若冲展を見に東京へ行って来ました

GWのこの日は、開場30分前で既に500人を

超える行列となり、『動植綵絵』全幅が展示される

会場は予想通り、史上稀にみる混雑ぶり

5月2日時点で１０万人突破ということですので、

１日１万人程の来場者です。

これでは観覧の人数制限などやってられないですね

全89点の作品の前はどこも人だかり・・・。

その緻密な描写を少しでも目に焼きつけようと、

ガラス越しに貼り付いた人の山・・・。

一点の作品全体像をまともに鑑賞するなどという余裕は

あるはずもなく

ともかく改めて日本美術の人気が高まっていることは、

実感します

さて気を取り直して～

生涯1000点もの中国朝鮮絵画を模写した若冲。

その躍動感溢れる鮮やかな世界観は、

「良い古典はいつまでたっても古くならない」という

アメリカの若冲絵画の収集家プライスさんの言葉通り。

「百犬図」の中から、こんなユーモラスな可愛い犬

も発見しました。

その後、１㌔を超える若冲展の図録を引っさげ

スカイツリーの天空プラネタリウムへ。

「星空は時を超えて」～

若冲が生きた300年前の江戸時代の美しい

満天の星空が上映されました。

「今の時代と星の見え方はなにも変わっていない、

変わったのは街の光・・」とナレーション。

江戸の宇宙を感じた一日でした。

若冲！