内藤忍の資産設計塾第3版が出ていたので、早速購入して読んでみました。
以前の記事は、こちら
- 内藤忍の資産設計塾第3版 [ 内藤忍 ]
- ¥1,733
- 楽天
以前の記事にも書きましたが、内藤さんのこのシリーズは、今までにも随分と影響を受けた本です。今回気になっていたのは、国内株式について内藤さんがどう書くかです。
その点についての以前の記事は、こちら
内藤さんが、自らのブログで不都合な真実ということを書いていました。その内の1つが、日本株がいつまでたってもアンダーパフォームということです。この点について、第3版では次のように書いてあります。
・資産全体の中に日本株をどの程度組み入れるか慎重に検討する必要がある。
・インデックスによる投資よりも、アクティブ運用によるリターンを狙うべき市場と考えることもできる。
さらに、以前の内藤式標準的アセットアロケーションでは、日本株式を30%としていたのに対し、第3版では、名前から「内藤式」が外れ、標準的なアセットアロケーション例として、10%±10%としています。
やっぱり、日本株式自体の割合を引き下げ、更に日本株式については、インデックス投資の限界を感じているようです。
私自身の正直な感想は、30%は高いような気がするし、10%は低いような気がするといったところでしょうか。正解はわからないので、自分がいいと思った割合で投資するしかないですね。
もう1点第3版で気づいた点は、FXについてです。以前の版では、FXを外貨預金や外貨MMFの代替として活用するということが書いてあったのですが、第3版では、この方法は書いてないみたいです。
今回で第3版になるので、ざっと読んで変わった点を中心に読んだので、見落としたり、読み違えていることがあるかもしれませんので、その点はご了承下さい。
いずれにしても20年30年と投資を続けるわけですから、時代の変化に応じて投資方法を微調整することは避けられないと思っています。そのためにもつねづね情報を取り入れ、知識を身につける必要がありそうです。
さっきも書いていますが、私は内藤さんの影響を強く受けていますので、これからも内藤さんの書籍には、目を通していきたいと思っています。
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