何で スーツなん?」
日本人のイメージは 紋付袴か 着物ですよね。
全員が 紋付袴&着物で あのステージに登場したら 少なくとも 投票権を持つ
ほとんどの IOCのメンバーの方は 注目します。 オバマ大統領のスピーチの余韻も
一瞬にして 払拭出来ます。
で その内の何人かが ちょんまげの かつらをかぶり 腰に おもちゃの刀を さしてたら…
顔を白く塗って バカ殿の 格好をしていたら…
忍者の 格好をした人も 紛れていて チャンバラを始めたら…
多分 めちゃ 受けますよね。 日本の印象が 強烈に残りますよね。
「前例がない」とか「神聖な場で ふざけている。」という 意見が出るかも
知れませんが 別に最終プレゼンに 時間制限があっても 格好や方法に 規約は
ありません。 又 前例がなければ 自分達が 前例を作ればいいだけなんです。
今回は 当初より 東京での開催は難しいという 世論が大半を占めていました。
でも もし 私の考えたやり方で 東京が招致に 成功していたら…
次回の 2020年招致の時には 各候補地のプレゼンは 前例を見習って そのお国柄の
特徴をうまく生かした 楽しい演出が それぞれ行われるかもしれません。
成功と失敗 喝采と批判は 紙一重です。
いかに 前例にとらわれず 相手の心に 上手く 入り込む事が出来るか…
プレゼンって そこが面白いんです。
JOCのみなさん
もし 2020年のオリンピック招致に 日本のどこかの都市が 又立候補するなら
頭を柔軟にして 常識や前例を ぶち壊すくらいの事を してみません?
きっと いい結果に 結びつくと思います。
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