5/28(日)、今週は潮が大きく引かず長根には渡れない潮回りなので、ホームの地磯に入ることに。
前回、長根でイシガキダイが釣れたので、もう既にイシガキダイのシーズンになっているかもしれないという事で、特餌のザリガニを事前に30匹ほど調達し持っていきます。そろそろイサキシーズンに突入しているはずなので、今回は夜釣りのイサキ狙いから入り、明かるくなったらイシダイ・イシガキダイを狙って昼前には撤収する計画です。
行きがけに青木釣具店に寄ると、いつも一杯店先に並べてある解凍中のコマセが全く無い。大将にどうしたのかと聞くと、南方の台風のウネリが入ってきており、それを警戒して釣り人がいないとのこと。そんな中、自分は行っても大丈夫なのか不安になる。予報では波はまだ高くなかったと思うが、念のため、購入するコマセの量はオキアミ1.5kg分に留めておく。
磯到着が遅くなり釣り始めた時は既に3:00を回っており、東の空が丁度白み出す。夜釣りというか朝マヅメな感じだが、イサキが釣れるかもしれないので短期決戦でコマセをバカバカ撒いて勝負をかける。
一度、ウキがジワジワ沈み大物が掛かったが、あまりの引きに糸が切れそうな感じがして思わず糸を出してしまい、さあ回収にかかろうと撒き始めた途端、丁度ガン玉付近でハリスがプツリと切れてしまった。根ずれか、あるいは糸の痛みがあったのか。やっぱり糸は出さないようにして初動で一気に魚にこちらを向かせて勝負をかけないとダメですね。。。反省。その後は明るくなるにつれ餌がエサ取りに瞬殺されるようになり、そのうちにコマセが尽きて終了。お土産は無いが、大物の引きを堪能できたのでコマセ代の元は取ったことにするか。。。
今回、いつも入る釣り座に燃やしかけのゴミが沢山落ちていてゲンナリ。放置して帰ると自分が出したごみのように思われると嫌なので、仕方なく回収して持ち帰りますが、マナーの悪い釣人は本当に勘弁してほしい。自分の出したゴミはちゃんと持ち帰れ!バカ!
明るくなったのでサザエ餌を放り込みイシダイを狙いつつ、磯際にザリガニを垂らしてイシガキダイを狙うことに。しかし、サザエはウツボと思われる当たりで、ザリガニはベラと思われる当たりで齧られ続ける。
6:30頃、サザエ餌に魚が食いつき上がって来たのは32cmと良型のアカハタ。やった、坊主は回避。
8:30頃、すぐにエサ取りにやられるザリガニを延々と打ち返していると、いきなり竿先がきれいな半月を描いて海に突き刺さる。おおっ、とうとう今年初のイシダイが来たか!と大興奮で回収にかかるが根掛りして出てこない。少し緩めて待つと、再びぐおーっと引かれるが、まだ根掛りしている。魚が掛かっているのは間違いなさそうなので、ダメ元で出てくるまで糸を緩めて根競べすることに。
しばらくすると、急に意図がふわーっと緩んで何か魚が力尽きたような感じになったのですかさず回収にかかる。おおっ、これは大きい。本命か?と姿を現した魚を見ると、47cの良型のイラ。がっくり。
本日のお土産はアカハタ1(32cm)、イラ1(47cm)。
2匹だけだけど良型で満足。イラの刺身はブダイのように美味しくないイメージでしたが、食べてみるとアカハタと遜色のないおいしさ。シーズン的なものなのか、あるいは、たわしで表面のぬめりをこすり取ったために匂いが身に着かなかったのが良かったのか分かりませんが、ラッキーでした。
夜釣りで久々の大物の引きを堪能でき、夜釣りの面白さを思い出しました。夜釣りは7月になって昼間は暑くて釣りどころではなくなってから開始しようと思っていましたが、このまま昼間に釣れない石物を狙い続けるよりも、夜釣りで本気でイサキを狙うのもおもしろそう。悩ましい。