　
こんなキャラメル、あったな。今でも売っているの？

これはさすがに知らん。

このソーダーのラベルは見たことが無い。

それもそのはず、昭和３６年の雑誌の広告だ！！アストロボーイ、アトムだ

藤原紀香の出る日本酒「月○冠」のＣＭで

和服の藤原が高級割烹のおかみさんに扮し　中高年の男客と会話

「おこしやす。　好きどすえ～

「ふーん、バブルってそんなにすごかったんや・・」

とワザとらしい京都弁で言っているが

「バブル時代を知らない、和服の似合う若い美人おかみ」

という設定が腹が立つ。

そこに岡本夏生と青田典子の中年女が２人いて、バブリーを思いっきり楽しみましたー

とジュリアナの扇子をひらひらさせて「バブルさいこー」「イエーイ」[と

白髪が生えかけたワンレングスで踊られると、客の男は嫌だ。

そもそも藤原紀香も１９７１年生まれで、バブル真っ只中の１９８９年には１８歳になっているから、

全然その時代は知らないとは言わせない。

バブルというとさまざまな逸話がある。すべて実話だ。

「夜、サラリーマンがタクシーを拾うために（短距離でも）一万円をひらひらさせて止めようとしていた。それでも、タクシーは止まらなかった。一万円札を目にしても・・」

「東京の証券会社の職員が、昼めしにサッポロらーめんを喰いにいこう！と、本当に羽田から飛行機で札幌まで飛んで、食いに行った。」スネ夫の一家のようだ・・

「安い値段で売れなかった時計・宝石を、倍の値段（８０万円位）を付けてみたら飛ぶように売れた。物の価値ではなく、高い値段イコールいい物と思いこまれていた。」

「各地に郊外型リゾート地が次々に出来、ヘリコプターの離着陸場まで造られていた。週末の休みに、ヘリをチャータ－してリゾート地にいく。それが本気だった。」清里など今は閑散としたリゾート地の廃墟が全国に残る事となる

「えっ！？公務員になるの？つまんないなそれじゃ。民間企業に就職するほうが給料が高いよ！！」

当時大学生の間にこんな会話がされていた。これは本当の話だ。この好景気に、お堅い公務員なんて・・と思われていた。どんどん大卒が民間に就職していった。実際、公務員より民間のほうが高給だったのだ。ほんの数年間の間は・・・・」そうして能力の有無に関わらず安易に企業に入ったバブル世代の多くは、リストラの憂き目にあう事となる。

「地価がどんどん上がり、ハンカチ一枚の面積が億単位となり、地上げ屋が跋扈、土地ころがしも盛んに行われた。当時巨人は藤田監督で強く、８９、９０年連覇　　大洋ホエールズなど巨人に負けるたび　G上げ屋と呼ばれた。また桑田も不動産投資に熱心で投げる不動産屋と言われた。

「何より繁盛したのが、バー・クラブ・ディスコなどの夜の水商売だ。怪しげなバブル紳士が夜な夜なあらわれ大金をばらまいていたのだ。シャンパンタワーに高い酒、ホステスの頭上から一万円札をばらまくオヤジなど、連日連夜、札束の飛び交う常軌を逸した世界が繰り広げられていた。」

ディスコ・トゥーリアの巨大シャンデリアが落ちた。

いま、景気が上向いているかどうかは、政府や経団連の会長ではなく、タクシーの運転手、水商売の経営者に聞いてみるといい。

口を揃えて、あまり良くないというはずだ。

解体,無くなった聚楽。おや、上に誰か人影が。あれはいったい
誰だ！？
ああっ　西郷どんではないか！！じゅらくの西郷丼は、うまかった・・。
（本当は、それほどでもなかったが、ただ懐かしい）

上野 西郷像

上野　西郷像