この時には
一過性の顔面麻痺を覚悟して手術に挑む事にしていました
自分で努力して治るものならいくらでも努力したいと思ってましたし
一過性の顔面麻痺上等と思ってました
耳下腺全摘出は
耳下腺内を通る顔面神経を確実にさわります
枝分かれした神経をすべて触るので
一過性の麻痺しても仕方ないと思ってました
麻痺しなかったら良いなんて思ったら本当に麻痺した時のショックに私がどれだけ耐えれるか考えると期待なんてしない方が楽でした
大抵の耳下腺腫瘍は
顔面神経の外側(浅葉)に腫瘍が出来て
顔面麻痺が起こることは少ないです
でも顔面神経より内側(深葉)に出来る人もいます
深葉手術も一過性の顔面麻痺は起こることは浅葉より高いですし
顔面神経を切断も可能性としてはあるます
私の場合は
腫瘍が神経に癒着していたら
顔面神経を移植する話までされていて
これは最悪の場合だろうと考えていました
だから手術したくないと
思っても腫瘍は大きくなるし
放置すれば放置するほど
また私の腫瘍は一部が悪性になることがあるので
手術するしかなかったし
分かれば分かるほど逃げる事もできなかった
頭の中は
顔面神経移植→顔面神経切断縫合→一過性の麻痺
こう考えると一過性の麻痺に対しての抵抗はなくなりました
(顔面神経移植)は見た目はある程度元に戻るが笑うと顔が歪む。この状態に回復するのも1年からかかる
(顔面神経切断縫合)は見た目は元に戻る。笑うと顔が歪む程度麻痺が残る事がある。半年くらいで回復
(一過性の顔面麻痺)は見た目は元に戻り。回復は2、3ヶ月くらい
上記は手術する医師でも違いますし。顔面麻痺の回復も個人差がある